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無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

鰻の蒲焼探しの旅

2015年06月07日 | HOTEL&RESTAURANT
 昨今、稚魚の漁獲量激減で、鰻の蒲焼価格か高騰しているだけでなく、そのうち食べることすら出来なくなるのではないか?、との話題もチラホラと。(今年は昨年よりマシな様ですが)
 ということで、ナマズの品種改良により、鰻と遜色無い蒲焼の開発が成功したとかの報道もあり、蒲焼好きとしては一安心(?)しつつも、ここ十年近く続けていた自分好みの鰻の蒲焼探しの旅が、今年、新たなステージに入ったことを記しておきたいと思います。

 自分と蒲焼との関係ですが、小学校で出来た友達の家が、鰻の蒲焼専門店だったこともあり、なんとなく近所付き合いもあってか、小さい頃から馴染み深い料理でした。とは言え、昔から安いものではなかったので、頻繁に食卓に上がるメニューではありませんでしたが、子供の頃から好物であったことは間違いありません。

 そして、社会人になってからは、自分でいろいろなお店を廻るようになり、本ブログでも、時折話題に上げているのをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません、と、書くと、蒲焼について造詣が深いと思われるかもしれませんが、全く何の勉強もせずに、お店の外観と、行く道に漂う蒲焼を焼く匂いだけを頼りに、お店に入ることが多かったと思います。

 そして近年は、インターネット情報が加わったことにより、都内有名店をいくつか渡り歩いたものの、未だに「コレだ!」とぴったり来る味に巡り合えていませんでした。もちろん有名なだけあって美味しいのですが、何か心の奥底にある理想の蒲焼にはヒットせず、それが何か分からないまま、彷徨い続けている感じです。

 例えば、以前ブログで紹介した神田にある明神下




 東京タワーの近くにある、麻布 野田岩




 後は、かぐら坂の志満金、などなど。



 それぞれに個性ある味わい深いタレや、ふっくらした食感も、それはそれで贅沢なのですが、イマイチ違うような気がするんですよね~。

 で、今年3月末、結婚記念日にかこつけて、これまた都内でも最高ランクに入ると思われる、江戸川橋の石ばしに、満を持して(笑)訪れてみました。


 店構えは、老舗鰻屋らしい年季の入った料亭風一軒家です。通された部屋は完全個室ではなく、1つの座敷に2グループ同居でしたが、そこそこ落ち着ける感じです。


 高級(高額)店だけあって先付けが出てきます。


 定番のサイドメニュー「鰻巻き」は出汁が効いていてやわらかな食感です。


 こちらも定番の「うざく」、しっかりした鰻の食感が、この後運ばれる鰻重への期待を膨らまします。


 そしてお待ちかねの鰻重登場!お味は最高、甘すぎず辛すぎず、淡泊すぎず濃厚すぎず、柔らかい鰻の身とのバランスも良く、さすが!、なんですが、やっぱり何かが違う…。

 実は、この「何かが違う」原因は、鰻重を待つ時間に半分解明されていました。

 テーブルの上に置かれた、石ばしの歴史ブックをなんとなく読んでいると、そこに関東風と関西風の蒲焼の違いが書かれていたのです。
 いままで、背開きと腹開きの違いは認識していましたが、なんと、焼く前に蒸すか蒸さないかという、決定的な調理法の違いがあることを、今頃になってやっと知ったのでした。なんたる不覚、今迄、良く蒲焼好きだなんて言えたもんだな、と悔やむことしきり、でも、死ぬ前に分かって良かった!、石ばし有り難う!、高い金払った甲斐もあったというもんだ(笑)

 当然、石ばしも、今迄行った東京の有名店も、全て関東風の「蒸し」が入ったもの、身の油が落ちてふかふかの柔らかい食感になり、クセ(臭み)も無くなり、その蒸し加減がお店の腕の見せ所でもあるようです。

 子供のころ食べていた幼馴染の鰻屋が、関東風だったのか関西風だったのか、今では知るよしもありませんが、とにかくこれで、自分好みの蒲焼探しが、新たなステージに入ったことだけは確かです。

 で、早速、関西風蒲焼屋さんを探してみたところ、都内にも数店見つけることが出来、先日、その中から評判の良さそうな千駄木の稲毛屋さんを訪れてみました。

 店構えや内装はいたって普通の鰻屋らしい鰻屋ですが、人気店らしくほぼ満員で、予約無しでは席の確保は難しそうです。


 先ず頂いたのが、稲毛屋さんの名物らしい「鰻のにこごり」、初めて頂きましたが、鰻のタレがにこごりになっている事を想像してもらえば分かると思いますが、美味い!


 そして定番の「うざく」も普通に美味しかったです。


 そしてそして、待ちに待った「関西風」鰻重(実は、稲毛屋さんでは関東風も頼めます、というかそっちが主流?)
 蒸してないけど、決して固くなく、少しだけ歯ごたえを残した柔らかい食感、油のノリも関東風より少しだけ良いけど、しつこい訳ではありません。う~ん、この食感、かなり理想に近いような気がして来ました。
 実は、帰り際にチラッと見えたのですが、焼き方は、炭ではなく遠赤バーナー(ガス)を使用しているようでした。

 “関西風”という明確な指標を手に入れた今、理想は確実に近づいて来ている手応えを感じています! そしてこれからも続く蒲焼探しの旅が楽しみになって来ました。理想に出会うのが先か、鰻が捕れなくなるのが先か、限られた時間の中で精一杯頑張ります!

