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無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

ちょっと恥ずかしい(?)デイパック

2015年03月08日 | PRODUCTS
 デイパック(リュック)が大流行している!
 と言っても、世間一般の話では無く自分の中での話です、なので「今更?」とか、「知ってるよ!」とかの突っ込みは却下します。

 何を隠そう、ここ数ヶ月の間に、TPOに合わせて3つもお買い上げ、基本、こんな大人買い的買い物はしない主義だし、そもそもデイパックなんてシロモノは、高校卒業以来数十年間、自分の中では“OUT”なモノだったので、突然変異的にハマってしまったとしか言いようが無い。


 購入したのは上の写真の商品達、左から【FIRE FIRST:機材の多いバンド活動用】、【Bianchi:通勤を含む普段使い用】、【THE NORTH FACE:ラン&ウォーキング用】で、冠婚葬祭以外は、ほぼ全て網羅できる体制が整いました。
 ちなみに、もっと大容量が必要な出張・旅行などは、以前購入したドッペルギャンガーのキャリーバッグも、2WAYで背負えるのでした。

 さて、これらの選択方法ですが、ハマったとは言え、まだ心のどこかにはデイパックに対して半信半疑的なところがあり、先ずは、1個1万円前後以下を予算としたので、必然的に有名ブランド品は除外されました。特に、ランニング用などの小型のモノ以外は、有名ブランド品は全く選択肢に入って来ません。

 で、そうなると、よりシビアな選択眼が要求されます。つまり、2流3流ブランドの中には、いい加減な作りで失敗した、なんてレビューが数多く見受けられ、特にネットショッピングでは相当慎重に検討する必要がありそうです。
 でも、その点今回購入したものは、大きさや作り、デザイン、使い勝手共、全て満足できるものでした、ただ1点を除いては。

 いや、正直言えば買う前から薄々感づいてはいたんです。でも、コストパフォーマンスを考えると、目を瞑らざるを得ないというか、、、。

 その問題は、ちょっと恥ずかしい英文(あくまで個人的感想です^^;)


 先ずは【FIRE FIRST】、ブランド名からして良く意味が分からないのですが、サイドに書かれている英文を読むと、『消防隊や救急隊の活動をイメージした、ビジネスやレジャー向け高機能バッグ』的な内容が書かれていて、ご丁寧にブランドの由来が分かる様になってます。
 更にフロント部分にも、非常時に活躍する彼らへのリスペクトがひしひしと伝わる文言がプリントされていて、こりゃどう考えても、持ち主はレスキュー隊オタク(居るのか?)としか思えません。

 ブランドというよりはスタイリングコンセプトなんだろうけど、それそのものを否定するつもりはありませんが、わざわざ文章にして書かなくても良いんじゃね? と思うのは自分だけでしょうかね。



 お次は【Bianchi】、ビアンキは100年以上続く伝統のある、イタリアの有名自転車メーカーなんで、恥ずかしい事なんて無いだろう、と油断してはいけません。

 バッグ前面の一等地に置かれたラベルは、合皮の台の上にうやうやしく乗せられ、ダブルステッチで飾られているんだけど、書かれている文言は、ビアンキ社のポリシーや歴史かなんかと思いきや、『濡れると色落ちや色移りが起こるから注意しろ』だの、『汚れても洗濯はできないので拭いてくれ』だの、ただの取り扱い説明じゃないかよ。

 一般的には、タグに記載して、裏地など目立たないところに縫製されるべきもので、わざわざ額縁まで付けて、表に飾り立てる必要があるのだろうか???
 この製品が、この姿でイタリア本国でも売られているのかどうかは、大いに疑問を感じます。

 と言うことで、英語圏の人や英語にウルサイ方々の目に触れると、ちょっと恥ずかしい(かもしれない)デイパックなのでした。あっ、【NORTH FACE】は特に問題はありません。



FIRE FIRST(ファイヤーファースト)スクエア型リュック 9187 トリコロール
大容量&スタイリッシュです
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Bianchi(ビアンキ)リュックサックLBCI-05
どことなくレトロで質感高いです
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THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)ノベルティ マーティンウィングLT NM61532 WC ウッドランドカモフラージュ
カモフラージュ柄も良かったかも
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フットリラモカ ALINCO MCR7914

2014年11月02日 | PRODUCTS

 お風呂に入れない風邪をひいたときや、時間が無い時も、【足湯】なら手軽に血行を促し身体が芯から暖まり、疲労回復や免疫力強化に効果がある! との噂を聞きかじり、家電量販店で別の買い物のついでに、半ば衝動買いしたのがコレです。

 製品の詳細はメーカーのWEBサイトでご確認ください⇒アルインコのサイト

 で、早速家に帰って使ってみると、、、すげ~~~振動で、コレはヤバくね?!?!。我が家のマンション、床材の遮音等級LL-45を持ってしても、スラブ厚200mmを持ってしても、かなり無理な気がする。

 ということで、早速振動対策の為の資材を買いに近所のホームセンターに。


 先ずは【防振マット】4枚1セット。よくお子様の足音防止と安全対策を兼ねて使用されるものですが、恐らくこれを重ねて使っても、硬度があり過ぎパーフェクトでは無さそうだったので、より柔らかいウレタンチップを集積した【スポンジ】も購入。
 スポンジに関しては、オーディオ用のものでかなり効果が高そうなものもありましたが、5000円以上したので断念。ちなみに、今回購入したものは合計2000円ちょっとでした。


 購入した資材をカットして、このように積み重ねました。柔らかいスポンジは2段目に設置。4段目には、カットした部材を利用して、点で支える構造も取り入れました。(ちなみにこの構造、科学的根拠は何もありません^^;)


 で、そのまま使おうとしていたら、相方から、リビングにそんな見苦しいものを放置するのは許せん、ということで、たまたま家にあったフェイクファーでカバーが作られました。


 完成した防振マットに、足湯を乗せるとこんな感じになります。

 効果はかなりあり、恐らく、下階から文句が来ることは無いレベルになったと思います。(あくまで感覚ですが…)

 ですが、、、ここからは個人差があるので参考程度にしてもらうとして、この製品、水位が低くくるぶしの下あたりまでしかお湯に浸かることができません。また、保温性も悪くどんどん水温が低くなったりして、身体が芯から暖まる、という効果は全く実感できません。
 一方、足裏へのマッサージ効果はそれなりにありそうなので、足の疲れ取りにはなるかもね、的な製品ですね^^; この際、誤解を招く「足湯」は商品説明から外し、「湯温式フットマッサージャー」とか銘打ったら如何でしょうか?


