無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

ドラムペダルハードケース?!

2015年11月07日 | MUSIC LIFE
 ドラマーの皆様、機材ケースはハード?orソフト?

 リハスタのみならず、たいがいのLIVEハウスでも、ドラム機材はほぼ全て揃っていて、愛用のスティックさえ持って行けば事足りる、という、ドラマーにとっては有難い時代ではあるものの、やっぱりペダルとスネアくらいは自分のものを持って行きたいですよね?(本当はシンバルも持参したいところですが、大荷物になり過ぎるので、リハスタにはあまり持っていかない)

 で、持ち運び用機材ケースとなるのですが、恐らく、ハードかソフトかで言えば、電車で移動することの多い地域では、ソフト派が圧倒的なのでは無いかと思います。(ハードケース付属のペダルもあるものの…)

 さて、それをどうやって持つか?ですが、全部手持ちするという剛腕の方を除いては、背負ったり、カートに積んで移動することになると思います。

 かく言う自分も、スネア&ペダル2個イチリュックを背負う元気は無く、カート派に甘んじているのですが、ここで問題なのは、何も考えずに買ったスネアとペダルのソフトケース、カートに2段積みにすると安定が悪いし、スネアにダメージが来そうだしで、どちらかをハードに変えたい今日この頃、でも、せっかく買ったプロテクションラケットのケース(ソフト)だし、ハードケースも意外と高いし…、などなど悩んでいたところ、見つけました! 安くて良いペダル用ハードケース。

↓カメラ機材用アルミケースです!


 HAKUBAのアルミケース(AC01 L15L:約4800円)で、愛用のYAMAHA FP9500Cにぴったりのサイズ。特に高さと長さはギリギリで、ロングボードの8500等はキツイと思われますので、ご購入を検討される場合注意してください。

 しかし、造りも内装仕上げもきっちりしていて、下手な楽器用ハードケースを買うより全然お買い得でした。販売量が原価に効く工業製品ならでは事象だと思われるので、異業種の製品を横断的に企画することで、生産効率を上げる余地がまだまだあるのでは無いかと考えさせられます。

↓で、実際にカートに積みこんだところ。



HAKUBA ハードケース ルフト アルミケース AC-01 L 15L シルバー ALC-AC01-L
Amazonで詳細を確認
ショルダーベルトも取り付け可能(付属)です


叩いてみた w/NIKE+FUELBAND

2014年11月28日 | MUSIC LIFE
 一日の活動量を測定し、スマホやPCでグラフィカルに楽しく数値管理できるNIKE FUELBANDを買ってみました。(商品詳細はサイトで見てね)

 基本的には、ランニングやウォーキング向けで、バイク(自転車)やジムでのトレーニングなど、腕の運動量が少ないものについては、正確な活動量が測定できない、という難点もあります。

 では、腕の運動量が必要以上に多い(?)ドラム演奏だとどうなっちゃうのでしょうか? 早速やってみました!
 

 ↑先ずは演奏前の数値【725】FUEL。ちなみにFUELとは、NIKE独自の活動量単位ですが、そのロジックは良く分かりません^^;

 そして、BMP100~120のミドルテンポのスタンダードPOPS系7曲30分演奏後の数値は、↓の通り【1347】FUELとなり、活動量は【622】FUELとでました。
 ちなみに、16ビートの曲(左手を多用する)は1曲、左のゴーストノートを多用する曲は半分くらいです。



 さて、【622】という数値は多いのか少ないのか、NIKE独自の単位なんで、てんで見当がつかないと思いますので、比較対象として、ウォーキングの数値を言うと、1km/10分(時速約6.0km)のペースで30分歩くと【600】FUEL前後になり、それとほぼ同等の数値だということが分かります。

 体感的には、6.0km/hの速さのウォーキングより、ドラム演奏の方が、心肺への負荷は低いように感じますので、やはり、腕を多用するドラムは、やや高めの数値が出ているような気がします。この辺は、脈拍数も測定できる、EPSONのPULSENSEなんかだと、より正確な数値が出るかもしれませんね。
 でもまあ、ドラムでエクササイズする為に、FUELBANDを買った訳では無いので、今回は、とりあえずやってみました、ってことで(笑)

 ということで、皆様も、来るべき1億総ウェアラブルガジェット装着時代に備え、今から、何処の誰だか分からない輩に、クラウド経由で自身の状況をモニタリングされることに慣れておきましょう!?