INTER-CONTINENTAL TOKYO BAY のお正月プラン

2015年01月03日 | HOTEL&RESTAURANT
 皆様、明けましておめでとうございます。本年も、とりとめなく運営して行く所存ですので、てきとーに覗いて頂ければ幸勘で御座います。

 さて、新春第1弾企画として、昨年大好評を博した(?)都内ホテル正月プラン体験レポートの、2015年版を発表できる運びとなりましたので、お楽しみ頂ければ幸いです。


 さて、今年滞在させて頂いたのは、タイトルの通りインターコンチネンタル東京ベイ。東京湾を目の前にした、都心の喧騒からは数ブロックほど離れた程よい立地は、昨年の六本木含めた街中のホテルとは随分趣が変わり、都心に最も近いプチ・リゾート的な感覚です。


 先ずはお部屋チェック。1995年開業ながら、2013年に大規模なリニューアルを敢行し、大幅なイメチェンを図ったとのことです。正直、昔は知らないので比較はできませんが、ある意味バブリーなデコールは、4~5年前のサローネで流行ったようなコンセプト、なんだか、BALS TOKYO的なセンスも感じるデザインです。(注:検索しましたが、ココとBALSが繋がるような情報はありませんでした&現在のBALSはもう少し大人しい品揃えです)

 そのデザインコンセプトが最も色濃く表現されている、フロント・ロビーに隣接したニューヨーク・ラウンジの様子も掲載しておきます↓




 さて、話を部屋に戻して、水周りはこんな感じです。シャワーブースとバスタブは別々。リニューアルしたといっても、基本設計の古さがここに出ていて、多少使い勝手が悪いかもしれません。

 広さは、ベッドルームもバスルームも充分で快適です。アメニティも充実していて、マッサージチェア(部屋の写真の左側のシングルソファがそれ)、加湿器(リクエストベース)、美顔器、ネスレのエスプレッソマシンなんかもありました。
 そして圧巻は部屋からの景色。遠くレインボーブリッジや東京タワーが挑め、眼下には、首都高やゆりかもめ、東京湾に行き来する船舶などが目を飽きさせません↓


 残念なのは、ベイビュー指定でも、初日の出のご来光が拝める部屋は、東側の数部屋に限られており、ここからは見ることができません。とは言っても、今年元旦の朝、海側の空は曇っていてご来光は無かったようですが(笑)

 ちなみに正月プランのお値段ですが、エグゼクティブフロアー(クラスは上から、スイート→クラブインターコンチネンタル→エグゼクティブ→スーぺリア)のベイビュー指定で、2泊3日×2名で22万円、ひとりあたり1泊55.000円となりました。昨年のグランドハイアット38.750円と比べるとちょっと高いですが、大晦日のディナーが付いている点と、部屋のビューと数々のイベントがプラスポイント、また、数ある都内ホテルプランと比較すればリーズナブルな気がします。駐車料金は2.500円/1泊です。

 尚、ネット情報によると、ここは、直前のキャンセルや売れ残りのバーゲン放出が拾えることもあるらしいので、行き当たりバッタリがOKな方なら狙い目かもしれません。

 お楽しみの、正月プランに含まれるイベントですが、以下のイベントチケットがチェックイン時に渡されますので、開催時系列順に体験レポートしていきたいと思います。

◆大晦日

1.縁日 <行かなかったのでなんだか分かりません^^;

2.レストランディナー <一部を除いた複数のレストランからセレクトできます。


 我々は、分けとく山の懐石料理をチョイスしました。例によって見難いと思いますが、メニュー載っけときます。


 一部料理の写真も掲載しておきます。上から、“雲鰒のお造り”“鮑磯焼き”“佐賀牛ローストビーフ”“鰆ご飯”どれも美味しく頂きましたが、特に、鮑の磯焼きは分けとく山の目玉の一つのようで、肝あんに絡めた鮑の上に海藻が降りかけてあり、芳純な磯の香りと肝の旨味が、ともすれば淡泊な鮑のお味を引き立ててくれていました。
 気前が良いと思ったのが、フリードリンクチケットも付いていて、アルコールも含めた飲み物も自由に頂けること。どのテーブルも、冷酒やワインが進んでいる様子でしたが、下戸の自分はひたすらウーロン茶、残念。

3.ワールドヌードルビュッフェ <4Fバンケットルームでの催し、飲み物は別会計

 日本蕎麦以外にも、アジアン、イタリアンのブースがあり、その場でシェフが作ってくれます(1ポーションは通常の半分くらい)。具材もいろいろ用意されていて、ディナー代わりにココだけで済ますことも可能なレベルです。


 年越し蕎麦と言えば、もちろん最初は【日本蕎麦】、トッピングは『にしん』と『とろろ』をチョイス。はっきり言って、さっきディナー食べたばっかりで、これだけでお腹一杯になりました^^;、でも、ここで怯む訳にはいかないと、アジアンコーナーで【フォー】にもチャレンジ↓。個人的には、普通に美味しいお蕎麦を1杯頂ければ良かったかな~。例えば、分けとく山で年越し蕎麦が選べたりすればパーフェクトです。



4.カウントダウンパーティー <5Fバンケットルームでの催し、飲み放題、おつまみ付き


 イタリアで活躍されているソプラノ歌手、新垣有希子さんを招いてのライブステージ。新垣さんは、2月に開催されるオペラ歌劇「リゴレット」出演の為に来日されているようです。
 ステージの合間には、食事券や宿泊券が13組に当たる抽選会(我々は1回だけ1番違いでカスッたものの全て外れ)、そして最後は参加者全員でカウントダウン&クラッカー、シャンパンで乾杯してお開きとなります。
 実は、1Fラウンジでは、一般客向けに、DJイベントによるカウントダウンパーティーが開催されていたらしく、そっちも興味があったので、どちらか選べれば嬉しいのですが。

