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無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

カラークリエイションの源泉

2013年09月14日 | EXHIBITION

 またまた長い間ブログの更新をさぼっていたので、勝手にブログデザインが変更されちゃってたのですが、変更後、何故かページビューが増えたので、暫く様子を見てたらどんどん時間が過ぎてしまい、今さらになってしまいましたが、8月に行ったカラーハンティング展の様子をアップします。
 今さらとはいえ、10月6日(日)まで六本木の21_21 DESIGN SIGHTでやってますので、興味のある方はまだ間に合います、一般入場料1000円です。

 中の様子はこんな感じで、カラーハントされた色が様々な方法で展示されています。


 そもそも、カラーハンティングとは何か? 主催者の言葉を引用すると次のようになります。

 海、空、木、星・・・・・。自然界には、無限の色が存在します。展覧会ディレクターの藤原 大は、シンプルな好奇心とパワフルな行動力をともなったデザイン手法「カラーハンティング」を生み出しました。自然や都市に現実の色を、自ら水彩絵の具を調合してその場で紙片に写し取っていく行為は、文字通り色の採取(カラーハンティング)です。

 ということで、下の写真は、藤原氏が様々な場所や時間で写し取った、膨大な量の「空の色」のカラーチップ。


 この他、カラーハンティングされた色をプロダクトに落とし込んだ具体例として、アフリカの大地とライオンの色を採取しシューズデザインに織り込んだ「カンペール」のプロジェクトや、人の肌の色をメガネフレームに取り入れた「JINS」のプロジェクトなどが展示されていましたが、なかなかカラーハンティングの奥深さを伝えるのは難しいな、と思いました。

 ここでまた藤原氏の言葉を借りると、

 色は生きもののようです。音や香りを同じように流動的で、感覚、科学、文化といった側面からいろいろな理解ができます。また、色はモノ、空間、情報のそれぞれに存在し、多くのメッセージを優しく伝えてくれます。(後半略)

 つまり、見た色を記録してモノに塗る、という表面的なことだけでは無く、色を採取するという行為によって、クリエイターがその場で感じた全ての情報(意識・無意識レベルに関わらず)が投影されることが重要なのであり、それは色を通して世界観を表現しているのです、ということがちゃんと伝わっているかどうか、、、

 まあ、カラークリエイター諸氏は、わざわざこのようなパフォーマンスをしなくても、常に自分自身の中で消化していることですから、と思っているかもしれませんけどね。

 さて、カラーハンティングからは少し外れるかもですが、その他の気になった展示物を紹介します。


 微妙に色の違うパープルに染められたいくつものファブリックですが、実はコレ、染料のレシピや工程(時間)は全て同一、違うのは、使っている“水”、全国の様々な水を使うことによって、その水の採取地ならではの色を発色させています。
 左下に際立って色調の違うのがありますが、これは温泉水を使って染めたものだそうです。

 従って、どこの工場でも正確に目標色を再現するためには、ファブリックの染色工場に、水のpH値を調整する装置なんかも必要になるという訳です。

 最後は、会場の出口付近にある「未来の色」の展示。


 これは、来場者が思い浮かべる「未来の色」のカラーチップを、タペストリー状の紙に貼りこんでいく、という試み。長い紙は上のほうで巻き取り式になっています。

 こうして見ると未来の色は千差万別、お先真っ暗な人から真っ赤に燃えてる人、暖かい未来、冷たい未来、いろいろですが、でも、この色分布、時代や環境によっても大きく違いが出るような気がします。特に、バブル期といまでは相当違うからもしれません、ある意味、逆カラーハンティング的な。
 



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プロダクトの未来を切り開くのはCMF

2013年06月23日 | EXHIBITION
 ということで、前回のつづきです。

■ インテリアライフスタイル2013


 やって来ました東京ビックサイト、でも、中の様子は撮影禁止なので写真は入口だけ(笑)。このイベントは、基本、製造元、商社、販売会社(店)などを橋渡しする為のトレードショーなんで、企業内のデザイナーなんてお呼びでない部類の人かもしれません。

 なもんで、ここはひとつ、バルスのバイヤーにでもなったつもりで、上から目線で見て歩くのが面白いかも、と思ったのもつかの間、実際に欲しくなるものばっかりで、バイヤーはおろかデザイナー目線も覚束ない、リアルユーザー目線になってしまう始末で楽しんで来ました。って、それじゃ全然様子が分からないって?

