以前にも、雇われデザイナー人生の悲哀(?)について語らせて頂いていますが、今回もそんな具体例をもうひとつ。
いま、どこの企業でも、昔ながらの『窓際族』などというものを生息させる余裕は微塵も無いと思いますが、組織ピラミッドからあぶれた経験者の雇用を維持する為の1つの方法として、通常業務プロセスから、窓際業務(?)を抜粋してやらせるような工夫が強いられているのではないかと思います。
企業デザイナーの具体例で言えば、金型が出来た後の商品(部品)の出来栄えを確認し、必要に応じ修正や図面へのフィードバックを実施する業務なんかは、その筆頭かもしれません。「そこんとこは、設計さんや、品質管理部門の業務じゃない?」という向きもあると思いますが、やはり、デザイナーの“目”が入ると、完成度はそれなりに変わって来るものです。
かく言う自分も、若い優秀なデザイナー達が終えた仕事を一手に引き取り、東に西に流浪する日々が、ここ最近のライフワークとなっています。
で、この“出来栄え”を確認する現場が、ワリと『名古屋駅』をハブにして散らばっているので、どうせなら、名古屋の美味しいものを食べまくろうと、時間に余裕のある時にいろいろ探索していたのですが、そろそろネタ切れになって来たので、まとめて一気に公開してみようと思います。
先ずは王道から、と言っても、名古屋名物は何れにしても変化球ですけどね(笑)
先頭バッターは、まるや本店の鰻のひつまぶし。

結論から言うと、これは、鰻の臭みや食感が苦手なんだけど、かば焼きの香ばしい風味や甘タレの美味しい部分だけを抜粋して食べたい、という戯けた欲求を満たす、本当の鰻好きにとっては邪道な食べ物ではないかと思います。
無残にも細かく刻まれたかば焼きを、ビビンバよろしく、桶の中でご飯とタレに混ぜ合わせる時点でナンですが、お茶碗2杯目は薬味を入れ(味を誤魔化し)、3杯目には出汁をかけて(喉超しを良くして)食べる、などどいう作法には、鰻嫌いになんとか鰻を食べさせようという苦心がうかがえます。
とは言え、他の慣れ親しんだ料理の食べ方を取り入れながら、かば焼きの長所も最大限生かされていているという点で、名古屋めし冥利に尽きる最高傑作だと思います。
続いては、山本屋総本家の味噌煮込みうどん。

八丁味噌ベースの出汁で腰の強い麺を煮込んだ、いわゆる鍋焼きうどんの一種。うん十年前、社会人なりたての頃、上司と取引先に行く途中、お昼に味噌煮込みうどんに連れていかれたときの事ですが、ついうっかりうどんを箸からすべり落とし、白いシャツに味噌を飛び散らせ、仲居さんが雑巾持って飛んで来てくれたものの、無残にもシミだらけのシャツで商談にのぞむ羽目になった、なんてバカ話は、味とは全く関係ありませんが、山本屋総本家さんでは、そんな体験を繰り返さない様、ペーパーエプロンをくれます。
自分の見立てでは、歯ごたえのある麺が咀嚼時間を要する為、濃い八丁味噌のスープでもしつこくなり過ぎず、丁度良いコクが口の中に広がり美味しく頂けるのでは無いかと思います。
とは言え、カレーうどんよりは薄いものの、それなりに濃いスープにはご飯がぴったり合うので、普段、麺類と白飯の組み合わせは絶対にしない自分でも、名古屋の味噌煮込みうどんを食べる時だけはご飯も頼みます。
こちららも八丁味噌を使った名古屋名物の定番、矢場とんの味噌カツです。