◆元旦

1.ご来光(初日の出) <6Fオーシャンビューテラスでの催し

 前述しましたが、朝の天候が悪かったので不参加、でも、振舞われたらしい甘酒は飲みたかったかも。

2.分けとく山 おせち料理 <5Fバンケットルームでの催し


 東京湾が一望できる5Fバンケットルームでおせちを頂きながら、時折降り注ぐ朝日と正月らしいBGMに浸れば、正月気分が盛り上がります。暫くすると、威勢の良いお囃子の音とともに獅子舞が現れました。最後には、お客様一人ひとりお祓いをして回ってくれる、正月気分が満喫できる粋な演出です。

3.鏡開き <1Fロビーで開催ですが不参加

4.写真撮影 <6F写真室

 結婚式などで使われるちゃんとした写真室で、記念写真を撮ってくれます。完成した写真は1月中旬頃に郵送してくれるとのことでしたが、我が家には下旬に到着しました。


 装丁もしっかりしたもので普通に立派です。写真の修正も念入り(笑)に行われており、正月プランの“おまけ”だからと手を抜いている様子はありません。

5.初詣クルーズ <お隣の日の出桟橋(徒歩5分位)から、浅草までの水上バス乗車券が“片道分”だけ貰えます。

 ホテルから徒歩20分位のところに増上寺があるので、どちらをお参りするべきか迷ったのですが、せっかくなので、小雪舞い散る激寒の中、水上バスで浅草寺まで行ってみました。


 実は、隅田川クルーズ初体験。混んでいるのかと思いきや結構ガラガラ。我々は、上階の眺めの良い席で景色を堪能、40分弱で浅草に到着しました。


 帰りは下階の、なんだか大正ロマン的重厚な内装の席へ。下は多少眺望が悪いものの、上より暖房が効いているし、カフェカウンターもあるので、珈琲飲みながら、のんびりと雰囲気を味あわせて頂きました。
 隅田川クルーズは意外と楽しく(&楽チン)てお勧めです。もしまたインターコンチネンタルでお正月を迎える機会があれば、是非利用したいと思います。

◆出発日

1.朝食 <3Fシェフズライブキッチン

 インターコンチネンタル東京ベイの目玉であり、ソロモン流で取り上げられ一躍有名になった、シェフズライブキッチンでの朝食を楽しみにしていたのですが、なんと、クローズ時間繰り上げの関係上(事前告知なし)ゆっくり出来ない可能性がある旨の説明があり、全く同じメニューを用意したという、5Fの別室を案内されてしまいました(泣)

 3Fでは、どれだけ“ライブ”で調理しているのか分かりませんが、5Fでは、オムレツだけはその場で調理してくれるものの、その他は、調理済みの品が保温プレートの上に並んでいました。品揃え、お味共特筆すべき点は無く、写真も無しです。

 ということで、最後は残念だったものの、全体的には「頑張ってるな」と感じる、インターコンチネンタルの正月プランですが、やや中途半端なイベントもあり、出来れば、価格は上げずに取捨選択による、より一層の洗練を期待したいと思います。正月プランとしては、シンプル過ぎず過剰過ぎず、お正月気分は充分満たされました。ホテルの雰囲気や立地を生かした現状のコンセプトも良いと思います。

GRAND HYATT TOKYOの年越しプラン

2014年01月03日 | HOTEL&RESTAURANT
皆様、あけましておめでとうございます!
 本年も、まあ、いろいろあるとは思いますが、当ブログはマイペースで続けていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

 ということで、新春第1弾は、タイトルでお分かりの通り、グランドハイアット滞在リポートでスタートしたいと思います。

 日本の伝統的お正月と言えば、家族と厳かに過ごすのが定番ですが、時には、その準備などの煩わしさから逃げるように、外で年越しをすることもあるでしょう。今回の我が家で言えば、自分の実家は2世帯の孫の高校受験で自粛ムード、相方の実家は海外旅行、相方自身も個展準備で息抜きがしたい、という状況が重なったのでした。

 こんな時の選択肢は、のんびり温泉宿に行くか冬山スポーツ、もしくはどこか海外に出かけるのが大方の定番だと思いますが、とある事情により都内から離れられない為、都内HOTELでの贅沢な年越し“初体験”となりました。

 予約したのは10月末、タイミング的に遅かったのか、あまり選択肢が無かったものの、このブログでも紹介したことの無い(つまり行ったことが無い)都内主要HOTELのひとつ、グランドハイアット東京の正月プランが予約できました。
 お値段も、数ある都内HOTELの正月プランとしてはリーズナブル(とは言ってもの世界ではありますが…)、12月31日からの2泊3日の滞在に、到着日大晦日の年越し蕎麦/元旦のおせち料理/出発日の朝食、が付いて約155.000円(2名/税サービス料全て込)、1名あたりの1泊料金にすると38.750円となります。ちなみにクルマの場合1泊3.000円の駐車料金が加わります。(ヒルズP3のバレーパーク)


 HOTEL場所は、六本木ヒルズの敷地の一角、けやき坂の上に位置しています。写真でご覧頂けるように、六本木ヒルズ(森タワー)と隣接していて、1階と6階から外を通らずに行き来できるし、ヒルズが元旦から営業しているので、滞在中暇になることはありません。今回も、激混みで有名な『スヌーピー展』を、空いていた元旦の夜にゆっくり観ることができました。


 こちらはメインエントランス。外資系と言えども、大きな門松が迎えてくれます。但し、マイカーでお出かけの際は、裏手の駐車場側のエントランスを利用することになりますが。