 そうですね、傾向を少し述べさせて頂くと、まあ、ここ数年そうですが、ダイナミックなものより、シンプル/ミニマル的なプロダクトが続いていますが、よく見ると、ディティールや作りが見たことなかったり、色や素材に凝っていたりと、質感が非常に重視されているような気がします。
 そんな目で、展示ブースエリアの外れにある、いろいろな日本の伝統工芸品が出来るまでを、制作プロセス毎の実物と、工具や型、治具、図面などと共に展示してあるコーナーを見てみると、これらを生み出した日本人の精緻で繊細な感性が、現代プロダクト造りにも脈々と受け継がれているような気がして、感慨深いものがありました。

 と、過去最大規模となり大盛況のイベント会場を後にして、一路銀座に。

■ Do You NUNO?展

 こちらも中の様子は撮影禁止だし、デパートの外観を見せてもしょうがないので、展示会の様子はWWD JAPAN.COMさんのレポートでご確認ください。また、NUNOさんのオフィシャルブログでは、いろいろな想いが語られていますので、合わせて読んでみてください。

 実は、会場に到着したとき、丁度、須藤玲子さんが、お知り合いと思われる来客者の方々に熱弁をふるっているときで、その想いを垣間見る(聞く)ことができ、漏れ伝わってくる言葉からは、どういう想いでそのファブリックをデザインしたか、よりは、そのデザインを実現させる製造上の難しさや、それを克服してくれた工場の職人さんとの話の方が多かったように思います。

 当ブログの、マンダリンオリエンタルホテル開業時のレポートにも書いた、NUNOさんが提案したファブリックは、アジアの安い工場での再手配(コピー)が出来なくて、高い技術を持つ(でも多分高い)日本の工場で生産せざるを得なかった、という話を思い出しました。

 NUNOさんのファブリックは、工芸品のような手織りの一品モノでは無く、大量生産が出来るような設備で制作されているのだと思います。多くの人は、デザイナーがデザインしたものが、技術的に出来る出来ないは機械の性能で自動的に決まってしまうと思っていると思いますが、必ずしもそうではありません。
 大量生産の設備を扱う人にも職人的な人が居て、デザイナーの熱意や思いがその人達を動かし、出来ないものも出来るようになってしまう、技術が発達した現代においても、そんなことが現場では繰り広げられているのです。

 先のWWD JAPAN.COMさんのサイトの中で、原研哉さんの言葉としても触れられていますが、そんな熱を込めて作ったファブリックも、それ単体ではただの布=半製品、であり、ファッションやインテリアの素材として取り入れられ初めて完成品となるのです。

 さて、そんな『半製品』の分野で、いま、盛り上がっているのが表面加飾(CMF=カラー・マテリアル・フィニッシュ)の世界です。

 話はインテリアライフスタイル展に戻りますが、会場の片隅に、マテリアルコネクションの東京ブランチがオープンすることを告げるブースが出展されていました。マテリアルコネクション(Material ConneXion)とは、一言で言えば“色と素材のデパート”、十数年前にニューヨークで開業し、世界中の都市で展開されているのですが、日本には、2008年頃から本格的にアプローチが始まり、今年秋、やっと開業の運びとなりました。
 詳細は、マテリアルコネクション東京オープンに関する公式コメントでご確認ください、開業場所は記載されていませんが、会場で聞いたところ神宮外苑の予定だそうです。

 何が言いたいかというと、プロダクト製品表面には何らかの処理が施してありますが、その方法が、百花繚乱のときを迎えてきており、そこで専門知識を持った人が必要になって来たという訳です。

 例えば、製品の一部に金属質のモールを配したいとします、方法としては、本物の金属以外にも、塗装やフィルムなどがあり、また夫々に多種多様なタイプや製造方法があります。そして、その多種多様なやり方の違いにより、表現される意匠もコストも違えば、量産工場の既存設備や将来動向まで考慮して考えないと、精度の高い事業判断ができません。

 つまり、NUNOさんのファブリック同様、素晴らしい意匠提案と共にそれを実現化する為の製造上の創意工夫に加え、継続的に大量生産する工業製品のCMFデザインには、商品(技術)価値の継続性や、採用にあたり必要な投資対効果の見通しを含めた、事業性判断の方向性まで視野に入れたトータルコーディネートが出来る機能が必要になります。

 話が飛躍しすぎるかもしれませんが、先日、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授が、研究の拠点をアメリカに移した理由を報道ステーションで話していましたが、日本では、どんなに良い研究をしても、その価値(ビジネスとしての)を認めてくれる仕組みが無いと、アメリカでは、製薬会社や投資家が直ぐにバックアップしてくれて非常に研究がやり易いと。
 日本にも製薬会社や投資家は居るでしょうが、決定的な違いは、その人達と研究者達の間を取り持つ人が不在であることで、間を取り持つ人とは、医学的知識が非常に高いだけじゃなく、経営的センスも持ち合わせている人だそうです。

