goo blog サービス終了のお知らせ 

無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

DUCATI Scrambler Sixty2

2017年06月03日 | 2&4 LIFE

 ということで、年明けからのクルマ選びが、予想外のバイク選びへ方針変更となったものの、5月末に無事納車を迎えることができましたので、ご報告申し上げます!

 車名はタイトルの通りで、イタリアのDUCATI社(AUDI傘下)が、一昨年、満を持してリリースしたScramblerシリーズの末っ子、Sixty2です。排気量800cc主体のScramblerシリーズにおいて、このSixty2は唯一の400ccで、日本の中型(普通)二輪免許で乗れるのが、自分のような中免ライダーには大きなメリットです。

 もう少しこのバイクについて紹介すると、1960年代、USのバイク市場で、普通のバイクをオフロード(といっても、西海岸の荒野だと思いますが)も走れるように手を加えた【スクランブラー】というモデルが人気を博していて、そのリバイバルであると同時に、60年代から始まった現代に通じるストリートカルチャー等のライフスタイル含め、現代の技術でリミックスしたものです。
 従って、Scramblerブランドの展開方法も、他のDUCATIブランドとは一線を画し、バイクだけでは無く、ファッション・音楽・イベント展開を交えた独自の打ち出しを行っています。

 その恩恵(?)に与れたのが、車名でもある元祖Scramblerモデル発売年の62にちなみ、バイク購入者先着62名に、Scramblerブランドのアパレル12万円相当プレゼントというキャンペーン。このバイクに乗るからには、「ファッションやライフスタイル含めて決めてくれ」もっと言えば「先行ユーザーはScramblerブランドの広告塔になってね」と言わんばかりのメーカーの想いが伝わってきます。
 ちなみに、車両の値引きは端数カット程度の微々たるものでしたが、Scramblerブランドのアパレルはどれもカッコ良く、お金出してでも欲しいようなものばかりだったので、まっ、いいか、という感じです。

 と、前置きはこのくらいにして、ファースト・インプレッション


 納車当日、慣らし運転を兼ねて秩父方面に行ってきました。昔の慣らしと言えば、1000Kmまで適度なエンジン回転を保ち極力負荷をかけないように一定に走る、と教え込まれたものですが、現代の慣らしは、エンジン回転数に上限があるという点は変わりませんが、その中身が大違いで、出来るだけ起伏に富んだ道で様々な回転数やギヤを使いなさい、ということになっていました。(マニュアルにも記述されています)
 とは言え、渋滞路でGO & STOPの連続はヨロシクないと思い、出来るだけ空いていそうな経路を選び、目的地に向かいましたが。

 で、インプレッションですが、、、 先ず、走り始めての第一印象は、クセも無く乗りやすい、クラッチワークも気を使うことは無く、車体も大きくもなく小さくもなく、ポジションも楽チン。よくハンドル巾が広すぎる、というコメントを見ますが、過去にXLを好んで乗っていた自分としては全く問題なし、今後、高速道路の風圧次第では、若干低めのハンドルに変更してもいいかもしれませんが、とりあえずOK。
 逆に言うと、特別なバイクに乗っている感覚は全くなく、面白味に欠けているような気もしますが、とは言えバイク、クルマとは全く違い、エンジンの鼓動や走っている感覚はひしひしと伝わって来ますし、なにしろ自分のような中年リーターンライダーには、この程度のバイクが安全で良いでしょう(笑)

 強いて難点を上げれば、エンジンの熱。外気温28度くらいだと信号待ちとかでガニ股にしたくなるときがあります。30度を超えるとどうなっちゃうのか? あと、ウィンカーOFFスイッチの反応が悪い、何回か押し直さないとOFFしないことがあり、この辺は、馴れれば問題なくなるのかどうか?

 かく言う私、シツコイ様ですが30年ぶりのライダー復帰、昔の記憶なんてあって無いようなもの、1日だけHMSでCB400F(ツインエンジン)は乗りましたが、他車含め試乗もいっさいしていません、こんなワタクシのインプレなんて全くあてにならないとは思いますが、そんなリターンライダーの戯言として読んで頂ければ幸いです。

 細かい話はこれからもいろいろ出てくると思いますが、やはり一番気に入っているのがデザイン! 前回も書きましたが、妙なガンダム感や激しいグラフィックとは無縁の、シンプルで普遍的なデザインモティーフに、独自のLツインエンジンや現代風のメカニズムがリミックスされた絶妙のバランス。そして極めつけが、最近注目しているライトブルーのカラーリング。もう、それだけで充分でございます。


 納車時点でカスタマイズした点は、ライトブルーにブラウン系の色を合わせたく、800ccのアーバンエンデューロ用のシートを取り付け。もともとSixty2のシートは、800ccより低い(薄い)ものが標準で、足付き性等を考慮しているようですが、反面、硬くて長距離だとお尻が痛くなる、とのコメントがネット上でチラホラ。ということで、デザイン(色)と機能両面の効果を期待して変更。

 もう1つは、純正のウィンドシールド。XL時代の高速道路での風圧がトラウマになっているので、少しでも改善できればと思い装着。高さも低いしたいして効果は無さそうですが、無いよりはマシ、程度の効果があればいいな、と。ちなみに、まだ高速は走ってないので効果のほどは分かりません。

 後はショップお勧めのフレームスライダー。その昔、この手のパーツは鉄パイプを曲げた大げさなガード的なものしかありませんでしたが、最近は、スライダーなるもので車体を守るのが主流とのことで、転ばぬ先の杖として勧められるままに装着。
 最後は、今ではバイクでも当然のETC。これはバイクこそマストでしょう! ただ、2.0の出現により当然2.0を勧められたのですが、バイクにとってのメリットが現時点では不明、ですが、価格が1.0とあまり変わらなかったので、結局2.0を装着。

 ということで、バイクライフ第2幕、いつまで乗れるのか分かりませんが、思いっきり楽しみたいと思っています。

↓↓↓ SIxty2 のインプレYoutubeです、参考まで ↓↓↓

スクランブラーSixty2 (ドゥカティ/2018) バイク1週間インプレ・レビュー Vol.7(最終回)



最新の画像もっと見る