 部屋の様子はこんな感じ、一番下のグレードですがそこそこ面積はあります。窓のところが、建物躯体から飛び出すように設計されていている(床ごと出窓になっている?←正式名称分かりません)のが、かなり効果的に感じられます。
 乾燥する時期なので、加湿器を借りようとしましたが、全て貸し出し中とのことで利用できませんでした、必要な人は、早めに予約した方が良さそうです。


 パウダールームはこんな感じ、あまり広くはありませんが、レイアウトが上手く、バスルーム側がガラス張りで抜けているのと、ベットルーム側の扉を大きく開放できるので、この面積でも閉塞感はありません。
 バスルームは充分な広さで日本流レイアウト、流行りの天井シャワーも設置されていて、デリーのハイアットでは、水質の問題で慎重にならざるを得なかったシャワーを思う存分使え、綺麗な水の有難さを改めて実感。


 窓の外はこんな感じ、けやき坂上交差点です。最近の外資系HOTELは、複合高層ビルの上階に位置し素晴らしい眺望のところが多いですが、ここは、1棟全てHOTELの為、特に低層階(ここは5階)では眺望はありません。
 ちなみに5階はスパ&フィットネスがある階で、要人が滞在していたのか、時々、エレベーターホールの四隅にSPらしき人が立っていて、やや異様な雰囲気でした。

 続いて、お待ちかね(?)の食事の紹介です!

<年越し蕎麦>


 6階の日本料理:旬房で頂く“にしん蕎麦”です。お出汁の風味が濃くてすごく美味しかったです。その分、(ちょっと茹で時間が長すぎたような)蕎麦の存在が押されちゃってたかもしれません、でも、重厚な石と木を多用したコンテンポラリーな空間で頂く、贅沢な年越し蕎麦には満足(笑)

<おせち料理>


 スマホでは見えないと思いますが、いちおうメニュー載っけときます。(ダウンロードして拡大して見てください^^;)


 お屠蘇と2段重のおせちです。しごく真っ当な品揃えで、味付けの塩梅も良く美味しく頂きました。場所は年越し蕎麦を頂いたところと同じ旬房ですが、実はここ、建物最上階に位置しており、吹き抜けや天窓から外光がたくさん入り、夜とはまた違った、お正月らしい明るい穏やかな空間が感じられます。


 こちらは、お雑煮とお赤飯です。昨今の偽装ブーム(?)を反映してか、素材の産地や品種を特定するメニューは全く無いのですが、お雑煮の具に、唯一、特定JAS取得している“京赤地どり”の記載を見つけることができます。その鶏は鶏でふっくらときめ細かく美味しかったのですが、やっぱり夕べの蕎麦同様お出汁の味が最高でした。

<2日目朝食>


 2階にあるレストラン『フレンチキッチン』、またはルームサービスが利用できるとのことで、ルームサービスでゆっくり頂くことにしました。○○プランとかのパック料金の場合、ルームサービスを利用できるケースは稀なので、嬉しいサービスです。
 品揃えは、いわゆる『アメリカンブレックファスト』ですが、細かいアレンジも可能で、見た目通りボリュームも味も満足できるものでした。

 最後に、HOTEL全体のサービスの質ですが、多忙な時期のせいかスマートさは無かったものの、スタッフの数も多く、どのスタッフの対応にも好感が持てたことを記載しておきます。

 この都内HOTEL滞在ですが、いままでも、正月以外では何回か経験があり、その客層やHOTELの対応をウォッチングすることも楽しみのひとつです。先にも書きましたが、正月の予約はどこも一杯のようでしたが、個人的な見立てでは、旅行者のみならず、我々のような近所の利用者もそれなりに含まれているように感じます。

 このままアベバブルが暫く続くとしたら、今年6月、東京都と森ビルが推進している『虎ノ門ヒルズ』に、HYATTグループの新ブランド『アンダーズ』が開業するのを含め、リーマンショックや震災危機を乗り越え、オリンピック開催に向けますます発展する東京がどうなって行くのか楽しみです。

 アンダーズ東京の詳細は、こちらのプレスリリースでご確認ください⇒PDFファイル


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PIACERE @ Shangri-La hotel TOKYO

2012年05月01日 | HOTEL&RESTAURANT
 『2007年東京ホテル戦争』を覚えている方はいらっしますでしょうか?

 当ブログでも、最新のホテル事情は押さえておくべきと、あししげく通ってリポートしてましたが、その後、リーマンショックだの震災だのと、市場も自分もすっかりトーンダウンして、もうホテルのことなんか半分興味が無くなっていたのですが、出張の際、東京駅の新幹線ホームから、唯一訪問したことの無い“シャングリ・ラ東京”を目にするたびに、なんか、やり残してる感が心の片隅にひっかかるのでした。

 てゆーことで、とりあえず開業から3年を経てスタッフもこなれただろうし、一応行ってみるか、と、食事だけですが、結婚記念日っちゅーことも絡めて、やっと、出かけてきたのでご報告致します。

 まず、並み居る強豪と比較すると最も規模が小さい、にも関わらず、当初の計画通りなのか、リセッションの影響なのか、スタッフの数が少なく、ややホスピタリティに欠ける、と言うのが第一印象。
 実際、28階のロビーに到着し、レストランの場所をキョロキョロ探しながら歩き、少し奥まった位置にあるその場所に到着するまで、特に混みあっている訳でもないのに、声をかけて来たスタッフはゼロ。

 デコールで言えば、訪問したレストラン含め、現代的でありながらオーセンティックな高級感を持つ設えではあるものの、シャンデリア以外は特にファシリティ的な個性や特徴といったものは無く、職業柄か、物足りないと言えば物足りない。まあ、一般的には良いのかもしれませんが、他と比べると、非日常的感動は薄い。

 と、やや辛口のスタートではありますが、食事は美味しかったです(笑)