 日本の現場では効果効率を求め業務がどんどん細分化されていった結果、この中間領域ともいえるコーディネーター的ポジションの才能を持った人材が減っているだけで無く、育成するシステムすら無いのが現状かと思います。もっと言えば、コーディネーターで儲けるような行為を卑下するような意識まであるかもしれません。

 これも以前のブログに書きましたが、韓国のとあるメーカーの経営者が、「日本は高度な要素技術をどんどん研究してください、我々がそれを製品化して世界中で売りますから」なんてことを言ってました。

 マテリアルコネクションに日本が加入したことで、日本の高度なCMF技術が世界に広まって行くこと自体は歓迎すべきことだと思いますが、肝心の日本企業が商品化できないまま、なんてことが起こらない様、日本企業に不在の、優れたコーディネーターとしての振る舞いが出来る“TOKYO”になってくれることを期待しています!


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日本の未来を切り開くのは企業?!

2013年06月15日 | EXHIBITION
 とある深い事情で職場をエスケープして、久しぶりに華やかな(?)場所を流浪して来ました。そろそろほとぼりも冷めた頃なので、日にちは特定せずに書き残しておきたいと思います^^;

 流浪ルートは以下の通り。

 未来を変えるデザイン展(@六本木・東京ミッドタウン デザインハブ)
     ↓
 インテリアライフスタイル展(@お台場・東京ビックサイト)
     ↓
 Do you NUNO?展(@銀座・松屋デザインギャラリー1953)

 ここのところ、製品の表面処理が上手くいかないのは、金型のエッチング不良なのか、樹脂への転写が不充分なのか、そしてその原因と解決策はなんなのか?、最後はどこまで出来ればOKするのか???、なんてことに明け暮れている毎日ですが、この日ばかりは、自分がクリエイターの端くれであることを思い出しました。まあ、アウトプットする機会は無いのですが、、、。

 ボヤキはさておき、早速リポートをお送りします。

■ 未来を変えるデザイン展<公式WEBサイト>



 結論から言うと、なかなか良い取り組みだと思いましたので、先ずは、情報が無くならないうちに、公式WEBサイト、及びプロジェクト一覧で提案内容をご確認ください。

 イベント内容を要約すると、現代社会が直面している様々な問題・課題に対し、参加企業の取り組みや解決策、そして2030年に目標とるする姿のプレゼンテーション、ということになります。
 会場(上の写真)では、ドーム状のケースの中にジオラマ的な展示物が設置されており、ひとつの穴から中を覗くと『現状の問題点や課題』が、もう一方の穴から覗くと『2030年の解決された世界』が表現された、インスタレーションになっています。

 ここまで読んで、「あ~行けば良かった」と思っている方々、インスタレーションは大したことありません、ややヤッツケ感もあります^^;、それより、企業が何を考えてどうしようとしているか、の提案部分が非常に興味深いので、しつこい様ですが、WEBサイトで確認して知って頂くだけで充分かもしれません。

 と言っても、実際はどうだったのよ? という声にお応えして、最近悪い噂しか聞かない“ワタミ”のプレゼン内容を(原文のまま)フル掲載しますのでご覧下さい。

WATAMI
“有機農業の発展”

外食事業で有名なワタミグループ(以下、ワタミ)は本当に安全・安心な食べ物をお客様に提供したい、という思いから2002年に有機農業を開始。現在ワタミは、国内企業で最大規模の有機野菜栽培者となっている。土を疲弊させてしまう農薬を使った生産方法ではなく、自然に負荷をかけない独自の有機栽培手法によって作る農作物は栄養価も高い。また、適正な価格で農家から買い入れることで第一次産業の活性化にも繋がっている。その他、ワタミファームは、有機農業を地域に根差した形で展開しており、地元の生産者・専門業者と連携し、資金だけでなく土づくりや人材育成も地域内で循環する有機循環型モデルタウン構想を推進、地域社会の活性化に貢献している。

未来への閃光


2030年には農業従事者の平均年齢が71.7歳に達すると予測され、現時点で全国に存在する約40万haの耕作放置地は、このままでは農業の担い手の減少と反比例し拡大の一途を辿ってしまうであろう。一方で、現在日本で有機農法を行う農家は、総数の0.5%に満たないが、それらの年齢は40歳未満が9%を占めており、比較的若い農家の増加が見込まれている。2030年、ワタミは外食・介護事業などで提供する野菜をはじめとした食品のほとんどを自社にて生産した無農薬の有機食材で提供している。そのノウハウは業界全体に取り入れられ、日本の農作物は、安全と安心のシンボルとして世界的な認知を高めていく。栄養価も高く美味しいこれらの付加価値の高い農作物を作るのは、個々の自営業としての農家だけでなく、サラリーマンとして農業を営む企業の社員である。政府や自治体が守ることで持続してきた農業から、民間による持続可能な農業経営へとワタミが道を切り開いたことで、6次産業化と有機農法を中心とした日本における新しい農業モデルが展開されている。安定した収入が見込めることから、農家は若者が目指す職業として認知されており、農業生産人口の増加、農耕放置地の減少にも貢献している。ワタミは食を通じたサービス産業にとどまらず、地域の自然資本と人材を活かした有機循環型の地域経済モデルをデザインする。