アルインコ フットリラ・モカ MCR7914
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SENNHEISER PX200-ll

2014年04月20日 | PRODUCTS


 タイトルの通り、ヘッドフォンを新調したので、久々にブログの更新をしてみます。

 以前使っていたヘッドフォンは“audio-technica ATH-ES55”なんですが、実は、当ブログ訪問者の検索ワードでは常に上位を維持していて、考えてみると、あまたある製品の中で何を選ぶか少しでも情報が欲しい、というところかと思いますので、今回も、そんな皆様のお役に立てればと願っております。

 自分がヘッドフォンに求める要求は、全く変わっていないので、その辺のところは、ATH-ES55を購入したとき書いたブログでご確認ください⇒audio-technica ATH-ES55

 と、書いておいてナンですが、製品選びの方法は前回とまるっきり違ってて、視聴はいっさいせず、現物を見ることも無く、ネットの評判だけを頼りにポチってしまいました^^;

 新調の理由は断線。ATS-ES55は3年以上使っていましたが、ソフトパット部含め外観の劣化もほとんどなく、なんの不満も無かったのですが…。で、暫く相方が使っていないヤツ(カナルタイプ)を借りていたのですが、やっぱりオーバーヘッドタイプが欲しくなり、購入に至りました。

 まだ使い始めたばかりですが、とりあえず初期の音質の印象は、ATH-ES55に負けず劣らず良い音で鳴ってくれてて、コストパフォーマンスは高いと思います。

 重要視している音の分離も良く、高音が嫌みなく伸びているところは、ATH-ES55同様気持ち良いところです。

 一方、低音域はPX200-llの方がより音圧を感じ、ここは少し違うところです。いわゆるドンシャリ調に低音が出ている訳ではありませんが、低音のアタック部分がやや強調された(コンプをかけたような)感じで、バスドラやベースラインが聴き取り難い音源の『耳コピ』には助かりますが、個人的には少し違和感を感じる部分でもあります。

 とはいえ、この辺は好みの問題で、ATH-ES55はすっきりし過ぎて迫力に欠ける、という向きには、このPX200-llの方が好まれるかもしれません。

 BODY部分は樹脂製でやや質感は劣ります(詳細は後述)が、全体的にはデザインも造りもしっかりしていて悪くないです。
 耳あての合皮も、ATH-ES55より柔らかい質感の高いもので、それ以前に使っていたSONY製のものに近い感じです、ということは、3年くらいでボロボロになるかもしれませんが^^;
 写真にチラッと写ってますが、頭に当たるフレームの一部に『ソフトパッド』が取り付けられており、このクラスのヘッドフォンとしては贅沢な装備です。

 コード途中に設置されたボリュームは、あまり必要性を感じていません、それにより、何か音質低下を招くことになっていないかの方が心配かも。でも、クリップは有難いです。

 PX200-llは、小さく折りたたんで携帯できる点も、かなりポイントが高いと思います。


 個人的には、音楽好きではあるものの、年がら年中イヤフォンを耳に刺しっ放し、という生活は嫌なタイプなので、携帯性の良さは有難いです。だったら、カナルタイプにすれば良いじゃん、という意見もあるでしょうが、オーバーヘッドタイプにはオーバーヘッドなりの良さもあるのです。

 さて、話を前述したBODY部分に戻します。

 BODYは思ったより小振りです、ATH-ES55はギリギリ耳の幅くらいありましたが、PX200-llは、確実に耳の外周より内側に収まるサイズだと思います。
 一方、厚みはそれなりにあります、それに加え、BODYとフレームの接続方法が、BODYの中心軸を支える方法なので、より外側に出っ張って見える構造です。更に、中心部分が光沢のある渦巻き模様のアクセントで、わざわざ強調されたりしてて、自分が、↓こんな感じになってないか心配です(笑)


 ここで家電販売店さんに提案です。これだけヘッドフォンの種類があると、音質や価格だけで無く、装着したときのファッション性も大きな選択肢のひとつになって来ると思います。
 ということで、ヘッドフォン売り場に『姿見』を設置すれば、ネットじゃなくてお店に買いに来る人が増えると思いますよ~、多分。


【国内正規品】 ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン PX200-II WHITE
ホワイトもおしゃれで良いかも!



DOPPELGANGER OUTDOOR 2WY CARRY BAG

2013年11月24日 | PRODUCTS
 このブログのタイトルにある『流浪の日々』は、出張や旅行で国内外を飛び回ることが多い、筆者の日常を書き綴ろうとつけたタイトルなんですが、そう言えば、出張アイテムについてはあまり掲載したことないな~、と気付き、この度買い換えたキャリーバッグ(小)の報告をしてみますので、良かったら何かの参考にしてください。

 ちなみに、現在手持ちのキャリーバッグは大中小のラインナップがあり、荷物の多さで使い分けています。で、今回話題にする小サイズは、10数年前にアメリカ駐在中に購入したTUMIのものが、老朽化に伴い、ハンドルロック部の破損(まだなんとか機能しているけど・・・)と、ローラーから異音が発生していて、今現在、全く使えなくなっている訳では無いものの、いつ旅先でローラーがバラけてベアリングがそこら中に飛び散ったり、ハンドルが突然びよ~んと飛び出して世間様をビックリさせるかも分からないので、早くなんとかせねばと思っていたところ、MONOマガでドッペルギャンガーのキャリーバッグを知り、現物確認せずに買ってみました。(Amazonで送料込7886円)


 ↑TUMIのこの部分、購入から1年もしないうちに樹脂にクラックが入り始め、とうとうこんな感じに、もしかしたら修理も可能かもしれませんが、今回買ったモノは、多分、修理料金より安いと思います(笑)

 さて、商品の特徴や機能はリンク先で確認して頂くとして、ブログでは、新旧を比較しながら紹介していきたいと思います。(実戦投入前なんで、今回はあくまでもスタティック評価ということでご理解お願いします)