豚カツに味噌味ソースの組み合わせ(しかも最初からドバっとかかってる)が許せるかどうかが、このメニューの評価を2分するポイントだと思いますが、個人的には全く問題ありません。
いや、普通のソースにすり胡麻を合わせ、カットされた豚カツをチョンチョンと付けて食べるのも良いですが、この味噌まみれ豚もなかなかオツなものです。
と言いながら、自分は味噌カツの場合、ロースでは無くヒレ(写真)が好み、ヒレのさっぱり感とソースの濃厚感の相性が絶妙で、ボリュームも程良く頂けます。なので、メタボを気にしている方や、肉食系ぢゃない女子にもお勧めです。
余談ですが、丼の場合、自分は味噌カツは好みません。カツ丼は卵でとじるに限ります^^;
名古屋名物の定番には、以上の他、『手羽先』『どて煮』などの、飲み屋メニューもありますが、生憎、写真を撮ってないので多くは語りませんが、1つだけ、名古屋コーチン×手羽先という黄金コンビは、そのブリっとした肉厚な食感が良いのかもしれませんが、自分は、普通の鶏のヘニャっとした食感の方が、手羽先の味に合っているような気がしましたがどうでしょう?・・・
さて、お次は少し変化の度合いが激しくなり、いままでがカーブやシュートだとしたら、フォークやシンカーって感じです、、、って、例えは分かりやすいのか難いのか(?)
コレは、知る人ぞ知るスパゲティハウスチャオのあんかけスパゲティ。

あん“かけ”と言いながら、あんはスパゲティの下にひいてあります(笑) 秘伝(?)の濃厚なあんの上に、油で炒めた極太のスパゲティをのせ、いろいろある中から、お好みのトッピング(写真は牡蠣フライ・他)を選ぶという、ボリューミーな一品です。
続けざまに、これも名古屋流スパゲティの流れを汲む、インディアンスパゲティ(店名忘れました^^;)

名古屋方面では、カレー味のものを、インディアン○○と呼ぶ風習があるらしく、これはカレールーが“ひいて”あるので、インディアンスパゲティです。カレールーだけでは無く、解き卵もひいてあり、そこに、油で炒めた極太の麺を乗せ、更に、名古屋名物の海老フライが3本も乗せてある、ビッグな一品です。
ちなみに、自分は未体験ですが、卵をひいた上にナポリタン風のトマト味で炒めたスパゲティを乗せた「イタリアン」と呼ばれるメニューがあり、これも名古屋では定番のようです。てか、スパゲティ自体がイタリアンちゃうの?、と、突っ込みたくなりますが。
と、名古屋流スパゲティは、なかなか奥が深そうなのですが、個人的には、上の2品が生涯唯一の想い出となるかと思っています。
さて、難しい変化球は指がひっかかってボールとなった(?)ようなので、お次はストライクの取れる安心できるタマを。
と言うことで、住よしのきし麺です。

名古屋と言えばきし麺、きし麺と言えば名古屋っちゅーくらい、知らない人は居ないと思いますが、何処のきし麺屋が良いのか?は、人それぞれあると思います。自分は、あえて、新幹線ホームに存在する「住よし」のきし麺を推奨します。
せっかく名古屋駅を利用するのだから、何か名古屋っぽいものを食べて帰りたいけど、乗り換え時間が10分しかない、なんて時には是非お立ち寄り頂きたいと思います。きっと貴方も、たっぷりかかった鰹節の風味と、平たいつるつるの麺の喉越しが、病みつきになることでしょう。
尚、通になると、何軒かあるお店の微妙な味の差を語れるようになるらしいですが、自分はまだ修行が足らないので、そこまでは到達していまません。
お次は、スガキヤのラーメン