インスタレーション


課題
耕作放置地の増加、就農人口の低下等、問題が山積
している日本の農業の現状を象徴する荒れた大地


未来
農業のビジネスモデル化で多くの人々が参加し、
豊かな農作物が実る農地も再生されていく


 、、、てな感じで、参加企業19社の熱のこもった展示が展開されているのでした。

 ワタミの提案を補足すると、来場者が貰える立派な冊子の中で、農業の6次産業化にあたっては、実際に農地で栽培を行う人は、特別な技術者(専門職)として取り扱い、物流(収穫物の仕分けや市場への持ち込み等)は分業化するなど具体的な事にも触れられていました。

 ワタミではありませんが、各社のプレゼンボードの中でも、GREEの『2011年度に小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くと言われている』というフレーズに、何故かワクワクしてしまったのは何なんだろう(笑)

 さて、このイベントの主催者は、3.11の経験を経て、政府や自治体任せではもの事が解決できない事が露呈、企業が公器としての機能も担って世の中を変えて行くべき、とのメッセージを発しています。
 大企業が自社の儲けだけで無く、公共の利益や成長も視野に入れた事業展開することに、反対する気はありませんが、じゃあ、機能しない政府や自治体はそのままで良いのか?ってとこはどうなんでしょう? まあ、このイベントで触れるべき話題ではありませんが、当ブログとしては、先ずは、国民一人一人がもっと政治に目を向け、政府や自治体を良くするべく、やれることから始めるべきだと思います、百歩譲って選挙に行かなくても、Twitterで自分の考えをつぶやくだけでも。

 ということで、朝イチから重い話題でお腹いっぱいになってしまいましたが、物理的なお腹は空いているので、ミッドタウンでランチしてからお台場に向かうことにします。
 ひと頃、ミッドタウンのテナントが減って寂しい感じになりそうでしたが、いろいろ入れ替わって元気を取り戻して来たようです。と思いながら、頂いたのは開業当時から入っている京料理やのおばんざい定食、美味^^

 つづく、、、。


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凝縮の美学 名車模型のモデラーたち 展

2011年07月07日 | EXHIBITION





 外出先での会議が早めに終了したので、オフィスには戻らず、気になっていた、銀座のINAXギャラリーで6月3日から開催さてれいる、凝縮の美学 名車模型のモデラーたち 展を見てきました。

 小さなパーツ1つから、自らの手で作り上げるモデラーたちにスポットを当てた展示会ですが、開催概要はサイトでご覧頂くとして、素晴らしいの一言。

 パーツ1つ1つを丹念に作り上げる彼らの気迫や熱意が伝わってきて、なんだか、彼らが工房にひとり籠って作業をしているときに現れる、誰も立ち入ることのできない小宇宙を垣間見てしまったような気になりました。これは、是非、自分自身の目でみて、その迫力を感じて頂きたいと思います。



 上の写真は、1/43スケールのHonda S800。左はボディのプレス型(レジン製) 中央は、薄い真鍮板を型でプレスしたもの、万力を使うらしい、そして右は、各パネルを溶接して仕上げたボディとパーツ類。
 この指先にも乗りそうな小さなボディに、驚くほど豊かで張りのある面が表現されていることに感動。



 こちらはアルピーヌの樹脂製ボディの制作工程。写真左から、原型 ⇒ 反転型 ⇒ 成形直後のボディ ⇒ バリ取りや面修正し、シャーシー等を取り付け仕上げたボディ。
 型はシリコン製。キャビ側だけでコア側が無く、写真に見える白い樹脂を薄く塗りつけているのか、はたまたそれがコア側で樹脂を注形しているのかは、説明がなく不明ですが、バリとかの雰囲気からは後者?