Nike+ FuelBand SE ゴールド M/Lサイズ 日本国内版
GOLDのアクセントがおしゃれです

2012年04月29日 | MUSIC LIFE
 コストが無いから、、、設計がバカだから、、、経営者や営業に見る目が無いから、、、製造設備がショボイから、、、だから良いデザインが出来ない。本当にそうだろうか? コストや生産技術の壁を全て取っ払えば良いデザインが生まれるのか? もし生まれたとして、そいつはプロダクトデザイナーとして機能したと言えるのか???

 などと思う一方、趣味のバンドでは、、、もっとベースが安定したノリを提示してくれれば、もっとキーボードに手数があってダイナミクスレンジを広く表現してくれれば、などと思う今日この頃(と言うにはちょっと前になりますが)、数年前師事していたドラム師匠のLIVEでの体験を残しておきたいと思います。


 このバンド、昨年の同時期にも紹介しましたが、ドラム師匠とボーカル(まだ無名ながらメジャー級と賞される上手さ)のユニットに、サポートメンバーが付くと言う構成。

 で、MC中の事なのですが、まず師匠が観客に“3‐2のクラーベ”を手拍子することを要求。やや難易度が高いと思われたけど、自分も含めたドラム教室の生徒さんらしき人や音楽に詳しそうな人々も多数いて、ちゃんとカタチになった。
 そこに師匠のジャンべがリズミカルに絡んできて、会場にノリの良いグルーヴが生まれ、そこへソウルフルなボーカルがガッツリ乗っかってきて、唄とリズム(観客もその一部)に圧倒されるという余興。

 そして最後に師匠が語った言葉が、「人類が最初に手にした楽器は打楽器、そして唄声」、つまり、リズムと唄さえあれば音楽が成立すると。

 いや、流石ドラムの師匠、勉強になりました。周りの事をどうこう言う前に、壁を乗り越える為に自分がやるべきことは、まだまだ沢山あるぞ、と言うメッセージと、そこに向かってチャレンジする為の勇気までもらった、素晴らしいLIVEでした。



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解散LIVE!?

2011年07月06日 | MUSIC LIFE
 なんだかちょっと、同僚の送別会がいつもの年より増えている気がする…。

 いや、企業戦士と言えば転勤は付きもの、それはデザイナーとて同じ事、行けと言われればどこまでも(?)、なんですが、ここへ来て動きが活発になっているような。

 と言う訳で送別会ですが、今回送り出したのはただの同僚ではなく、自分のレギュラーバンドとは別に、結成を予定していた新バンドのバンマスさん。
 昨年、某新聞社主催のバンド大会に応募の為、サポートドラマーとしてレコーディングを手伝ったとこなんですが、今年から、正式メンバーとして本格的に活動しようと、1回だけセッションで集まった直後、転勤命令発令…。
 で、バンマスが居なくなったら、曲を書く人も居ないし、続行不能と言うことであえなく解散することに。送別会会場は、演奏の出来る飲み屋さんで、最初で最後のステージを披露しつつ、惜しまれながらのお別れとなりました。

 余談ですが、年初の当ブログを読み返すと、“もう直ぐ日本経済は最悪の時を迎え、日本人は世界に散ってビジネスを展開せざるを得ない”的な、予知めいた事が書いてあった。さて、自分も2回ほど転勤を経験していますが、今度はどこかな?!


 上の写真は、シンバルを色紙代わりにした寄せ書き。実は自分の愛機の1つ、このバンドで数少ない想い出となった昨年のレコーディングで使用した、ジルジャン Kカスタム ハイブリッドスプラッシュ 9in、結構気に入ってましたが、思いきって進呈。



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つなげよう日本

2011年05月15日 | MUSIC LIFE
 初夏を感じさせる晴天のもと、爽やかな空気を胸一杯に吸い込む、、、気に、イマイチなれない今日この頃、如何お過ごしでしょうか?

 さて、今年の池袋JAZZフェスティバルは、東日本大震災復興支援イベントとして、タイトルにある『つなげよう日本』をテーマに開催されました。
 我らがバンドもそれっぽい選曲を用意し、昨年に引き続き、観客のみならず通り過がりの方々も魅了、、、させる予定だったのですが、出演日と歌姫(ボーカル)の海外出張が重なり、あえなくドタキャンとなってしまったのでした、社会人バンドの宿命とは言え、3月のLIVE震災自粛に続き、2連チャンキャンセルです、トホホ。


 つーことで、ほんとうは出演と引き換えにもらえる“Tシャツ”(↑)を、「出演料が払い戻せないから良いですよ」と言う主催者のお言葉に甘えて、図々しくも、バンドメンバー全員分受け取りに行ってまいりました^^;