 シャングリ・ラ東京には、メインダイニングが2つ、1つは和食の『なだ万』、そしてもう1つが今回予約したイタリアンの『ピャチェーレ』です。
 スタッフの対応は、リッツのようなUS西海岸的陽気さまでは行かないものの、フレンドリーで堅苦しく無い代わりに、マンダリンのようなクオリティも感じ無い、ただ、もしかしたら、本当はもっとフォーマルなのに、客(我々)の雰囲気に合わせて、故意にレベルを下げているような気配も感じなくも無い(笑)


 通された席は、特に記念日とかなんとか伝えてはいないものの、窓際の眺めの良い席でした。眼下には東京駅を発着する列車達、その向こうには、丸ビル/新丸ビルなどの再開発エリアの街並みが臨めます。駅近の立地は、移動に便利なだけでは無く、鉄ヲタ・鉄子(うちの相方)にはこの上無いセレクションだったようです。
 店内中央にはソファー席があり、その周りを取り囲むようにテーブル席がありますが、席数はそれほど多くありません。中央のソファー席は、ビューはそれほど望めないと思いますが、ちょっとクラス感があり、お相手によってはこちらもアリかもしれません。

 で、頂いたのは、4月30日まで限定の、旬のアスパラガスを多彩にアレンジしたコース料理。一応、イタリアンとなっていますが、リッツのフレンチよりよっぽど凝った料理で、イタリアンというよりは、南欧フレンチ的な要素が感じられるものでした。

 以下に主だった料理だけですが写真を掲載します。コースは全てアスパラガスがなんかしら加えられているのですが、肉料理だけは、相方の好みにより、通常メニューの鴨料理に変更してもらいました。




 デザートは暖かいスフレを崩して、冷たいアイスクリームを落として頂きます。ですが、このアイスクリームが、グリーンアスパラだったどうか、味の印象が残っていなくてスイマセン。




 以上、勝手な感想を書き綴ってみましたが、冒頭に書いた通り、数年前と比較すると、見る目がかなり“てきとー”になっているので、重要な部分の見落としや誤認などあるかもしれません。また、各ホテルを見た時期に大きな違いもあり、正しい評価になっているかどうかも疑問です。
 然しながら、一応全部見ました記念として、外資系ホテルランキングなんぞを残しておこうかと思います。1位:マンダリンオリエンタル、2位:コンラッド、3位:パークハイアット(ちと古いですが)



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ブノワ【青山】

2010年06月12日 | HOTEL&RESTAURANT


 誕生日が今年もやってきた、過ぎ去った年月はドップラー効果のようにすぐに減衰して行き、新しい節目が矢継ぎ早にやってくるように感じられる年頃(?)、とりあえず、今年の記念日を記憶する為、美味しいものを食べに行って来ましたが、記憶だけだと忘れちゃうかもしれないので、載せておきます。

 行って来たのは、ミシュラン三ツ星シェフ、アランデュカスが展開するビストロ、青山のブノワで、こちらはミシュラン1つ星獲得しています。

 初めての訪問でしたが、とてもフレンドリーなスタッフの対応とお店の雰囲気で、肩肘張らずに食事を楽しめました。特に、インテリアの雰囲気は、フランスの伝統的邸宅にあるガーデンテラスのような感じで、トイレに使用されている素材まで抜かりなく吟味されていて、自然で素朴な居心地の良い空間を提供してくれます。
 加えて、10階に位置するレストランに隣接する建物は無く、3方を大きな窓に囲まれたダイニングは、我々が訪れた夜は街の夜景を楽しめましたが、恐らくランチタイムには、明るい日差しが一杯に降り注ぎ、内装の雰囲気をより際立たせてくれると思います。

 料理の方も、カジュアルなビストロ料理で、お値段もリーズナブルなので、このお店の使い方としては、ガッチリフルコースを組むと言うよりは、季節の美味しいものを、普段使い感覚で食べに行くのがよろしいかと思います。(ちなみに、前菜+メイン+コーヒーのディナーセットで3.600円から)
 逆に言うと、ここ一番の勝負店(?)として使うには、少々力不足なので、ミシュランの星付きといえども、ビストロはビストロであることをお忘れなく。

 詳しくはお店のサイト食べログリポートなどをご参考下さい。

 上の写真は、この器を使って、そのお店ならではの野菜料理を考案せよと、世界に展開するアランデュカスの全店に届けられたクックポットで提供される『春野菜の重ね焼きヴィネグレットソース』
 下の写真は、リクエストによって用意されるバースデイケーキ。見た目はベタですが、見た目より軽くてどんどん食べられる美味しさです^^;(プレートの名前は修正させて頂いています)





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明神下 神田川本店 【神田】

2010年03月28日 | HOTEL&RESTAURANT

 うなぎを食べに神田まで行ってきました。

 と、その前に、先ずは会社のスタジオで、先日購入したスネア(TAMA PAL146)の筆下ろしを兼ねて、3時間弱ほど個人練習。イメージ通りの音色に満足でしたが、バンドアンサンブルでどうなるか? 更には、マイクを通すとどうなるか? は、未知な感じでもありました。その辺は追々報告します。

 練習終了後、カラカラ変な音がするので見ると、ラグを止めているビスが1つ外れていた。組み立て時の締め付け不足ならまだ良いですが、あまりに胴が鳴りすぎでしょっちゅう起こる、なんてことがあったら困るなぁ。。。いずれにしても、時間あるときにヘッドを外して全個所チェック要ですな。