 先ず大きさですが、いままで使っていたTUMIのサイズは、恐らくこの手のタイプでは最小クラス。普通の男子なら手で持てよ、ってな位かもしれなせんが、PCだけじゃなく、ときには鉄板なんかも運ぶ為、転がせるのが重宝するのです。なので、新しいのもサイズ的には同じところを狙ったのですが、半周り程大きくなってしまいましたが、まあ、前のが小さすぎる局面もあったので、良しとします。(アバウト)

 重量ですが、ここは重要視したところです。TUMIはしっかりとした造りで、先に上げた部分以外は、あと10年はいけそうなほど良くできているのですが、重い。
 歳のせいか、最近バッグ類の重さが妙に気になってきて、軽量化は買い換え時の必須要件となっています。(これ、皆がやれば、きっと輸送機器の負荷軽減により省エネルギーになると思います)で、実測、3.4kgから2.2kgと、1.2kgもの軽量化を達成しました。

 軽量化の代わりに失ったものは、先にも触れた“質感”と、恐らく“耐久性”なんですが、TUMIを10年間使ってきた経験からは、ある意味オーバークオリティだったとも感じています。特に、防弾チョッキにも使用されていて、ナイフで切りつけても損傷しないなどと実演販売のネタになってた外装表皮は、今では使われていないようですし。
 機能や使い勝手がどんどん進化していくキャリーバッグなんかは、壊れたところを修理しながら後生大事に使い続けるものでも無いので、ある程度、定期的に買い換えることを前提に、もう少しコストコンシャスなものでも良かったかと思います。

 そして、その使い勝手のひとつに、特に日本国内移動環境での2輪タイプ迷惑問題改善の要求があります。つまり、混み合った東京駅や新宿駅で、キャリーバッグをズルズル引っ張って歩いているヤツ邪魔だバカ、って話で、最近はほとんど4輪タイプで、バッグを傾けなくても転がせるタイプが主流になっています。


 ですが、今回買ったものは実は2輪タイプ。よくよく考えると、小サイズバッグは持って運ぶケースも多く、この点をどう快適にするか?を考えた末、バックパッカーの様に『背負う』という選択肢がある製品を優先、迷惑問題は一旦お預けにしちゃいました。
 4輪で背負えるものは無いのか?って話ですが、今回はこれといったものは発見できませんでした、そもそも、4輪タイプは重量的にも不利になりそうなので、その辺は次回期待ということで…。

 ただ、詳細はサイトで見て頂きたいのですが、ショルダーベルトの出し入れがちょっと面倒かもしれません、背面のファスナーを開けてベルトを取り出し、両サイドのホルダーにフックをかける必要があり、再び転がしたい場合は、出したものを仕舞わないと地面に着いちゃう感じなので、実際に使い始めると評価が変わるかもしれません。


 ケース内はこんな感じです。結束バンドや小物が入れられるポケットなども、それなりに付いていますので不満はありません。素材は安っぽくなっていますが、軽量化(&コスパ)を考えれば納得できる範囲です。縫製などの製造精度も、10年持つかと問われれば無理な気がしますが、直ぐ駄目になっちゃうような欠点も、現時点では見つかっていません。

 あと、細かいところでは、ファスナーからの浸水を減らす為に、チャックの部分がカバーされているのですが、ボディの剛性が弱いのも相まって開け閉めし難いです。多分、中にモノが入ってフニャフニャしなくなれば、多少改善するとは思いますが。
 そのフニャフニャな外装表皮を、中味の量に応じてまとめる為に(もしくはファスナーの補強の為に)、外付け結束バンドが両脇に各2本設置されていて、これ自体は非常に有効な装備だと思いますが、中味を取り出す際には、結束バンドもリリースしないと、フタを開けることができないので、出張等で頻繁に開け閉めする場合は、やや煩わしく感じるかもしれません。

 最後に、もしかしたら結構ヤバイかもしれない点を紹介します。


 キャリーバックを支えているホイールの取り付け精度が悪い疑いがあります。写真では分かり難いかもしれませんが、正面から見ると、左右のホイールがハの字に傾いて取り付けられています。また、下から見ると、同様に、前開きのハの字に車輪が傾いています。
 本来、垂直/水平に取り付けられているべきものが、傾いているのですが、取り付け方法等見てみると、なるべくしてなっている(意図した設計という意味ではありません)ので、どの品も、多かれ少なかれこの傾向はあるのではないかと予想し、クレームを付ける気力も出ないのですが(笑)

 この状態を自動車のホイールアライメントに置き換えると、ネガティブキャンバー&トーアウトという状態になります。人間が前から引っ張っているので、FF車のリヤタイヤのセッティングであると想定すると、コーナーリング時のヨーモーメント応答性アップと、コーナリングフォースの向上が期待されますので、新幹線名古屋駅南コンコースから在来線に乗り換える際の、クランク通過タイムの短縮を目指せるのではないかと思っています。

 以上ですが、今後、この製品を使い始めてみて、何か特筆すべき点があれば、追記していきたいと思います。何も追記されないようであれば、何事も無く使っているんだな、と思ってください。

 おっと、デザインについて何も語っていませんが、ひとつだけ。

 ドッペルギャンガーって聞きなれないメーカーですが、ネットショッピングの自転車メーカーとしては、ネット上で賛否が飛び交っているようです。評価を要約すると、デザインにセンスがあってオシャレで価格が非常に安いものの、使っているパーツが低レベルだったり製造精度が低く、法規は満たしていたとしても、吊るしの状態では、快適性や機能性(場合によっては安全性)が損なわれている、といった感じです。

 この点は、キャリーバッグについても同様の面があると思います。ブログの写真は、あえて、外装がフニャフニャの写真を掲載していますが、デザインはかなり良い(計算されている)と思います。
 特に、配色やグラフィックなどは、実際の見え方より、フォトジェニックになる事を優先している気さえします。また、ハンドル部の色や質感に至っては、1点豪華主義とも言えるメリハリの付けようで、モニターに映るここだけでグッと来る人が居るのではないかと思うくらい、ネットショッピング向け商品デザインの見本のような感じです。

 つまり、この商品を店頭で手に取って検討していた場合、購入していたかどうかは難しいところです。絶対に買わないと断言するほどじゃ無いですが、ネットで見たときと同様に直ぐに決断できた気もしません。“ネットプロダクトデザイン”ありかもしれません(笑)


DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア スーツケース 防水 2WAYアウトドアキャリーバッグ BG1-112

ZOOM Q2HD

2013年03月17日 | PRODUCTS

 ひさびさに音楽活動ネタ。

 タイトルのZOOM Q2HDとは、デジタルビデオレコーダー(写真真ん中)のことで、主に、バンド演奏等を記録する為の、ミュージシャンご用達ビデオレコーダーです。
 特徴は、市販されているお手軽ビデオのなかで一番音質が良い、というか、むしろ、高音質デジタルレコーダーに、おまけでビデオカメラが付いていると言った方があたっているかも。
 そして安い(笑)、実は、この製品が出る前に、同じメーカーからQ3HDという上位モデルが先に発売されていたのだけど、音は良くても画質がイマイチという評価に、イマイチ購入の踏ん切りがつかないまま時が流れ、いよいよ必要に迫られた最近時、気がつくとその下位モデルのコレが発売され暫く経っていて、値崩れ(?)の最中に遭遇、12.500円という価格に、かなりのコストパフォーマンスを感じ購入に至りました。

 機能面のリポートは、商品名で検索して頂くとゴマンと出てくるので、ここでは、デザイン的コメントをちょっとだけ。
 言いたいのは、『安っぽい』ということだけ、上位のQ3からして安っぽいと思っていましたが、Q2も全くもって同じで、失礼ながら、プロダクトデザイナー不在としか思えない仕事っぷりなのは、最近のデジものにしては珍しい。
 写真左は、数年前に購入したTASCAMのデジタルレコーダー(録音のみ)で、当時のブログには、デザイン的にはイマイチ的なコメントで紹介していたのですが、その後継機として購入したモノが、更にレベルダウンしたことは否めません。いや、コストをかけなくても、もう少し、ディティールとグラフィックに気を使うだけで、大分良くなると思いますけどねぇ。
 機能についても、価格的には文句のつけようがありませんが、音質にしてもインターフェイスにしても、最高じゃないです。

 と、なんか酷評になっちゃいましたが、まあ、そんなこともあってか、デザインと機能が醸し出す“ゆるさ”が、百花繚乱の高性能デジタル機器の中にあって、逆に、ガードが低く(?)て親しみやすく、使い倒してやろうという気にさせてくれる、不思議な製品となっています。

 とかくこういったモノは、プロ並みの本格的な性能を持った機器を手に入れ、「俺カタチから入る方なんで(笑)」なんて言って憚らない貴兄も居たりして、世の中が経済成長モードに入ると、マスマスそんな方々が増えて来ることも予測される今日この頃ではありますが、1番じゃなくて2番でいいから、てきとーにザクザク使える手頃なタイプが欲しい、という向きには、ぴったりな良い奴だと思いますゼ。

 もう何十年も前になりますが、学生時代、イトーヨーカードーのロゴマーク(鳩)は、庶民に親しみ易くする為、洗練し過ぎない様に、わざと垢抜けないデザインにしている、みたいな事を習いましたが、この製品も、意図的にそんなことをしているとしたらスゴイと思いますが…。

 言い忘れましたが、写真右のiPhoneと比較してみて頂ける通り、この小ささと軽さも、この製品の武器になっていると思います。

 ちなみに、ビデオ編集ソフトもおまけで付いていて、これも、本格的なソフトと比較すると、機能的にはかなり劣りますが、その分操作はシンプルでとっつき易く、音楽ソースをYoutubeにアップすることに的を絞れば、充分なパフォーマンスを発揮してくれます。

 ということで、言ってるだけじゃ分からないと思いますので、春の陽気に誘われて都内を流浪したついでに撮った、幾つかサンプル動画を掲載します。バンド演奏系の動画をアップしている方は沢山いらっしゃいますので、ここはデザインブログらしく、取材や市場調査にも使えるか、いろいろ撮って来たので見てください。

 先ずは、蔵前のKONCENT店内で開催されていた、FEEL GOOD creationさん主催の、CMF DESIGN EXHIBITION 青フェスの様子


 撮り方が下手でスイマセン^^;、言い訳させて頂くと、画角がやや狭く(ほぼ標準レンズくらい?)手振れに弱い、当然手ぶれ補正なんか付いていない、ので、こんな撮り方は、慣れないと厳しいかもしれません。ただ、音は必要以上に良いですね(笑)

 ちなみにこのイベント、数年前に2回だけやって消えて無くなったカラーセッションの縮小版と言うか抜粋版のような感じ、以下に主催者の告知を転載しておきます。

【技術とデザインがLINKするCMFデザインの展示会】
注目のスポット蔵前にある、アッシュコンセプトがモノづくりの発信基地として運営する「KONCENT」にて、昨年の11月16日に青山ライトボックススタジオで開催し、大盛況だった株式会社FEEL GOOD creation主催のマテリアル展 "青フェス" の巡回展を開催中です。
前回は1日限定でしたが今回は2月26日(火)より約1ヶ月間、独自技術を持つ企業のマテリアルを多数展示しています。

金属や樹脂加工などの様々な素材や技術情報はクリエイターでなくとも楽しめること必至です。
今回は1ヶ月の常設展示になりますので前回見逃した方、混雑のためゆっくりご覧になれなかった方なども何度でもご覧頂けます。
皆様のデザインワークや企画アイディアのヒントになるようなサンプルが満載です!

時:2013年2月26日(火)~3月24日(日)
11:00-19:00 (月曜定休日)

場所:KONCENT(東京都台東区蔵前2-4-5 1F)

参加企業(五十音順):
有限会社カドワキコーティング/有限会社カネバン/株式会社カラーアトラス/サカセ・アドテック株式会社/株式会社松竹工芸社/株式会社真工社/創芸石材株式会社/ディー・ナイン有限会社 /日本写真印刷株式会社/フューチャーテクノロジー株式会社/株式会社室島精工/株式会社MURONE

 次は、東京でも桜が開花したとの報道に釣られて、お茶の水から神田川沿いを探索した終着点、飯田橋交差点の定点観測的動画(結局、目的の桜の花は発見できず^^;)



 最後は、池袋の西口広場でやってた和太鼓の演奏、この日は、地下鉄副都心線と東横線の相互乗り入れが始まり、一部で盛り上がっていたようですが、これがそれと関係しているかは不明。



 ちなみに、録画設定は全て以下の通りです。

 VIDEO:HD720/60
 SOUND:PCM 44.1/24
 MIC:120°

 う~ん、やっぱり演奏記録用途が無いなら、普通のビデオカメラを買っておいた方が良い、というのが結論かもしれませんね。



ZOOM ストリーミング機能搭載ハンディレコーダー Q2HD/B
クールなブラックカラー
全ての音楽プレイヤー必携です


ZOOM マイククリップアダプタ MA2
Q2HDをマイクスタンドに設置できます
スタジオやライブハウスで大活躍!