 で、もらうだけじゃなくて、3月まで3年間師事していたドラム講師のバンドの出演時間を狙って、しっかり応援して来ました。ボーカルのILUさん、半年前に見させてもらったLIVEからパワーアップ著しく、素晴らしい歌唱力で今後の活躍が楽しみです。
 彼等は、今回のようなアコースティックバージョンと、バンドバージョンの2バージョンを展開しているバンドです。詳しくはILU GRACE Official Web Siteでご確認下さい。

 しかし、自分達は考えてみると(考えるほどじゃないが…)、昨年の池袋JAZZフェス以来1年間LIVEしてない! 早く次の計画を立てなきゃ。



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名古屋流浪その2.aikoのペロン

2010年05月24日 | MUSIC LIFE
 ということで、名古屋まで来た本当の目的ですが、aikoのLIVE、LOVE LIKE POP Vol.13 への参戦でした。正直、自分領域のアーティストでは無いのですが、、、とりあえず、ひつまぶしに釣られてやって来た、という訳です。

 バックバンドのベーシストは、以前から、quasimodeでも活躍中の長須和広が演っていることは知ってましたが、実は、ドラマーが誰かは知りませんでした。

 で、ステージ上のセットを見ると、1タム2フロアー、1番右側のクラッシュはシズル付きで、JAZZ系の人かと思ったら、ドラミングはカラフルで、aikoの楽曲に彩りを与えていました。(出だし、PCの設定変更かなにかで大変そうでしたが、、)
 そしてLIVE中盤、会場中央にステージが移ると、小口径のJAZZキットに乗り換え、グリップもマッチドからレギュラーに、長須和広と息も合ったJAZZYな演奏が最高だったその人は、佐野康夫でした。さすが百戦錬磨のスタジオミュージシャン、いろいろ勉強させて頂きました。

 惜しむらくは、恐らく、日本ガイシホールの音響特性のせいで、リズム隊、特にドラムの分離が悪く、プレイしている事の多くが、音としてはっきり聞き取れなかった事。
 って、見どころが違うんじゃないの?と、検索で流れ付いたそこのあなた。ハイハイ、aikoもちゃんと見て来ましたよ~。ステージからも、花道からも十数列の位置で!

 つーことで、感想ですが、aikoめちゃカワイイ。ルックスだけでは無く、存在自体に、カワイイという神様が宿っているかの様なオーラが発せられ、そのちっちゃい身体で、会場全体を包み込んでいました。
 そんなaikoから、幸せと勇気をもらう為に多くのファン(今日は女子65%/男子35%くらい)が会場に集まり、aikoもそれを受け止め精一杯応えて行くという感動の構成/演出で、おまけに歌唱力もあるとなれば、先にバンドのことをあれこれ書きましたが、ほとんどの人にとっては、aiko+その他大勢という風にしか感じられないのでは無いかと思えるほどでした。この辺、同じJ-POPでも、カエラとかとは大きな違いを感じます。

 そしてLIVEは、桜吹雪のアンコールでクライマックスを迎える訳ですが、その後の演出もサスガです。

 名残惜しくもaikoが去った終演後、その興奮覚めやらぬ時、ステージ上のスクリーンには、メンバー1人1人の映像が、aikoの優しい歌声と共に流されます。それが終ると、今度は本日のセットリストが、aikoの手書き文字のアニメーションで1曲1曲紹介され、今日の楽しかったLIVEを反復してくれます。
 この、(ファンにはブチ殺されそうな表現ですが)優しく後戯してもらっているかのような演出は、骨太男子御用達の長渕剛のLIVEではありえないと思われる行為です。
 なので、早く終ってしまう(?)男子も、女子のお供で来た場合、例え、それでなくてもaikoのMCが長引いて、終電の時間や、この後行きたい店のラストオーダーの時間が気になったとしても、絶対に遮っていはいけない時間であることを、心しておく必要があるかと思います。

 え~、最後はちょっと下ネタ風味なまとめになりましたが、aikoのトークも意外と下系だったので、ペロンしちゃいました。





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戦略

2010年05月16日 | MUSIC LIFE
 池袋ジャズフェスが終了したので、台北報告【その2】はちょっと先送りにしつつご報告を。

 このイベント、昨年は観客の目から“上手い人が多かった”と、ブログに書きましたが、今年は、より本格的なJAZZバンドが増えてて、出演応募した立場からすると、“予想外”にパワーアップしていて、ビックリするやら焦るやら。てか、JAZZでも無く(スタンダードPOPS)、すげー上手い訳でも無い(Vo.だけは上手いけど、、、)我々が、何故、オーディションに合格したのか???的な(笑)