 その後、定期的に受けているドラムレッスンの為、都内のスタジオに出向き、1時間程脂汗(冷や汗も含む)をかいた後、カミさんと合流し“うなぎ屋さん”へ。



 行ってきたのは、タイトル通り、お茶の水と秋葉原の中間地点にある、うなぎの老舗『明神下神田川本店』
 創業は1805年と言うから、もう200年も続いているお店で、店主も12代目だと言う。お店自体も、周囲の街並みとは不釣り合いの、古い一軒家風の佇まい。中に通されても、イメージは変わらず、純日本旅館のような創りは伝統を感じます。
 これは、数少ない都内に残る、戦前からの建物かと思いましたが、同店の店舗は、空襲と震災、両方ともに被害を受けたそうで、この建物は、昭和27年に立て直したものだとか。でも、うなぎのたれだけは、何があっても守られたとのことです。

 サービス(接客)面も、そんな風情に違わないものですが、大通りに面した入口から世界は一変し、やや腰が引けながらも玄関をあけると、待機している番頭さんの挨拶に始まり、部屋への案内、仲居さんの接客とも、我々のような一見さんを排他するような素振りは一切感じないので、伝統ある老舗の有名店ながら安心できます。

 ところで、通された個室ですが、20人くらいで宴会が出来そうな二間続きの広い部屋。基本的にゲストは全て個室に通されるようで、運悪くテーブル席しか空いてない場合は、予約時にお断りがあり、サービス料も15%→10%になるらしいです。
 でも、どうせなら、個室で豪華に味あわないと、このお店に来た価値は無いんじゃないかと思います。いずれにしても、お値段が張るお店なので・・・。

 さてさて、前置きが長くなりましたが、肝心のお味です。
 結論から言うと、期待通りの美味しさだったのですが、個人的には、ちょっとソルティ、もう少し甘味が欲しいかな、でも、それ以外は素晴らしく、完全に好みの問題だと思います。
 特に、焼き加減が絶妙。その過不足の無い均一な焼き加減で、ふっくらとした身と、かりっとした表面のコントラストも、わざとらしさ(?)が無く、適度な歯応えを感じます。
 先ほどのソルティの件ですが、表現方法を変えれば、甘味を抑え、すっきりとした切れ味の良い味付け(薄味ということではありません)、これは、創業時、青物市場に出入りする、いわば、労働者相手の商売だったことが色濃く影響しているのかもしれません。「甘ったるい鰻なんか食えるかいっ」なんて、チャキチャキの江戸っ子の声が聞こえてきそうですね。

 と言うことで、結婚記念日という理由で贅沢な時間を過ごさせて頂きました。次回のうなぎ情報は、名古屋遠征を予定していますので、お見過ごしなく!?

 おまけ:満腹で家に戻りメールを開けると、、、池袋ジャズフェスティバルの、オーディション『合格』通知が! ヤバい、練習しないと^^;;;また、ブログ更新が滞るかもしれません(笑)



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あひ鴨一品 鳥安 【東日本橋】

2009年10月04日 | HOTEL&RESTAURANT

 東日本橋は隅田川に程近いところ、明治5年創業で鴨料理一筋の料理屋さんに行って来ました。メニューも鴨スキ(10000円)一品のみで実に単純明快。鴨好きなカミさんの誕生日ということで。

 鴨スキ(焼き)と言っても、普通の牛肉や鶏肉のスキ焼きのように、割りしたで味付けするわけで無く、写真のように、鉄板でジュウジュウ焼いてもらって、おろし醤油で頂くという、食し方もシンプル。
 鴨スキだけでは無く、突き出し、前菜、お椀ものから、最後の鴨焼き飯まで、とても美味しく頂きました。自分は初めてだったのですが、量も丁度良く、鴨好き、鳥好きの方は、是非、一度訪れてみることをお勧めします!

 お店自体(建物)は新しく全個室、廊下やトイレには静かにJAZZが流れる、落ち着いた雰囲気で、超高級という感じではないものの、古びた感じもしないので、接待からデートまで幅広く対応可能と思われます。

 しかし、明治5年からこのメニュー一本でやってたとしたらスゴイですね。普通、それだったら、もっとメジャーな料理として、いろいろなところで提供され、似たような店同士で切磋琢磨することになるのが市場原理だと思うのですが、他にあまり聞かないのに、長いこと続けられ、立派な店で“オンリーワン”を保っている秘密が何なのか、ちょっと気になりました。

お店のホームページは⇒こちら

食べログ(くちコミグルメサイト)のページは⇒こちら


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いいんですか? いいんです! マジすか?!

2009年01月11日 | HOTEL&RESTAURANT
 
 先日、「不在のマネージャー代行で外出許可お願いします」と、スタッフが言って来た。目的は、自由研究的プロジェクトのテーマ『東京ホテル研究』を遂行するためだとか。このテーマは毎年誰かがやっている恒例プロジェクトではあるが…。
 「えっ!(このご時世に)あの企画まだ生きてるの???」と尋ねると、止めろって話にはなってないとの返事。ちょっと待ってと、別セクションの同期役職に状況を聞いてみたところ、「良いみたいよ、オレもソレで来週“神戸”行くもん」だって(汗;
 「おめぇー自身が行くのかよ?なんだそりゃ!」残業&出張制限だの、経費削減だのとウルサク言われ、もう直ぐ、役職の給与も下げるって話(役員以上は既に減給中)なのに、どうなってるんだ、この会社!