 直径12ミリ程度(目測)のホイールに、専用治具でスポーク張りを施す工法見本。無理。



 制作中のジャガーDタイプ。銅板叩き出しと思われるボディは、アウターだけでは無くインナー側もリアルに作り込まれています。もちろんエンジンやパーツ類も精巧な作り。




 そして完成品。配線まで正確に(本物の配線は見たことはありませんが^^;)再現されていて、いまにもエンジンに火が入って、エグゾーストノイズを響かせるのではと思わせます。



個人的に、憧れの356スピードスター



バイクもあります


 ここに掲載したのは、展示物のごく1部です、また、写真は全てiPhoneで撮影したもので、臨場感も伝えきれていないと思いますので、興味を持たれた方は足を運ばれることをお勧めします。



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GOOD DESIGN EXPO にて思ふ

2010年08月29日 | EXHIBITION
 暑過ぎて何もしたくない今日この頃、覚悟を決め、お台場まで出かけて来ました。(何故、ゆりかもめ豊洲駅を、臨海線駅の直上に作らないのか? 何故、もうちょっと臨海線国際展示場駅の近くにビックサイトを作らなかったのか? などとブツブツ言いながら...)

 もうイベント自体は有名なので、いまさら説明の必要はないと思いますが、力の入ったデザインの、多業種の商品が一同に会す場が公開されるのは、いろいろな意味で非常に貴重です。
 また、ただ商品を見ることが出来るだけではなく、デザイナーの方々の生の声(プレゼン)が聞けるのが、もっと嬉しいですね。(素人SHOWタイムは、出る前になくなってしまったようですが^^:まあ、無い方が良いでしょう、笑)

 さて、良いデザインとは?
 少なくとも、既存市場でも新市場開拓にしても、『企画力』と『造形力』(及び、それを支える技術力と製造力)の両方が重要なのは当然のことですが、なんか、JDE会場で、いろいろ見たり聞いたりしていると、こと企画(デザインコンセプト含む)に関しては、見どころも考えてることも、みんな、似たりよったりかもしれないと思ったりします、問題は、それを世の中に出せるかどうかっちゅーことではないかと。

 デザイン担当の発想の段階(まだ、カタチとして表現される前のアタマの中身)から、経営TOPの最終判断までを、つぶさにトレースしてきた立場からすると、確かに「たら」「れば」の話ではあるものの、惜しいアイデアが、幾つも途中で撃沈するのを目の当たりにしてたりします。

 少し前に、事業仕分けでのプレゼン能力の話を書きましたが、若い担当にそれを望むのは少々可哀そう、しかも、撃沈体験を重ね過ぎ、自らアイデアをシュリンクさせてしまうこともあり、この厳しい時代の経営判断とはいえ、なんとかしないとというジレンマの中、閉ざされた空間の突破口を探す毎日です。(え~、だんだん暑さで訳が分からなくなって来ましたが、、、)

 一番困るのが、後押しすべき立場の人間が、デザインに対し敏感では無いとき。経営TOPがデザインに疎くても、まあ、ショウガナイという部分もありますが、せっかく良いアイデアなのに、そこでお蔵入りにさせるなよ!ってな事実があることが困るという話。ダイレクトに言わせてもらえば、世の中のデザインの事よりも、部長の好き嫌いの方に敏感なインハウス提灯持ちが、ビジネス悪化を助長していると思う。(熱中症と言うことで、、、^^;)



注:写真と本文は全く関係ありません(念のため)




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この夏のアーティスティックな活動編

2010年08月25日 | EXHIBITION
 暑かった今年の夏もそろそろ終わり、、、にして欲しいくらい、まだまだ暑いですが、皆さま、夏休みはエンジョイされましたでしょうか?

 当方、今年はまとまった休みも無く、と言うか、休みはあったんだけど、何故か仕事がエンドレスなラビリンスに入り込み、お陰様で、涼しい(会社のエアコン)毎日を過ごさせて頂きました(はぁ~)
 とは言え、仕事の合間を縫って敢行した、この夏のアーティスティック&クリエイティビティな活動を、とりあえず記録しておこうかと。

 先ずは、やっぱMUSIC系で行ってみます。

 今年の夏休み(の時期)は、青山の某ジャズBARで幕開け。うちのバンドの歌姫が、某企業役員率いるJAZZバンド(プロ級)に見初められ、そのバンドのLIVEで唄うことになり、見捨てられたバンドメンバーは見学に(笑) とりあえず、すげ~、、、って感じでした。

 次は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、日本経済新聞社が毎年やっている「日経おとなのバンド大賞」 コンセプトは、普段仕事場で見せる姿とは違う、熱いミュージシャン魂をさらけ出す的な、いわゆる、私、脱いだらスゴイんです・おっさんバージョン、って感じの大会に応募するバンドをサポートをすることになり、久々にレコーディングなるものをしました。アレンジから音入れまで超短時間でしたが、かなり楽しかった。(本音は、もう数テイクやりたかった…)
 ついでに、どこからかプロカメラマンがやってきて、あれこれポーズを決めての写真撮影も、デザイナーの取材で写真を撮られたことはありますが、バンドマンとしては初体験。
 万が一、全国大会(TV放映あり)に進むようなことがあれば、ここでお知らせするかもしれませんが、この先、何も書かれることが無ければ、駄目だったってことですね^^;