2013年の手帳選び

2012年12月09日 | PRODUCTS
 いつもこの季節になると頭を悩ますのが手帳選び、どれもこれも帯に短したすきに長しで、いっそ面倒だから取引先提供の“てきとー手帳”で済まそうかと思う今日この頃、今年の結論をリポートさせて頂きます。

 過去には、大きいのから小さいのまで、システムノートを試してみたものの、重いわ仰々しいわバインダーが邪魔だわで馴染めず退散、ここ数年は綴じタイプの手帳を使っていました。
 でも、綴じタイプは綴じタイプで、いらない早見表的な情報ページなどの余計な厚みと重量が煩わしかったり、その割に、自由に書き込めるノート欄は申し訳程度に付いているだけなのは、特に、絵や図表を描き込む事が多い自分にとっては絶対足りなくなること請け合いで、悶々としたノート生活を送っていたのでした。

 てな紆余曲折を経て幾年月、今では手帳に対する要求は極めて明確になっています。

1.スケジュール帳はバーチカルタイプのウィークリー。
2.ノート部分は、使い切ったら取り換えできるもの。
3.上記以外の余分なモノは付いてこない、極力軽くて薄く、頻繁な出張にも携帯性の良いモノ。
4.とは言え、サイズは、ノート部分に絵や図表が描きやすいB6~A5程度は欲しい。
 (ちなみに、プライベートの予定は全てスマホ&PCで連携するクラウド上で管理しているので、手帳の使用用途はビジネスだけです。本当はビジネススケジュールもクラウド上に乗せたい気もするのですが、機密管理上今のところ難しい&筆記の良さもまだ捨てきれない)

 という条件を胸に、イザお店へ!

 (条件がそこまで絞られているなら、事前に下調べすれば良いと思われる向きもあろうかと思いますが、良い製品が見つかっても、行く店(=近所の都内某Loft)に置いてない場合、取扱店を探して行ったりするのは面倒だし、手にとって見れない「お取り寄せ」や「通販」も嫌だし、かといって、欲しいモノがあるのに別なモノで妥協するにはもっと嫌だし、、、ってことで、条件だけを胸に店中を野探しして、最悪無ければ手作りする覚悟で臨んだのでした、笑)

 で、見つけたのは、ミドリというメーカーの『トラベラーズノート』というものです。


 写真のように、バーチカルタイプのウィークリースケジュール帳(しかも、前後半が別々になってて過渡期以外は余計な頁を持ち運び不要)と、絵でも図表でも文字でも何でも来いの“無地”のノートが用意されているという理想の品揃え。
 大きさも、A5判をやや巾狭くした縦長のもので使いやすそう、普段良く使うA4サイズの印刷物は、三つ折りにすると手帳に挟めます。

 ただ、スペック的には理想的ではあったものの、見た目の第1印象はあまり芳しいものではありませんでした。


 先ず、カバーに使われている革が、低品質の原皮でも誤魔化せる銀面を剥ぎ取った床革に、アバウトな着色を施しただけで安っぽい。にも関わらず、お値段はかなり強気の設定。
 各ノートの固定方法は、カバーに通したゴム紐に引っ掛けるだけ(上の写真左)で、直ぐに紐が切れたり伸びたりしそう、しかも、そのゴム紐の結着方法がまた乱暴で、端末を金属の部品で挟んでからハンマーで叩き圧着するというもの(上の写真右)で、その出っ張り邪魔じゃね?って感じ。

 と言うことで、お店で暫し思案するものの、やはり、使い勝手としてはこれ以上のモノはなく、購入を決意したのでした。


 お店で薄々感じてはいましたが、なんとなく狙った感じのパッケージを、家に帰って開けてみると、手帳はうやうやしくコットンケースに包まれていて、なにやらタダならぬ雰囲気。

 「お前は何者だ?」ということでネットで検索すると、居るわ居るわ熱狂的なトラベラーズノートファン。コンセプトは、旅に連れて行くノートとのことで、旅先で思い出を書き綴ったり貼り込んだり、と言うのが本来の使用方法らしい。だから、携帯性が良さそうなのかと妙に納得。

 しかも、皆様、自分がネガティブポイントして上げた点は、「味わい」とか「素朴」とか「シンプル」とかのキーワードにより好意的に受け入れてて、挙句の果てにはデコったり、カスタマイズしたりなんかもして、愛着をもって接していらっしゃるようです。

 そんな愛好家のブロガーの多くが、アフェイリトかどうかは分かりませんが、ショップサイトへのリンクを貼られている事だけは胡散臭いのですが(笑)


 んで、影響されやすい自分も、早速、相方が昔凝っていたビーズのパーツBOXの中から、目ぼしいモノを拝借してバンドに取り付けてみました^^;

 いや、別にそんな目的でこの手帳を選んだ訳じゃないし、ビジネスオンリーの使用目的なんで意味ないし、でも、まあ、そんなこんなで、この手帳に不思議な魅力を感じ始めているのもまた事実なのでした。(または、まんまとステマに引っ掛かった?しかも買った後に^^;)



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超軽量眼鏡 Zoff SMART [2K11007G]

2012年06月02日 | PRODUCTS

 ご覧頂いている通り、眼鏡を新調しました。

 普段使用している眼鏡を、工場へ製品の確認に行ったときに紛失してしまい、、、って、眼鏡はかけてたら普通は紛失しないと思いますが、実は2年前に新調した遠近両用の違和感が拭えず、普段は通常の近視用眼鏡を使用し、必要な時だけ、遠近両用を使用していたのでした。(教訓:累進距離はある程度必要)