スガキヤが「名古屋名物」かどうかは微妙ですが、名古屋発祥で中京地区育ちの若い人達には郷愁の味らしいです。理由は、もともとスイーツ店でスタートしたものの、直ぐにメニューにラーメンを追加、現在でも、安くて美味しいラーメンとデザートが充実したメニューで、特に、地元女子高生達は、ファーストフード店とかファミレスには行かず、ここにタムロする程人気がある、との情報です。
で、早速訪れてみたのですが、間違って、姉妹店の『寿がきや』に行ってしまい、こちらは、スガキヤのプレミアムブランドらしく、ラーメンの値段が高い&スイーツメニューは無し、おまけに、スガキヤ考案で、MoMA Design Storeにも所蔵されている、ラーメンフォークも無し。さらにさらに、値段が高くて甘もんも無いとなればJKも不在(笑)
ちなみに、お味の方ですが、豚骨ベースと言いながら、豚骨嫌いでも大丈夫なくらいクセは無く、どちらかというと、化学調味料のうまみが生きたスープって感じです。
あと、名古屋には「台湾ラーメン」なるものがあるのですが、激辛が不得意の為、調査は遠慮させて頂いています。ちなみに、台湾とは銘打っていますが、台湾には絶対無い料理です。てか、何かと地名で表現したがるのは如何なものか。
さて、どんどん行きますよ~、次は天むすです。

天むすは、正確には、名古屋のお隣の、三重県津市の料理やさんで、まかない飯として生まれたらしいですが、いまでは、名古屋めしの1つとしてポピュラーになっています。
見ての通り、小ぶりのオムスビに、甘辛いソースが染み込んだ海老の天ぷらが乗せてあります。駅弁としてどこにでも置いてありますが、高島屋地下の老舗天むす屋さんのものをお勧めします。
とは言いながら、そう何回も食べたくなるようなものでも無いかな、自分的には^^;
最後は、喫茶店系でまとめてみます。
名古屋と言えば喫茶店のモーニングが有名ですが、モーニングを食べられる時間帯に行く機会はなかなか無い為、それ以外で攻めてみました。
先ずは、喫茶店『コンパル』の海老フライサンド。

見ての通り、大きな海老フライを中心に、たっぷりの千切りキャベツとたまご焼きがサンドイッチされていて、かなりボリュームのある逸品。名古屋の喫茶店で名古屋らしいランチを食べたければ、一度はチャレンジして損は無いと思います。
続いて、K I H A C H I カフェの小倉あんトースト。

小倉あんトーストも名古屋名物として有名で、だいたいどこの喫茶店にも置いてありますが、あの、オシャレなKIHACHIカフェにもあるとは恐れ入りました。
しかもタダものでは無いのは、トーストと小倉の間には、マスカルポーネチーズが敷き詰めてあり、必要以上に溶けないように、トースト後、一旦、熱を飛ばしてから仕上げるという丁寧な作りで、お味も上品でたいへん美味しゅうございます。
とは言え、小倉あんトーストは小倉あんトースト、どんなに上品に作っても、結局はあんこを塗りたくった食パンということで、お隣に、トリオ・デセールなんかが並ばれた日には、お里が知れてしまう悲しいヴィジュアルなのでした。
そして最後を飾るのは、コメダ珈琲店のシロノワール。