 MUSIC系ラストは、ちゃんとしたプロの話。映画「ハナミズキ」の封切りに合わせたのかどうかは分かりませんが、一青窈「おかわりありませんかツアー」の初日が同日にあったので覗いて来ました。(って、封切り日はあまり関係ありませんが)

 実は自分は、彼女のCD(音源)を全く持っていないレベルの人間なんで、演出等々についてはコメントしませんが、唄も演奏も素晴らしく、その完成度の高さにびっくりしました。
 このツアー、メンバー構成は非常にコンパクトで、一青窈(ボーカル)に加え、遠山哲朗(アコギ&コーラス) 、紺野紗衣 (ピアノ&コーラス) 、朝倉真司(パーカッション&コーラス)と、アンプラグド的な布陣。にも関わらず、そのダイナミックのレンジの広さ、特に、サビパートの音の厚みや音圧、ノリも、フルバンドに勝るとも劣らない想像を超えるもので、完全にノックアウトされました。特に、ピアノが凄過ぎ。
 最初は、大きなツアーではサポートしている、武部聡志や坂田学などの大御所が出てこなかったので、少し残念に思っていたのですが、申し訳ありませんでした、って感じです。


 そして締めくくりは、六本木ヒルズ53階の森美術館で開催されている「ネイチャー・センス展」を見てきました。日本の自然知覚力を考える、吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆、3氏によるインスタレーション。つーことで、こちらは、気になった展示物の写真紹介を中心に進めます。


 先ず、入館して直ぐ現れるのがコレ、定期的に風力で中の羽毛が吹雪のように舞い散ります。その静と動のコントラストに何かを感じるかも。



 このドキっとする展示は、見ての通り、赤い液体が岩の間から流れ落ち、溜まり、再び回収され、廻り続けるというもの。また、この展示物を囲っている壁の外側には、ある映像インスタレーションが流されている。



 凛とした水面に、滴り落ちる水滴、そして出来る波紋の柄は星座。でも、水滴の出所の仕組みの方が気になる(写真には写っていません)



 こんな部屋に来て、なんだろうと思いながら、穴から顔を出すと、、、。


 そこは地上だった。人間の生活圏では、通常ありえない地中というベースに立ったとき、地上に対する意識や、地球そのものへの思いが一変する、ような気がしなくもない。



 最後の部屋は、ネイチャー・ブックラウンジ(厳密にはネイチャー・センス展とは別) なんだか懐かしい空気が漂う居心地良い空間です、時間があれば、読みたい本が一杯置いてありました。


 さて、インスタレーションに感性を刺激されて美術館を出ると、その流れで、展望ラウンジ(52階)に行っちゃうんだけど、ここから俯瞰できる作品「東京の街」の迫力を目の当たりにすると、10分前の記憶が薄れてしまうのは自分だけでしょうか。



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TOKYO FIBER 09 SENSEWARE

2009年09月19日 | EXHIBITION

 またまた1ヶ月近く更新をサボっておりました、、。

 いやいや、何かと慌しく、昨年、次回は演る演る騒いでいたGDEにも出演せず(というか、声もかからず)、GDEそのものにも行く余裕もない今日この頃だったのですが、衝動的(?)に、六本木の21_21 DESIGN SIGHT で開催されている、“SENSE WARE”を見て来ました。

 今年のミラノサローネ(←JDNリポート)で、既に公開されたものの凱旋帰国展となりますが、どの作品もクオリティが高く見応えがありました。

 と言うことで、先ずはプレビュー映像をどうぞ↓



 青山スパイラルで開催された、初回の2007も覗かせて頂きましたが、今回の作品は、より練り込まれており完成度が高いものばかりで、次やる人、たいへんだろうな、なんて、余計な心配しちゃう程です(笑)

 で、何か1つフォーカスしてみるとすれば、、、くねくね動く(拭き)掃除機を始め、非常に気になるのもが多かったのですが、日産自動車+原デザイン研究所提案の“笑うクルマ”ですかね↓


 まあ、恐らく誰しもが考えたことがあるネタとは思いますが、そろそろ本気で、機械を通したコミュニケーションのことを考える時代になるのでしょう。

 2007で提案された柔らかBODYの根拠は「ぶつからないクルマ」、つまりヒト知能レベルの制御機能を持つことが前提、となると次は、「知能があるなら感情だ」と、思ってかどうかは分からないけど、もともとクルマの前面は「顔」と称されることが多いわけで、この、擬人化して認知する人間の本能を有効利用したと思われます。