 具体的な必要時とは、美味しいものを食べに行く時=手元の食べ物もお店の雰囲気も相方も見る必要があるとき、夕食に焼き魚が出たとき=手元の魚の小骨を取りつつTV番組も観る必要があるとき、そして、工場で手元の図面やサンプルと製品を照らし合わせる必要があるとき、などなど。

 ということで、先日、工場で眼鏡をとっかえひっかえしながら右往左往(?)している間に、外していた通常の眼鏡がどっかいっちゃったって訳でした、、、トホホ^^;
 で、まあ、もう10年近く使っているし、実は、楕円形のロゴマーク(オークリー製)が剥がれ落ちて両面で付けてあったり、老朽化していたため、きっぱり諦め新調することにしました。(遠近両用1本では辛いし)

 こんなときの為に、遠近両用を作ったとき、次に眼鏡を作るときには“コレ”と目を付けていた品(フレーム)があったのですが、現在のMY可処分所得が、社会人になって以来の最低水準を更新し続けている為手が出せず、最近流行りの格安眼鏡店(眼鏡量販店?)を使ってみる事にしました。ていうか、最近相方が何故かZoffにご執心になり、お供したついでに自分のも購入した、と言うのが正しいかも…。

 現在は、JINSや眼鏡市場、Coolensなど、Zoff同様のコンセプトのブランドが、街のあちこちで見られるのが普通になりましたが、実は、この価格破壊ワンプライス眼鏡セールスを先駆けたのはZoff。

 購入したのは、タイトルの通り、今年2月に発売されて話題に(?)なった“SMART”というシリーズ、航空機の部品にも使われるスーパーエンジニアリングプラスチックである、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂のUltem(ウルテム:商品名)を採用したフレームが売りになっています。
 いままでの軽量樹脂フレームは、TR-90という別のエンプラ素材が主流だったようですが、最近時は、急速にこのウルテムと言う素材に置き換わっているようです。その素材の特徴は、上のリンク先サイト及び、以下のYoutubeでご確認下さい。


Zoff 「Zoff SMART プロダクト」篇 水原希子

 はたして眼鏡がここまで曲がる必要があるのか?&そもそもレンズ入れたらどうなるねん?、などなど突っ込みどころは多々あるもの、購入後1年間は、例え踏んづけて壊れても無償交換する(但しフレームのみ)と言うのだから、強度には並々ならぬ自信があるようです。

 で、選んだモデルのデザインは、上の写真に写っている通り、シンプルなスタイルにべっ甲調のカラーを組み合わせたもの、まあ、超軽量(10g以下)を謳うモデルだけに、どれを取っても、あまりコッテリしたデザインのものはありませんが(笑)

 購入を決断するプロセス上で一番悩んだのは、やはりこの『質感』を許せるかどうか? 基本デザインは悪くはありませんが、眼鏡の質感を左右する仕上げの丁寧さは感じられない、と言うか、表面処理がナシ地の時点で、1本1本磨き上げることは出来ない=成形型のP.L.もそのまま。
 と言いつつ、格安樹脂フレームの中では質感が高い方だし、シンプルでカジュアルにもフォーマルにも合うデザイン、軽量で丈夫な高機能性など、コストを考えれば充分なパフォーマンスを発揮していると思います。

 携帯通信端末により、クルマ業界のみならず、時計業界からも遠ざかっているらしい最近の若者には、よく分からない例えかもしれませんが、ブランド時計に対する、スウォッチやGショックみたいな位置付けと思えば納得できる、、、のは、自分だけかな^^;
 まあ、よくよく考えれば、眼鏡って親から子へ受け継がれるようなモノでも無く、ファッションのように、定期的にフレームごと違うもの買い替えちゃう事の方が多いだろうから、高級ブランド的な位置付けのモノって、もったいないっちゃーもったいない。『暖かい』という外せない機能と、そこそこの質感があるなら、別に、MONCLERじゃなくてもUNIQLOのダウンでいいや、って感じ?

 え~、訳が分からなくなる前に話を戻して、Zoffは、格安と言えどもクオリティを維持する為、中国の工場に、福井県鯖江町の眼鏡工場で、何十年も品質管理をしていた人を駐在させて管理しているらしいですが、この眼鏡には、Made in Koreaと刻印されているので、日本の管理者の目がどの程度届いているのかは分かりません。
 ただ、超軽量樹脂フレームのブームは、もともと韓国メーカーから始まった、と言う背景を考えれば、現地メーカーに委託生産しても品質の問題は無さそうだし、もしかしたら、デザインや設計も委託しているかも、と、最近かの国にやられっぱなしの身としては勘ぐってしまいます。
 

Zoff×amadana PCメガネ
Zoff SMART



デジタル日進月歩

2010年06月28日 | PRODUCTS
 最近また、バインダー片手にアンケートを装う“キャッチセールスマン”が街に増えて来た、と思ったら、iPadだった、、、。

 自分は、iPadどころかiPhoneすら持ってませんが、先日、iPod nanoを新調しました。第1世代2Gから、第5世代16Gへのジャンプアップ(?)で色はシルバー、買い替え動機は電池の寿命。
 このブログを始めた頃に紹介記事を書いていますが、バンド活動を再開した時購入し、使い倒して早5年、まだACケーブルにつなげば連続使用も可能なんですけどね。

 一方カミさんは携帯の機種変敢行。こちらも発売が始まったiPhone4には脇目も触れず(?)Softbank944SH、通称mirumo2をお買い上げ。

 さて、その端末はともかく、Wi-Fiの接続契約にビックリ。何がビックリって、システムについて説明一切無し。先ず、店頭説明員の話では、「Wi-Fi接続は2年間無料です」と、2年経過後は料金が発生する、、、ような、しない、、ような、ごにょごにょ。
 ま、なにかのキャンペーンで当面無料にして、使い慣れた頃から金を取ろうと言う作戦だろう、Softbankが考えそうなことだ、詳しくはセッティングカウンターで聞けばいいや。

 で、カウンターで、いつもながら長~~~い説明を聞くと、今度は「Wi-Fiはずっと無料です」と、「えっ、さっき2年間って言ってたけど」とカミさんが突っ込んでも、「いや、料金は無料です(キッパリ)」と、まあ、2年でも申し込もうと思ってたのでとにかく申し込むと、係りのお兄さんが“ソフトバンクWiFiスポット”にグリグリ丸をつけた。