 とりあえず、将来に向けて蓄積になること(人への投資とか)はなるべく削減しない、と言うことらしい(涙) 「えっ、だったら、自分も仕事終わってから、ちょっと寄り道させてもらって見てもいい?^^;」と、便乗させてもらって行ったのは、ペニンシュラ東京

 以前プライベートで訪問したときは、レストラン利用だけで宿泊はしなかったので、客室内を見るのは今回が初めて。

 上の写真は、ホテルの方に案内して頂いた、皇居方面のビューが素晴らしいスイートルームの様子。実際にスタッフが予約しているのは、予算の関係でツインルーム1泊だけど、ホテル側の計らいでいろいろご説明して頂けました。(今までのこの企画では、みんなスイートに2泊してたので、やっぱりちょっと“ご時世”が反映されている模様)

 で、客室エリアのデザインテーマは“和”、って最近はどこもそうだけど、ペニンシュラは、外資系では一番強く、部分的にはかなりダイレクトに、それを表現しています。写真が無くて恐縮ですが、廊下には、京都の旅館や料亭に見られるような、灯篭を模したガラスの照明が、足元に設置されていたりします。
 逆に、ロビー等のエリアでは、ホテルの母体がある、中国のテイストを感じる装飾も見られるけど、客室エリアに中国風味は全くありません。

 でも、デザインの洗練性や質感の高さでは、今一歩、マンダリンやコンラッドには及ばないと思います。以前の訪問ブログの印象と同様、少しやり切れていなかったり、逆にやり過ぎ(吹き抜けのオブジェとか)のところが所々感じられて。

 では、良い点、、、と言って良いのかどうか分かりませんが、09年1月号をもっての休刊が非常に惜しまれる、雑誌monthly m的視点(?)でコメントさせてもらいますと、一般客と宿泊客の導線分離性、簡単に言うと、『お忍び度』が高い(笑)点が、嬉しい人には嬉しいと思われます。

 具体的には、先ず、以前のレポートでは欠点としていた1階にロビーがある構造は、他の高級ホテルのように、ロビーに向かうエレベーターで誰かに鉢合わせる可能性はゼロ。
 加えて、チェックインフロントが、ロビーエリアから若干隔離されている上、同伴者は、チェックイン手続き中、ロビーの視線から完全に遮断されるエリアで座って待つことが可能。
 さらに、客室専用エレベーターが、同伴者の待つエリア奥に設置されていて、レストランや宴会場、バー(最上階)など、一般客が使用するエレベーターとは完全に別。(そのため、例え最上階に近いフロアの客室でも、最上階のバーに行くためには、一端、下まで降りる必要がありますが)

 でもまあ、お忍びで無くても、隠れ家(同じか?)的雰囲気で、都会の喧騒から隔離され、静かにリラックスして過ごせる良いホテルだと思います。

 ついでに、銀座界隈でのお忍びスペースをもう1つ紹介してみます。

 ダイニングバーginza-hajimeは、OPEN以来、大分年月が経っているので、既にご存知の方も多いかもしれませんが、表通りに小さな表札はあれど入り口無し、裏手に回り、ビルの非常階段を地下に降り、やっと入り口らしきものを発見できれば入店可能と言うお忍び度合いで、狭いスペースながらも、あの森田恭道氏デザインが魅力のお店です。


 店内は、L字カウンターとBOX席1と言うコンパクトな構成。この日のカウンターは、我々謎の調査団3名を中心に、左端に、若い男性会社員2人組、右端に、上司と部下的カップル、という布陣で、BOX席は3×3の合コンでした。(我々以外は全員スーツ系)

 と言うことで、お忍び三昧(?)の後は、スタッフの1人が本日誕生日だったので、仲通りを挟んでホテルの目の前にある、COVA TOKYOでケーキを買込み、ホテルの部屋でプチ・バースデイパーティーと相成りました。(↓いったい幾つなんだ?)


 そんな使い方のときも、コーヒーサーバーなどのアメニティの充実度や、湿度調整も可能なエアコンで快適な室内など、やっぱり篭るのには最適なホテルです。ってゆうか、世界同時不況中に、こんなことしてていいんですか?(注:飲食代は自己負担です、笑)


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リッツカールトン東京

2008年09月28日 | HOTEL&RESTAURANT

 当ブログでたま~にやってる“TOKYO HOTEL REPORT”、今回は、リッツカールトン東京に行って来たので、そのご報告を。

 リッツは昨年3月末に、ミッドタウン開業と共にオープンしましたが、オープン当初は、宿泊者以外シャットアウトだったりして行くタイミングを逃し、その後、同年9月に開業した、ペニンシュラ東京を先に偵察しちゃったりしたので、やっと開業1年半にして初めての訪問です。そしてこれで、2007年戦争を仕掛けた外資系HOTELは全制覇(泊まってないけど^^;)、ちなみに今回の利用目的も、昨年のペニンシュラ同様、カミさんの誕生日ディナー。

 この手のHOTELは、後学の為に、業務で偵察に訪れたりもしています。目的は、普段、質素(?)な暮らしをしている小市民デザイナーが、プレミアムな方たち、或いはそんな雰囲気に憧れる方たちに向けた商品を作る際の世界観研究。
 そんなとき、スタッフに必ずアドバイスするのは、「ハコだけじゃなくて人を見て来い」ということ。HOTELスタッフのサービスの質や、来客者の身のこなし等、そこで起っていること全てを見て感じて来るようにと。

 なもんで、プライベートでも、ちょっとその気が出てしまうことも暫し、45階の超高層に位置する、高級感のある内装の設えと、新宿方面の眺めが綺麗なラウンジ(上の写真右)で、ちょっとお茶しながらも、、、ハコは良くも悪くもリッツカールトンクオリティを踏襲、重厚過ぎない、少しカジュアルさも感じる作りは、マンダリンオリエンタルには敵わないな、とか、期待していたよりは狭く感じるスペースで、開放感ならパークハイアット、抜けた感じはコンラッドが上かな、とか、思っちゃったりして、嫌だ嫌だ。
 デザインテイストはご存知の通り『和』を取り入れたもの、但し、競争相手と比較すると、和風味はかなり薄味で、西洋、しかも少しクラシック(競争相手はモダン方向)な落ち着きが感じられ、良い意味でリラックスできます。これは後述するサービスの質と合わせ、利用者を癒し、少しでもこんな感じに陥れないようにする配慮かもしれません。

 余談ですが、専門家に言わせると、日本のHOTELにあって、『和』のデザインテイストと『西洋』の機能の融合は、今後ますますエスカレートするとか。
 既に、東京の幾つかのHOTELでは、洋画のなかに描かれた“インチキ日本像”よろしく、行き過ぎた表現(?)の設えも見え始め、本質的にどうなのかの見極めが難しくなって来そうですが、観光立国日本を目指し、海外の富裕層に喜んでもらえるなら、何でもしましょう! となるのでしょうか?