最近、コメダ珈琲の関東進出が著しく、名古屋に行かなくても体験できちゃうのですが、とりあえず、このシロノワールは紹介しておきます。
ソフトクリームが乗っているのは、温かいデニッシュ生地のパンケーキ、これに、お好みでシロップをかけて頂く逸品。甘党、特にソフトクリームが大好きで、パンには目がないという人にはうってつけのデザートです。写真はフルサイズで、おやつには大き過ぎるので(オーダーしたとき、店員に、普通サイズで良いですか?と、念を押された)、まあ、2度目からは、スモールサイズで我慢しましょう。
と言うことで、名古屋めし特集、如何でしたしょうか? 最後まで読んで頂いてありがとうございます。
名古屋めし、実はまだまだこんなもんじゃ無さそうです。情報によると、名古屋スイーツ史上最強にして最難関(?)の、『甘口抹茶小倉スパゲティ』なるものがあるようです。
ただ、名古屋駅から電車に乗ってどこかに行かなくてならないらしい(曖昧な情報^^;)ので、出張ついでに行くのは無理かな~、、、。あと、こうして見返して見ると、名古屋めしって『中性脂肪』や『血圧』が心配になりそうでものばかりかも(笑)
いま、どこの企業でも、昔ながらの『窓際族』などというものを生息させる余裕は微塵も無いと思いますが、組織ピラミッドからあぶれた経験者の雇用を維持する為の1つの方法として、通常業務プロセスから、窓際業務(?)を抜粋してやらせるような工夫が強いられているのではないかと思います。
企業デザイナーの具体例で言えば、金型が出来た後の商品(部品)の出来栄えを確認し、必要に応じ修正や図面へのフィードバックを実施する業務なんかは、その筆頭かもしれません。「そこんとこは、設計さんや、品質管理部門の業務じゃない?」という向きもあると思いますが、やはり、デザイナーの“目”が入ると、完成度はそれなりに変わって来るものです。
かく言う自分も、若い優秀なデザイナー達が終えた仕事を一手に引き取り、東に西に流浪する日々が、ここ最近のライフワークとなっています。
で、この“出来栄え”を確認する現場が、ワリと『名古屋駅』をハブにして散らばっているので、どうせなら、名古屋の美味しいものを食べまくろうと、時間に余裕のある時にいろいろ探索していたのですが、そろそろネタ切れになって来たので、まとめて一気に公開してみようと思います。
先ずは王道から、と言っても、名古屋名物は何れにしても変化球ですけどね(笑)
先頭バッターは、まるや本店の鰻のひつまぶし。

結論から言うと、これは、鰻の臭みや食感が苦手なんだけど、かば焼きの香ばしい風味や甘タレの美味しい部分だけを抜粋して食べたい、という戯けた欲求を満たす、本当の鰻好きにとっては邪道な食べ物ではないかと思います。
無残にも細かく刻まれたかば焼きを、ビビンバよろしく、桶の中でご飯とタレに混ぜ合わせる時点でナンですが、お茶碗2杯目は薬味を入れ(味を誤魔化し)、3杯目には出汁をかけて(喉超しを良くして)食べる、などどいう作法には、鰻嫌いになんとか鰻を食べさせようという苦心がうかがえます。
とは言え、他の慣れ親しんだ料理の食べ方を取り入れながら、かば焼きの長所も最大限生かされていているという点で、名古屋めし冥利に尽きる最高傑作だと思います。
続いては、山本屋総本家の味噌煮込みうどん。

八丁味噌ベースの出汁で腰の強い麺を煮込んだ、いわゆる鍋焼きうどんの一種。うん十年前、社会人なりたての頃、上司と取引先に行く途中、お昼に味噌煮込みうどんに連れていかれたときの事ですが、ついうっかりうどんを箸からすべり落とし、白いシャツに味噌を飛び散らせ、仲居さんが雑巾持って飛んで来てくれたものの、無残にもシミだらけのシャツで商談にのぞむ羽目になった、なんてバカ話は、味とは全く関係ありませんが、山本屋総本家さんでは、そんな体験を繰り返さない様、ペーパーエプロンをくれます。
自分の見立てでは、歯ごたえのある麺が咀嚼時間を要する為、濃い八丁味噌のスープでもしつこくなり過ぎず、丁度良いコクが口の中に広がり美味しく頂けるのでは無いかと思います。
とは言え、カレーうどんよりは薄いものの、それなりに濃いスープにはご飯がぴったり合うので、普段、麺類と白飯の組み合わせは絶対にしない自分でも、名古屋の味噌煮込みうどんを食べる時だけはご飯も頼みます。
こちららも八丁味噌を使った名古屋名物の定番、矢場とんの味噌カツです。