 そして最後にお兄さんが言うことには、「今、キャンペーンでルーターを無料で差し上げています」と、自分は「いや、既に無線LANルーターあるからいらないです」とお断りしても、お兄さんは、「差し上げてますので、どうぞ」と引き下がらない。もらっても、セッティングとかやり直すの面倒だし、いらないんだけどなぁ、、、と思いながらも、最悪ヤフオクで売るか、とか思いながら、有り難く頂戴することに^^;(続く・・・)


 その後、1か月前にオープンし、ちょっと気になっていた、青山のFrancfranc Villageに行ってみました。


 森田恭通氏が手掛けた倉庫のような空間をデコレーションした店は、巨大なシャンデリアこそ無いものの、LAで良く通った家具屋さん達の空気と似ていました。箱の造りはある意味チープ、でも、大胆な装飾やディスプレイがそれを帳消しにするほどゴージャス。置いてあるものも、オシャレなんだけど、チープなんだかハイクオリティなんだか見分け難い。てな感じ(?)で、良くできた店でした。
 ただ、良くも悪くも話題のタコ焼きだけは、つい食べてしまったものの、やっぱり微妙(笑)


 (続き)家に帰ってルーターの箱を開けて、やっと全てが納得できました。(いいのか、そんなことで!)

 入っていたのは、3年半前に日本でもサービスを開始したfonのルーター。実は勉強不足で、今回、無理やり(?)ルーター頂くまでは知らなかったのですが、簡単にシステム説明すると、fonのルーターを設置すると、自宅の無線LANが、他のfonユーザーにも開放される基地局になる代わりに、自分も、お出かけの際、他の人のfon基地局が使えると言う仕組み。これに、SoftBank Wi-Fiスポットも相乗りする形でサービスが開始されたって訳。
 従って、fon基地局を開設し登録しない限り、Wi-Fi無料使用は出来ないことになっています、、、ってこと、お店ではいっさい説明も無いし、サイトを改めて良くみても、小さなフォントで分かり難く書かれているだけ。(ほんとにいいのか、そんなことで!!)

 だが、ちょっと待てよ、自宅のISPは個別に自分と契約しているわけで、それを第3者に開放して良いのだろうか???
 と、思って、いろいろ調べると、fonサービス開始時点では、案の定、多くのプロバイダーは利用禁止の判断をしていたようですが、ここへ来て、ベンチャー系(?)ISPが、相乗り的に提携し始めたようです。
 それでも、普通のISPでは、まだ微妙って感じがしてます。よって、お店でも、明確な説明が出来ないのかな~って感じですが、そんなの売りにしていいのかVol.3!!!

 iPhone4買った人にも、もれなく付いてくるルーターについて、もっと詳しく知りたい人は⇒WikipediaのサイトへGO



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999.9 NP-40×累進レンズ

2010年04月25日 | PRODUCTS
 
 メガネを新調しました。結構な期間をかけて選んだフレームは、タイトルの通りフォーナインズのNP-40という品番。メガネ選びはいつもたいへんです。いくらカタチがカッコ良くても、顔とのコーディネートが問題で、衣服よりシビアな気がするのは、自分の顔が悪いだけかもしれませんが…。

 さて、メガネを新調した理由は近くが見え難くなったから(歳)、タイトルの“累進レンズ”というのは、遠近両用レンズのこと。
 まだ、老眼鏡が必要なほどでは無い(メガネを外せばこと足りる)んだけど、歩きながら、iPodや携帯なんかを操作するときに非常に面倒な感じなので、累進レンズにチャレンジしてみました。

 もう1つチャレンジの動機付けになったのは、現在のメガネを作った4年前には、累進レンズは、レンズの上下高が35mm以上必要、という話だったのが、現在、25mmあればなんとかなる時代になったことです。(NP-40は27mm)
 これは、フォーナインズのサイトでも、いろいろ説明されていますが、まあ、フレーム屋というよりは、レンズ屋の功績の方が大きいんじゃないかと思いますけどね。(SEIKO累進レンズのサイト)

 で、使い心地ですが、視力的には、当然、遠くも近くもネガネをかけたまま対応出来るようになりました、、が、良く言われている累進レンズの違和感は、やはりあります。
 遠と近が切り替わる距離を“累進帯長”と言い、レンズの上下高が短くなればこの距離も縮まり、違和感も増えると言われていますが、どうもそれだけじゃ無い気がします。

 自分のレンズは、累進帯長12mm(この数値がレンズ上下高に影響し最短10mmから有)ですが、先のSEIKO社のサイトを見ても、累進のさせ方自体、まだまだ進化しているようで、逆に言えば、それだけ違和感との戦いが終わっていない(現段階で満足する人が少ない)技術であるとも考えられます。

 中には、何本も投資をして独自の研究結果を発表している方もいらっしゃって、奥の深さが感じられますが、恐らく、個人個人の特性に合わせる為には、実際、幾つかのタイプを使用して見るしかなく、これから累進レンズをお考えの方は、いろいろな意味で、覚悟を決めて置くことをお勧めします。(冒頭で“チャレンジ”と言ってるのは、そういう意味です)

 最後に、フレームですが、日本人の顔の形を良く研究されているのと、上の写真のように、独自のR形状をしたヒンジ部のフレームでソフトなテンションがかかり、素晴らしいフィッティング感が得られます。累進レンズは、目とレンズの位置関係が非常に重要なので、フォーナインズのフレームは、デザイン性だけでは無く、この点でも選ぶ価値があると思います。
(え~、仕事柄(?)こんな文言になっちゃいますが、メーカーの回し者ではありませんよ^^;)



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PC四方山話最終回(になるといいな・・・汗;)

2010年02月15日 | PRODUCTS
 新入り君が2回のお勤めを終えてから約2週間、快調に動いているのが本当っぽく感じられてきた今日この頃、そろそろ事の顛末でも記録してみようかと。

 新入り君のプロフィールは過去記事でご確認頂くとして、あれは契約時の予定より早めに納品されてきた2010年の年明け早々、配送ダンボール箱を開けると、商品写真や文字が印刷されていない真っ黒な化粧箱の中で、スエード調カバーに恭しく包まれていたのが新人君。