 まあ、そんなこともあろうかと、最大限自分達を守るお客様に楽しんで頂く戦略を2つ用意していた。

 その1:オリジナルメンバー(Vo.Key.Ba.Dr.)では音が薄すぎると判断し、急遽、コーラスを勧誘。前記した通りVo.は上手いので、これで、最強の唄パートの完成。

 その2:最後の1曲に、その派手な歌唱力で、それまでの全てがチャラになるような強烈な選曲&ダメ押しのストーリー設定(謎)

 って、簡単に言うと、低い演奏力をカバー(or無かったことに)する戦略なんですけどね^^; でも、これがまんまと当たり、特に“その2”で、相当な観客を動員していた(=通行人を立ち止まらせた)ようです。

 個人的には、純粋に音楽演奏だけじゃ無くて、仕掛けや演出、その為の仕込みまであって、LIVEって楽しいと思うし、それに加えて、聞いてくれた人の反応が、やりがいのほとんどだったりするのも、以前、ブログに書きましたが、なんか、仕事と同じ感覚なんですよね~。




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元気の源

2010年03月29日 | MUSIC LIFE
 人生いろいろありますが、とりあえず、これを見ると元気が出る今日この頃。薀蓄抜きで載せておきます(笑)



 この人の他の動画では、こちらなんかもかなりイケてます。


 実は、世界にはまだまだスゴイ人が居るんだなぁ、的な動画↓





 しかし、何者なんでしょうか?
 お気に召した方は、スーパーマリオなんかもやってますので、ご鑑賞下さい。


 で、日本代表はこの子かな、機材もスゴイです。





 とにかく、みんな楽しそうだ。

 だが、しかし、、この線を目指すと言う手もあるかもしれない(必見)



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通販の落とし穴

2010年02月17日 | MUSIC LIFE
 有楽町西武百貨店が今年末で閉店となる。その理由が、時代に即さなくなった百貨店事業と、それとは引き変えに急成長している通販事業との対比で語られていますが、確かに、自分自身も通販利用率は、かなり高まっているのが事実。

 (個人的には、有楽町西武の閉店は、セゾンゴールドホルダーの特権である、買い物の有無に関わらず、駐車料金3時間無料サービスの拠点消滅ダメージが大きいかも。特に、駐車料金の高い銀座界隈では貴重だったのに…)

 もとい。昔の通販と言えば、どこで売っているか定かでは無いようなものを、雑誌の広告や取り寄せたカタログで見て、現金書留でお金を送って注文し、ドキドキしながら到着を待つ、なんて感じで、時間もかかるしかなり特別な行為でしたが、今となっては、ちょっと出かければ売っているお店があるようなモノでも、ネット&カード決済のチカラで、ポチってしまうのが日常だったりします。(但し、一部の出展者評価システムはかなりウザいと思いますが)

 ただ、昔も今も変わらないのは、「現物」を手に取って見れないこと、ネットの口コミ情報なんかで、かなり精度の高い情報を手に入れることが出来、書面媒体だけで購入を決心していた頃よりはマシですが、「音」や「フィール」など、現物でしか確かめる手段の無い楽器なんかは、かなり危険です。
 と言いながら、実は、結構通販で買っちゃってます^^;、でも、ドラムスティックだけは、1本1本、お店でフィールやウエイトを確かめながら購入していたのですが、先日、とうとう通販で購入してしまいました。

 購入したのは、ジルジャンというメーカーの、レニークラビッツのサポートからJAZZまでこなす、シンディ・ブラックマンという女性ドラマーのシグネチャーモデル。
 このスティックは、音色のみならず、振ったときのバランスやヒット後のリバウンド感覚が、かなり好みにハマっていてコントロールし易く、愛用していたのですが、シンディとジルジャンとの契約が切れ廃番となり、1年くらい前から店頭から消え始めたため、代替えスティックを探していたのですが、「コレだ」というものになかなか出合えず、そろそろ手持ちも無くなって来て、どうしようかと思っていたところでした。(注:スティックは消耗品です)

 で、もしやと思い、ネットで検索したところ、「大量に仕入れたので、まだ18セット残っている」という店を発見し、やった!と思い、6セット大人買い(笑)