豚カツに味噌味ソースの組み合わせ(しかも最初からドバっとかかってる)が許せるかどうかが、このメニューの評価を2分するポイントだと思いますが、個人的には全く問題ありません。
いや、普通のソースにすり胡麻を合わせ、カットされた豚カツをチョンチョンと付けて食べるのも良いですが、この味噌まみれ豚もなかなかオツなものです。
と言いながら、自分は味噌カツの場合、ロースでは無くヒレ(写真)が好み、ヒレのさっぱり感とソースの濃厚感の相性が絶妙で、ボリュームも程良く頂けます。なので、メタボを気にしている方や、肉食系ぢゃない女子にもお勧めです。
余談ですが、丼の場合、自分は味噌カツは好みません。カツ丼は卵でとじるに限ります^^;
名古屋名物の定番には、以上の他、『手羽先』『どて煮』などの、飲み屋メニューもありますが、生憎、写真を撮ってないので多くは語りませんが、1つだけ、名古屋コーチン×手羽先という黄金コンビは、そのブリっとした肉厚な食感が良いのかもしれませんが、自分は、普通の鶏のヘニャっとした食感の方が、手羽先の味に合っているような気がしましたがどうでしょう?・・・
さて、お次は少し変化の度合いが激しくなり、いままでがカーブやシュートだとしたら、フォークやシンカーって感じです、、、って、例えは分かりやすいのか難いのか(?)
コレは、知る人ぞ知るスパゲティハウスチャオのあんかけスパゲティ。

あん“かけ”と言いながら、あんはスパゲティの下にひいてあります(笑) 秘伝(?)の濃厚なあんの上に、油で炒めた極太のスパゲティをのせ、いろいろある中から、お好みのトッピング(写真は牡蠣フライ・他)を選ぶという、ボリューミーな一品です。
続けざまに、これも名古屋流スパゲティの流れを汲む、インディアンスパゲティ(店名忘れました^^;)

名古屋方面では、カレー味のものを、インディアン○○と呼ぶ風習があるらしく、これはカレールーが“ひいて”あるので、インディアンスパゲティです。カレールーだけでは無く、解き卵もひいてあり、そこに、油で炒めた極太の麺を乗せ、更に、名古屋名物の海老フライが3本も乗せてある、ビッグな一品です。
ちなみに、自分は未体験ですが、卵をひいた上にナポリタン風のトマト味で炒めたスパゲティを乗せた「イタリアン」と呼ばれるメニューがあり、これも名古屋では定番のようです。てか、スパゲティ自体がイタリアンちゃうの?、と、突っ込みたくなりますが。
と、名古屋流スパゲティは、なかなか奥が深そうなのですが、個人的には、上の2品が生涯唯一の想い出となるかと思っています。
さて、難しい変化球は指がひっかかってボールとなった(?)ようなので、お次はストライクの取れる安心できるタマを。
と言うことで、住よしのきし麺です。

名古屋と言えばきし麺、きし麺と言えば名古屋っちゅーくらい、知らない人は居ないと思いますが、何処のきし麺屋が良いのか?は、人それぞれあると思います。自分は、あえて、新幹線ホームに存在する「住よし」のきし麺を推奨します。
せっかく名古屋駅を利用するのだから、何か名古屋っぽいものを食べて帰りたいけど、乗り換え時間が10分しかない、なんて時には是非お立ち寄り頂きたいと思います。きっと貴方も、たっぷりかかった鰹節の風味と、平たいつるつるの麺の喉越しが、病みつきになることでしょう。
尚、通になると、何軒かあるお店の微妙な味の差を語れるようになるらしいですが、自分はまだ修行が足らないので、そこまでは到達していまません。
お次は、スガキヤのラーメン

