ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

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三度の飯より。

2015年12月05日 | blog
これね。

中の人の感覚で言うと、デザイナーに限らず、関わってる人が「三度の飯より家電が好き」じゃないからです。
自動車とかゲームとか、高いレベルのデザインのあるメーカーの人はみんな「三度の飯より○○が好き」。

ただ、これはもはや古い価値観で、「三度の飯より好き」というのは、日常を軽んじている。
時代の流れとして、「日々の生活をいつくしむ」価値観が強まっているので、家電のデザインも変わってゆくはず。

「三度のご飯は、おいしいね」

「その中にあるデザインは、大事だね」
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非表示。

2015年11月12日 | blog


iPhoneの写真アルバムを見ていたら、いつの間に「非表示」というアルバムがあった。多分Mac版のiPhotoで設定したのだと思う。何を非表示にしてたのかな、と開いてみたら娘のうんこだった。ショックで啞然として、しばらく考えて思い出した。娘がおむつが取れる頃、よく便秘になっていた。便秘になるとうんこが硬くなってしまうので、出すと肛門が切れてしまう。当然痛い。写真のうんこには血がついていた。

これはただの痛い話ではない。おむつを卒業するためには、きわめて深刻な問題なのだ。便秘→痛い→しない→便秘、の悪循環になってしまう。ただでさえおむつの卒業が遅かった娘のトイレトレーニングが進まない。何としてでもトイレでして欲しい。トイレでうんこをする。人として最低限の能力。それすらも、という焦り。今にして思えば、放っておいてもいつかはできるよと思うが、その時は必死だった。子育てはいつもそうだ。

便秘のたびに、こまめに浣腸をして出させていた。つらかった写真の日付は、2010年4月9日。
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考えごと。

2015年11月10日 | blog


小学校に入った娘には毎日宿題がある。

めんどうくさいので、ちょっとやると「あと何やればいいの!?」と聞いてくる。何やればいいのじゃないよ、あと宿題何あるか、自分でしらべなよ! と言って、連絡帳を確認させる。まったく、自分で考えなさいよ。

さいきん娘がやりたがる遊びがある。外出先で親としっかり手をつないで、目をつぶって歩くのだ。出かけた先が買い物とか、つまらない時ほどやりたがる。危ないからやめろと言っても、あまり聞かない。

ああ、自分で考えるのがめんどうなんだな、と思う。やらなきゃならないことがあるのはわかっていて、目の前の問題を片付ける意識もあるけど、とにかくそれ以上のことを考えたくないのだ。考えるコストを最小限にしたい、という意識の表れ。

なんというなまけもの…

しかしその性格には覚えがある。私自身が、できるだけ考えるコストを下げたいと願っている。
例えば、新しい事務処理を覚えなくてはならない時は、歯を食いしばって自分の運用に100%最適化したマニュアルを作り、あとは心を無にして手順を辿るだけにしている。

正確に言うと、考えること自体が嫌なわけではない。
自分の興味のあること以外は考えたくないということだ。

考えることは好きだ。娘も、「いま考え事してるの♡」と嬉しそうに言うことがよくある。そして、自分の興味のないことは考えたくないし、考えられない。

うう、DNA…

ま、面倒臭がりほど工夫すると言うし、その性格が良い方にはたらくことを祈るばかりである。何だかんだ言って、我慢して私はマニュアルを作っている。それさえできれば大丈夫なのだ。
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きゃりーぱみゅぱみゅ。

2015年10月18日 | blog


すごくファンというわけではないけれど、一度行ってみたいよねー、と思っていた、きゃりーぱみゅぱみゅのコンサートに行ってきました。この行動力がうちの奥さんの素晴らしいところです。

クレイジー・パーティ・ナイトというコンセプトで、前半はクラブ寄りのカッコいい構成、後半はヒット曲を連発で繋いでアゲアゲ(ライブの語彙が少ない。笑)。すごい完成度と様式美。いきなりバーン!うおおあの曲キターッ!となるイントロばかりで、3曲4曲ぐいぐい続けてやるので盛り上がること!

そしてちょっぴり体調の悪かった娘、最初は興奮してたものの、30分でぐったり、45分からアンコールまで爆睡でした…。爆音なのに爆睡。通路でずっと踊り狂ってぴょんぴょん跳ねてた3歳くらいの男の子を眺めながら、うーん娘もああなるはずだったのだが…と思うものの、ま、アンコールの2曲だけはしっかり聞けたので良しと思うことに。

幼児連れの家族がすごく多くて、あー親が見せたいアイドルなのねーと実感。ウチもそうだ。

抜かりない奥さんが二階席の階段上、という絶妙の席を取ってくれたので、前にお客がいなくて立たずに見られて助かりました。年齢的に座って見たいし、娘寝ちゃったし。

すごくファンというわけではないけれど、一度行ってみたいよねーなシリーズ、今度はPerfume行きたいなぁ。
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フジロック2015。

2015年08月08日 | blog


フジロックに行ってきました。とても不思議な、「縁」としか言いようのないご縁が重なり、いささか神妙な気持ちを抱えて行ってきました。

のどかな盆踊りも、最初の起源はきっと、誰もが熱狂する「最高にアガるライブ」だったに違いない。この苗場の会場もあと100年したら今の盆踊りみたいになるのでは…祝祭の起源。本物の「ハレ」の非日常。

カラフルなウエアをまとった沢山の老若男女が、よく晴れた山の斜面を黙々と同じ方向に歩いて行くさまは、涅槃に向かうようでした。



お目当てのライブはなんだか神々しくて、いろいろな想いと、それをズバーン!とぶっ飛ばす弾けたサウンドに、涙がボロボロこぼれました。

子連れで行くにはいろいろ大変でしたが、万難を排して向かう人がいるだけの価値がある、ということは、よぉくわかりました。
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