 本当は買い占めようかとも思ったのですが、「通販」であることの不安が頭を過ぎり、控えめ(?)にしておきました。

 で、届いたモノはソリなど商品としての問題は全く無かったのですが、ウエイトが重い。いままで自分が使っていたのは、43~45g/1本だったのですが、今回購入したものは、53~55g/1本と約10gも重い。ドラムレッスン講師のアドバイスで、練習用には直径を1㎜上げたスティックを使っていますが、それでも約52g/1本なので、それよりもやや重く、ここに通販の落とし穴があった。
 但し、スティックは自然素材であり、重さはスペックとして明記されていないので、セットの2本の重さが極端に違うなどしなければ、何gであろうが文句は言えない(だろう)。
 救いは、試しに一番重い55gで2時間程セットを叩いてみましたが、重さによるフィールの違いは確かにあるけど、コントローラブルな点は相変わらず好感が持てたところです。

 話は変わりますが、通販だけに限りませんが、ネット&カード決済も原因の1つとして疑われる、カードナンバーのスキミングなんかも、落とし穴感があります。(iTuneの不正請求みたいなのは論外ですが)

 実は、自分も数年前に、楽器量販サイトのハッキングから、カードナンバー変更を余儀無くされて以降、パーソナルカード計3回、ビジネスカード1回のスキミング被害の経験があります。まあ、カード会社の迅速な対応で実害は無いものの、公共料金等の引き落とし登録カード変更手続きが、かなり面倒だったりします。

 ただ、ネット&カード決済の便利さは、1度知ったら止められないので、番号に何か(例えば指紋とか)をプラスするとかじゃなく、全く別の認証システムを導入して、安心して使えるようにしてもらいたいものです。



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楽しむことの難しさ

2009年09月20日 | MUSIC LIFE

 ジャズ、ロックなどの、ポピュラー・ミュージック教育で世界的権威を誇る「バークリー音楽院」で講師を努めていた、DAVID COWANという人のドラム・クリニックを受けて来ました。

 参加者は男女を問わず、割と幅広い年齢層で、活動内容も、プロ指向から趣味まで様々な、約30名程のドラマー達。

 講義内容は、ソロドラミングのみならず、ベーシストとギタリストを交え、アンサンブルで作るグルーヴ感という、非常に深いテーマを含んだカリキュラムでしたが、2時間と言う限られた時間で伝えられることも限られていて、少々不完全燃焼なところも。

 とは言え、参加者は、1つでも多くの技術なり知識を身に着けようと、DAVIDさんの後ろや前に回りこみ、そのグルーヴィーなドラミングを熱心に観察していました。

 とりあえず、ここでは細かいドラム・テクニックの話は置いておいて、冒頭、DAVIDさんが参加者全員にやらせたことを紹介します。

 それは、新しい手首のストレッチでも、演奏前のセッティング心得でも無く、“Music is FUN”と言うことを唱和すること。

 つまり、音楽は楽しくなければ意味が無いと、自分が楽しむことは勿論、聴いてくれる人もみんな楽しくなって踊り出すようじゃなきゃ、それは貴方の責任です、と。
 日常の練習だって、シリアスになり過ぎて硬くなったりするのはもっての他、とにかく楽しくやりましょう!と言うメッセージが込められたスタートでした。

 MUSICの語源は調べたことはありませんが、日本語の「音楽」とは、まさに音を楽しむと書く、早速、明日からの練習もその心意気でやろう、と、そのとき皆も思ったかどうかは分からないけど、具体的な講義が開始されると、全員シリアスなしかめっ面(真剣とも言う)になっていたことは確かです。


 クリニック後、昨年まで加入していたバンドのライブを見に行きました。

 非常に楽しいステージだったのですが、、、久しぶりに合流した、旧来のバンド仲間との分析では、このバンドは、セミプロレベルと言えるボーカルのキャラが、観客やバンドメンバーさえも楽しませていると。
 はっきり言って、バックはグルーヴするどころか、みんなのテンポがズレてるし、ボーカルとのレベルの差が歴然で、ちょっと残念な感じ、にも関わらず、ショーとしては楽しく魅せちゃっているのが、ある意味スゴイのです。ひょっとしたら、メンバーの気持ちのグルーヴが、物理的なテンポのズレを超越している?(嘘)

 実は、事前にリハーサルの様子を、『なかなか順調でみんな盛り上がっていて、この次に向けた話も膨らんでいる』と聞いていたのですが、オイオイ、バンド活動が楽しいのは、DAVIDさんが言うように良いことではあるが、次の話をする前にやることあっただろう、と言う感じです(笑)


 さて、デザイナー諸氏のみなさま、デザインすることを楽しんでますか? そして、そのデザインは、買ってくれた人や世の中を楽しくしていますか?



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