 人間(動物)は、生命の進化と共に、自らの命を守り生き延びる為の処方が、DNAの中に蓄積され、そのうちの1つが、相手の感情を瞬時に読み取る機能だと思います。つまり、どこかで何か(生命体)に出くわした時、直ぐに、相手の素性を認知し、攻撃性の有無が判断できないと、命に関わる結果になるからです。
 この機能、誤認はOKとしても、見逃しは許されない為、目や口として認知されるモノ全て擬人化(生命体化)して感情感知しちゃうんでしょうね。

 現代の複雑な人間社会においては、その機能は、円滑な(?)コミュニケーションを行うための能力として使用されていますが、その関係性を、クルマに持ち込めれば、いろいろな可能性が考えられると思います。

 走ってくるクルマの表情を通して、そのドライバーの感情を読み取ることで、自分がとるべきアクションの判断材料にする、、。う~ん、いろんなことが起こりそう^^;

 余談ですが、脳にプログラムされたこの認知機能、入力された断片的情報から、瞬時に、具体的現象を連想できることは、生命にとって必要なのでしょうが、これが過剰反応した結果、オバケが見えちゃったり(感じちゃったり)、逆に、対人関係を難しくしたりする基になっているのではないかと思ったりもします。

 えっと、話は前後しますが、SENSEWAREの主旨は、日本の優れた繊維技術を、優れたクリエイターとのコラボレートで、世界に向けて発信すること。冒頭の、「クオリティが高い」という感想は、その意味でコメントしたのですが、話が脱線してしまったようです…。


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1週遅れの TOKYO DESIGN WEEK

2008年11月09日 | EXHIBITION
 と言う訳で(過去BLOG参照)、海外出張に挟まれたTOKYO DESIGN WEEKは、ドタバタしていてとても出かけられず、何も見にいけなかったのですが、周りに沢山居る調査員(=デザインスタッフ)の報告によると、100%の方は、ほぼ100%行く必要なし^^;、DESIGNTIDEの方もそこそこ程度だったので、ま、いっかと言う感じ。

 そんななか、一番評判が良かったのが、21_21 DESIGN SIGHTでやってる、吉岡徳仁プロデュースの「セカンドネイチャー」展。こちらは来年の1月18日までやってるので、今週末、1週遅れで、1人TOKYO DESIGN WEEKしに、六本木/青山をブラッとして来ました。


 先ず「セカンドネイチャー」展、確かに見応えあります。自然のチカラと人間の行為であるデザインの融合、そこから生まれる想像を超えた造形美。なんて言うのかなあ、いつか、生物と人工物の差がなくなることへの序曲って感じ(なんだそりゃ?)



 続いて訪れたのは、青山1丁目のHonda本社。先日発売されたクルマの担当デザイナーさん達によるトークショーをやっていました。その後、スケッチの実演会などもあったりする、Hondaの主な新車の発表に合わせ行われるこのイベント、初めて覗いて見ましたが、特に、デザイナーを目指す学生さんとかには面白いイベントだと思います。

 とまあ、ひさびさにデザイナーっぽい(か?)週末を過ごしました(実は、時差ぼけ解消の為に、ぼ~っとしてるなか無理やり出かけ、ぼ~っとしながらの見学)


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良いと好きのギャップ

2008年10月12日 | EXHIBITION
 
 都内某所の裏路地に、イタリアとかにありそうな、パティオを囲む造りでいい味出してる古いマンションがある。先日その一室にあるデザイン事務所にて、とあるプロジェクトの○○について、○○できるかどうか(何のこっちゃ)の打診の後、会社に戻る前、ちょっくらミッドタウンに寄り道して、グッドデザインエキシビジョンを見て来ました。

 諸般の事情により、グッドデザインエキスポをちゃんと見れなかったのは、以前ブログにも書いた通りで、今回、厳選されたモノ(大賞候補などのベストデザイン)だけをゆっくり見れるので、勤しんで行ったのですが、結論としては、所詮、他人の選んだモノは自分の興味とは違うつーこと。まあ、しょうが無いんだけど、来年は、エキスポをちゃんと見られる時間を作ろうと思ったのでした。

 で、どんどんネガティブなコメントになって、ブログを見て頂いている関係者の皆様にたいへん申し訳ないのですが(マジすいませんm(_ _)m)、分からなかったのが“ロングライフデザイン”とやらのコーナー。

 確かにずーっと同じデザインで通してるけど、別に良いデザインだから続いてるって程でも。。。

 ブランドとしてはロングライフだけど、デザインは変えてるよね???