スガキヤが「名古屋名物」かどうかは微妙ですが、名古屋発祥で中京地区育ちの若い人達には郷愁の味らしいです。理由は、もともとスイーツ店でスタートしたものの、直ぐにメニューにラーメンを追加、現在でも、安くて美味しいラーメンとデザートが充実したメニューで、特に、地元女子高生達は、ファーストフード店とかファミレスには行かず、ここにタムロする程人気がある、との情報です。
で、早速訪れてみたのですが、間違って、姉妹店の『寿がきや』に行ってしまい、こちらは、スガキヤのプレミアムブランドらしく、ラーメンの値段が高い&スイーツメニューは無し、おまけに、スガキヤ考案で、MoMA Design Storeにも所蔵されている、ラーメンフォークも無し。さらにさらに、値段が高くて甘もんも無いとなればJKも不在(笑)
ちなみに、お味の方ですが、豚骨ベースと言いながら、豚骨嫌いでも大丈夫なくらいクセは無く、どちらかというと、化学調味料のうまみが生きたスープって感じです。
あと、名古屋には「台湾ラーメン」なるものがあるのですが、激辛が不得意の為、調査は遠慮させて頂いています。ちなみに、台湾とは銘打っていますが、台湾には絶対無い料理です。てか、何かと地名で表現したがるのは如何なものか。
さて、どんどん行きますよ~、次は天むすです。

天むすは、正確には、名古屋のお隣の、三重県津市の料理やさんで、まかない飯として生まれたらしいですが、いまでは、名古屋めしの1つとしてポピュラーになっています。
見ての通り、小ぶりのオムスビに、甘辛いソースが染み込んだ海老の天ぷらが乗せてあります。駅弁としてどこにでも置いてありますが、高島屋地下の老舗天むす屋さんのものをお勧めします。
とは言いながら、そう何回も食べたくなるようなものでも無いかな、自分的には^^;
最後は、喫茶店系でまとめてみます。
名古屋と言えば喫茶店のモーニングが有名ですが、モーニングを食べられる時間帯に行く機会はなかなか無い為、それ以外で攻めてみました。
先ずは、喫茶店『コンパル』の海老フライサンド。

見ての通り、大きな海老フライを中心に、たっぷりの千切りキャベツとたまご焼きがサンドイッチされていて、かなりボリュームのある逸品。名古屋の喫茶店で名古屋らしいランチを食べたければ、一度はチャレンジして損は無いと思います。
続いて、K I H A C H I カフェの小倉あんトースト。

小倉あんトーストも名古屋名物として有名で、だいたいどこの喫茶店にも置いてありますが、あの、オシャレなKIHACHIカフェにもあるとは恐れ入りました。
しかもタダものでは無いのは、トーストと小倉の間には、マスカルポーネチーズが敷き詰めてあり、必要以上に溶けないように、トースト後、一旦、熱を飛ばしてから仕上げるという丁寧な作りで、お味も上品でたいへん美味しゅうございます。
とは言え、小倉あんトーストは小倉あんトースト、どんなに上品に作っても、結局はあんこを塗りたくった食パンということで、お隣に、トリオ・デセールなんかが並ばれた日には、お里が知れてしまう悲しいヴィジュアルなのでした。
そして最後を飾るのは、コメダ珈琲店のシロノワール。

最近、コメダ珈琲の関東進出が著しく、名古屋に行かなくても体験できちゃうのですが、とりあえず、このシロノワールは紹介しておきます。
ソフトクリームが乗っているのは、温かいデニッシュ生地のパンケーキ、これに、お好みでシロップをかけて頂く逸品。甘党、特にソフトクリームが大好きで、パンには目がないという人にはうってつけのデザートです。写真はフルサイズで、おやつには大き過ぎるので(オーダーしたとき、店員に、普通サイズで良いですか?と、念を押された)、まあ、2度目からは、スモールサイズで我慢しましょう。
と言うことで、名古屋めし特集、如何でしたしょうか? 最後まで読んで頂いてありがとうございます。
名古屋めし、実はまだまだこんなもんじゃ無さそうです。情報によると、名古屋スイーツ史上最強にして最難関(?)の、『甘口抹茶小倉スパゲティ』なるものがあるようです。
ただ、名古屋駅から電車に乗ってどこかに行かなくてならないらしい(曖昧な情報^^;)ので、出張ついでに行くのは無理かな~、、、。あと、こうして見返して見ると、名古屋めしって『中性脂肪』や『血圧』が心配になりそうでものばかりかも(笑)
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株式会社モリタ |
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寿がきや食品 |
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MoMA |