 しげしげと外観をチェックした後、早速電源ON! 先ずはOSの最終工程へ、、、進むハズが、いきなり「出来ましぇーん」のウィンドウ表示でスタック。おいおい、噂通りの問題児かよ、と、嘆いていても仕方ないので、これまた悪評のサポートセンターへ電話で戦々恐々としていたら、過去記事に書いた通り、“プレミアム”デスクの特権か、親切な日本人スタッフの対応で、先ずは一安心。

(余談ですが、たいしてPCに詳しくないDELLユーザーの女性スタッフは、サポートセンターの遠隔操作で、裏蓋開けて分解、メモリーの抜き差しまで指示され、見事問題解決したとのこと。なんでも、異音を電話を通して聞かせろって言ったらしいです。侮れませんDELLサポート)

 話は戻って新人君ですが、サポートのお兄さんの指示であれこれやるも、復活の兆しがない、仕方なく、OSの再インストールとなりました。
 インストールが終われば、DELL標準の「工場出荷イメージ」を起動させ一件落着、のハズが、お兄さんの指示で隅々まで探すも、HDの中にその痕跡は見つからない。
 次にお兄さんが言うことには、「では、ドライバーとアプリもインストールしましょう」って、いまから10枚以上あるROMを全てインストールしろっちゅーの? いくら付きっきりでガイドするとか言われても、そんな暇じゃないっつーの!

 で、最初は難色を示していたものの、「注文書に書かれた内容は売買契約と同じ、その通りのモノが来なかったってーのは、契約違反とちゃうのかい?」でご納得頂き、引き取りサービスのお兄さんに来て連れてってもらうことになったのでした。

 約10日間のお勤めから戻った新人君の修理報告書を見ると、、、。

 お客様ご申告内容:OS起動不可(ん?最初はそうだったけど、インストールし直したじゃん)

 修理概要:OS起動不可を確認し(引き取られた時は起動していたけどなあ???)、マザーボード、CPU、ヒートシンク、ファン、メモリ×2を交換(なんでやねん、ドライバーやアプリをインストールすりゃ終わるのに、モジュール一式交換かい)、OSインストール実施しました(まあいいけど、ちゃんと他もインストールしてあるんでしょうね)。

 疑心暗鬼の中、戻って来た新人君をくまなくチェックしてみると、、、とりあえず問題なさそう。但し、セキュリティソフトだけは自分で入れてくれと言われていたので、インストール&登録すると、オプションで頼んだ36ヶ月更新サービスが反映されず、30日間お試しだけになっとる。さらに、よくよく見ると、HDのパーテーション設定(これもオプション)もなくなってるぞ(初回納品時には有)
 まあ、どちらも急ぐ話では無いので、メールサポートの実力リサーチも兼ねて、メールで問い合わせすることに。

 しかし、悲劇は翌日に。電源を入れても画面が立ち上がらない! 本体は、HDの読み込み音がしたり時折ファンが回ったりと、正常に起動している感じなのに、画面は真っ暗なまま。とりあえず強制終了を繰り返したり、物理的断線を疑ったりしたけど全然駄目。
 仕方なくサポートセンターへ電話、今回も親切な対応で、いろいろ指示されるも復旧はせず、再び引き取りサービスのお兄さんがやってくることに、、、トホホ。ついでに、昨日メールした問題もよろしくね、つーことで「いってらっしゃーい」

 2回目は5日ほどのお勤め、例によって添付された修理報告書には、、

 お客様ご申告内容:NoVideo(その通りです)

 修理概要:画面が表示されないことを確認し、LCD Assyが障害原因でしたので、LCD Assyを交換、(これで主要部品はHD以外ほとんど交換しちゃったなぁ)、OSインストール実施しました。(パーテーション設定やり直しでやったってことかな)

 帰還した新人君のディスプレイ&カバーには、初回納品時には付いていなかった保護フィルムが、わざとらしいくらいベタベタと貼られているが、1回目の修理から戻ったときに付いていた、本皮革パッド部のヘコミが無くなっていたので、本当に全とっかえした模様。

 んで、もう何が起きても驚かない余裕(?)と共に起動、とりあえず付いているモノが付いているかアレコレ確認、先ずは問題無い感じ。
 でも、例によって、セキュリティーソフトは自分でやるものの、やっぱりお試し期間だけになる現象は同じ、ただ前回のメールの回答で、本件は「セキュリティソフト会社へ問い合わせろ」とのことだったので、サイトを覗くと、良くある質問コーナーに同様の内容が。どうも、DELLのPCでは、製品登録前にOSの再インストールを行うとそうなるらしい、ということで、これは、ソフト会社経由で解決。
 もう1点、デルドックという、MacOSXのパクリみたいなランチャー機能装備が売りのハズなんだけど無い。まあ、どっかに入っているのかもしてないけど、店頭のデモ機で操作してみた感じでは、根っからのWinユーザーとしては特に価値を感じるものでも無く、放置。

 そんなこんなで、いろいろありましたが新人君も我が家に馴染んできました。ペンティアム3からの乗り換えでは隔世の感があり、やっと動画コンテンツ主体のPCライフが送れるようになりました。

 折しも、コンパクトデジタルビデオカメラの新製品が話題になってるし、自分も検討しているのですが、SONYのBloggieが意外と期待外れらしく(某日本最大手量販店店員も「お勧めしない」とキッパリ、ライバルメーカーの派遣かと思ったが、YouTubeのことをヨウツベとか言ってるし、こりゃ、バイト説明員のオタク野郎と判断=信頼できる)、希望としては、ZOOM Q3の画質がHDになれば完璧なんだけど、そんな製品どっかで出してくれれば、即買いますよ~。

 実は(まだあるのか?)、2回目の修理から戻って1週間後、またまた画面が起動しない症状を発症しサポートに電話したところ、1.ACケーブルを含む全てのケーブルを外す。2.バッテリーを外す。3.電源ボタンを5回押す。4.ACケーブルを繋いで起動。の指示で見事復活。
 前出の女性スタッフも経験済みだったこの症状、3.の動作で帯電した電気を放電しているらしいのだけど、サポートのお兄ちゃん曰く、原因も予防法も分からないとのこと。
 前回、同様の症状になったときは、この動作の指示は無かったけど、もしかしたら、これでも直ったんんじゃないかと思う今日この頃でした。



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