 え~、気を取り直して、、、

 表参道ジャイルのコンセプトモデルはちょっと良かったかも↓


 でも、コンセプトは良く分かるんですが、実物から、あまりそれが実感できないのは自分だけ? 特に内部空間から。例えば、吹き抜けもズレまくってるとか、このコンセプトが、どこに居ても感じられるような空間作りが出来ていれば、もっと面白くなったと思うのですが、残念。

 と言うことで、エキシビジョンは12月7日までやってるので、他のイベントに合わせてお立ち寄り頂くのがGOODかな。(以下、近隣イベントサイト特集)

 ■Tokyo Desiners Week 2008
 ■100% Design Tokyo
 ■DESIGNTIDE TOKYO 2008
 ■DESIGN TOUCH 2008
 ■Second Nature


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GOOD DESIGN EXPO 2008

2008年08月23日 | EXHIBITION
 8月22日(金)から3日間開催される、GOOD DESIGN EXPO 2008の初日を、会社帰りにちょっくら覗いて来ました。

 初日は夕方6時から開場(夜9時まで)と言うことで、それに間に合うように会社を出ようとしたんだけど、途中あれこれひっかかりーの、そしたら電車の乗り継ぎが最悪になりーので、6時半頃到着。
 
 ま、大した遅れじゃなかったんだけど、着いてビックリ!入場待ちで長蛇の列。しかもあまり進む様子も無い…。



 見た途端戦意喪失。だが、しかし、ある目的があるのと、土日共9月のLIVEに向けた練習があったりして来れないので、覚悟して並ぶことに。
 とっ、その前に、お腹が空いて並んでいる間に倒れるかもしれないので、あんぱんとジュースで腹ごしらえ。本当は、会場内のカフェメニュー“なすのキーマカレー”が気になっていたんだど、背に腹は変えられない。
 そうこうしている間に7時、列は途絶える様子も無い、この分だと8時からの“ある目的”にも間に合わないかもと、焦って列に加わり、iPodには、9月のLIVEセットリスト曲(約40分)をセット。
 曲は順調に進むものの、列は遅々として進まず、中盤の聞かせ処の曲になったところでやっと受付!と思ったら、列はその前を通過して向こうの方で折り返してるでは無いか!と言うことで受付到着は、最後の曲が始まろうとした頃。

 んなもんで、先ずは、8時に一番奥にあるイベント広場に行くまでの30分間で、超斜め読み。

 昨今の地価下落に伴う開発ブームからか、建築関係の勢いがあるかなぁ~、と言うのが第一印象。(まあ、来年からは少々縮小しそうですが…)
 その中でも、福岡に建築中のアイランドタワー スカイクラブは、前々から気になってたんだけど、やっぱり異彩を放っている。ドバイとかじゃない日本の一般住宅でここまでやる(詳細はサイトで)のか?って感じですが、大阪万博世代としては、子供の頃思い描いた未来を具現化したような、例えを上げると、アトム⇒ASIMOのような、ちょっとした感動を覚えます。

 もう1つ注目は、トヨタ iQ、実車は初めて見ましたが、横幅1680mmがやたら際立つコンパクトな全長を持つ、新しいバランスを持ったコンパクトカー。
 トヨタ自ら言うようにクオリティが高い。細部(灯体やINT素材)はコストダウンするにしても、タイヤサイズを含めた骨格がこのままで、噂されている130万~150万で販売されたら、これもちょっとした感動です。
 まあ、どこでどう作るつもりなのか?どこでどんだけ売るつもりなのか?等々、本当の興味は他にもありますが。

 と言うことで、目的地到着。



 うちらのバンドの代わりに出演して頂いた皆さんです。
ボサノバのメロゥなサウンドを響かす、多方面のデザイナーユニット。ステージでも言っていたのでオフレコじゃないと思いますが、G-SHOCKのカシオさん、繊維の川島セルコンさん、水転加飾のタイカ(旧キュービック)さん等のインハウスデザイナーさん達です。

 今回我々はパスしましたが、いつかこのステージに立ちますので、皆さん、楽しみにしていて下さい(ホントか?)

 ところで、MCで、カシオさんと川島さんは出展しているけど、タイカさんは出展していないと言ってましたが、恐らく、出展製品の中には、タイカさんの加飾を使用しているものもあると思います。

 ここでふと思ったのは、昨年スタートしたカラーの見本市“カラーセッション”が中止されちゃうようなので、GDEで、優れたCMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)を持つ製品と言う切り口でも、何かやってくれないかな~ってこと。

 とかなんとか考えながら、なすのキーマカレーを食べ(結局食べてるし)、気持ち良いステージを小一時間程見てたら、終了が30分延長され9:30になったので、再び出口まで展示製品を斜め読みしながら帰路に付きました。

 尚、見応えあるショーなので、皆さんはもっとゆっくりじっくりご覧になることをお勧めします^^;


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