 で、人(サービス)ですが、非常にフレンドリー&アットホーム。特にスタッフへの権限委譲度の高さが有名なリッツの体制ですが、予約をしていないラウンジですら、先ず名前を聞かれ、サービスの際、多くのスタッフが名前を呼んでくれるのは、他のHOTELでは体験したことが無い対応です。(海外のリッツカールトン含め)
 ディナーを予約した、モダンフレンチレストラン45(フォーティーファイブ)では、もっとフレンドリーな対応(決してカジュアルと言う意味ではありません)を受けました。
 驚いたのは、デザートのときに、7名ものスタッフ直筆コメント入りの誕生カードが渡されたこと。リクエストに応え用意して頂けた、東京タワーが見える窓際に向って座る席(上の写真左)と共に、心温まる想い出に残るサービスをして頂けました。
 でも、もしかしたらフレンドリー過ぎだと思う人も居るかも、(日本に住んでいる)日本人的には、マンダリンの洗練された気使いの方を、心地良いと感じる人が多いかもしれません。ま、これは良し悪しと言うより好みの問題ですが。

 最後に、、、フォーティーファイブの料理の感想ですが、“モダンフレンチ”と言うことで、まあ、フレンチなんだろう、と思い、あまり下調べもせず伺いましたが、そのお味は、ロサンゼルス駐在時代、本場のフレンチの味を求め、L'Orangerieを始め、数々の超有名フレンチレストランを奔走し続けた5年間を思い出す味、そしてリッツカールトンが、US系HOTELだったことを思い出す味でもあります。
 メニューは、開業当時より少しリーズナブルな設定になっているようですが、リピーターを増やすには、サービスや眺望などの、料理以外の助けが相当必要だと思われます。


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オフ銀座初体験@2008春

2008年04月06日 | HOTEL&RESTAURANT
 今週末は、デザイン専門学校で講師をしているカミさんが、もう1度自分も勉強し直したい、と言うことで、とあるスクール入校の為の説明会会場まで送ったついでに、周辺をうろついて来ました。

 自分も含めて、近頃、何かを習う人が周りで急増している雰囲気が。チマタのカルチャースクールだのなんだのが、主婦やOLさんを中心に盛況なのは、大分前から周知の通りですが、既にクリエーターとして、現役でバリバリ活躍している人達が、より上を目指して、或いは別の技術を趣味を超えて習得しようとする心理状態は、何かの変化を察知した結果の行動とも思えるのは考えすぎ?

 まあ、それはさて置き、そのスクールのある場所がスゴクて、築地場外市場のど真ん中、魚河岸や海鮮やがひしめく路地の奥にあると言う、かなりミスマッチ的ロケーション。



 実は、東京暮らしうん十年にして、築地周辺散策初体験(笑)
いやいや、面白いですよココ。北海道や博多、金沢なんかにわざわざ出かけてましたが、灯台下暗しとはこの事で、寿司屋さんは当然、海鮮丼やラーメンなどなど、いわゆる“B級グルメやさん”が軒を連ねていて、海産物の買出しだけじゃなくて、お腹を満たすためだけにも充分使えます。(って、いまさらの話題ですいませんが…)

 さらに、この場所をリピートしたくなるもう1つの決定的な理由は、銀座から徒歩十数分と言う立地(これも今回初めて実感^^;)
 こりゃ、丸の内から汐留にかけての発展で、海外を含めた旅行者の活動拠点として重宝されるこのエリアでは、必見ポイントになっていると思われます。

 さてさて、美味しい海鮮でお腹もイパーイになって、銀座まで散策する途中でちょっとお茶したくなり入ったカフェ・セレも、かなり良い感じでしたのでご紹介。
 ここも、2002年末にオープンして話題になった場所なんで、知ってる方にはいまさら情報ですが、松竹ビルの1階エントランスホールが、3層くらいの吹き抜けになっていて、その広い空間は奥に行く程高くなる階段状で、その頂点に店舗が位置すると言う演出は隈研吾氏によるもの。店内の天井高もかなりあり、教会の中のような音の響き方をする、開放感とスケールを感じるこういった空間、けっこう好きです。
 平日やランチ/ディナータイムは分かりませんが、銀座の喧騒を離れ、お客さんも少なく(お店的には微妙ですが)、ゆっくりお茶タイムしたければ、わざわざ足を伸ばす価値はあると思います。

 面白かったのは、ブース状の座席(↓)



 実は、うちの社外研修で、異業種の事務所に修行に出す、ってのがあって、とある店舗設計事務所で、カフェの内装を手掛けたスタッフの提案とそっくり。そのときのプレゼンで自分は、「恵比寿の忍庭とか居酒屋系ではけっこうあるネタ」なんて辛口批評したんだけど、なんだ、カフェでもあるんじゃん(笑)

 と、今回は目新しさに欠ける日常情報で、かなりスイマセン。


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