
メガネを新調しました。結構な期間をかけて選んだフレームは、タイトルの通りフォーナインズのNP-40という品番。メガネ選びはいつもたいへんです。いくらカタチがカッコ良くても、顔とのコーディネートが問題で、衣服よりシビアな気がするのは、自分の顔が悪いだけかもしれませんが…。
さて、メガネを新調した理由は近くが見え難くなったから(歳)、タイトルの“累進レンズ”というのは、遠近両用レンズのこと。
まだ、老眼鏡が必要なほどでは無い(メガネを外せばこと足りる)んだけど、歩きながら、iPodや携帯なんかを操作するときに非常に面倒な感じなので、累進レンズにチャレンジしてみました。
もう1つチャレンジの動機付けになったのは、現在のメガネを作った4年前には、累進レンズは、レンズの上下高が35mm以上必要、という話だったのが、現在、25mmあればなんとかなる時代になったことです。(NP-40は27mm)
これは、フォーナインズのサイトでも、いろいろ説明されていますが、まあ、フレーム屋というよりは、レンズ屋の功績の方が大きいんじゃないかと思いますけどね。(SEIKO累進レンズのサイト)
で、使い心地ですが、視力的には、当然、遠くも近くもネガネをかけたまま対応出来るようになりました、、が、良く言われている累進レンズの違和感は、やはりあります。
遠と近が切り替わる距離を“累進帯長”と言い、レンズの上下高が短くなればこの距離も縮まり、違和感も増えると言われていますが、どうもそれだけじゃ無い気がします。
自分のレンズは、累進帯長12mm(この数値がレンズ上下高に影響し最短10mmから有)ですが、先のSEIKO社のサイトを見ても、累進のさせ方自体、まだまだ進化しているようで、逆に言えば、それだけ違和感との戦いが終わっていない(現段階で満足する人が少ない)技術であるとも考えられます。
中には、何本も投資をして独自の研究結果を発表している方もいらっしゃって、奥の深さが感じられますが、恐らく、個人個人の特性に合わせる為には、実際、幾つかのタイプを使用して見るしかなく、これから累進レンズをお考えの方は、いろいろな意味で、覚悟を決めて置くことをお勧めします。(冒頭で“チャレンジ”と言ってるのは、そういう意味です)
最後に、フレームですが、日本人の顔の形を良く研究されているのと、上の写真のように、独自のR形状をしたヒンジ部のフレームでソフトなテンションがかかり、素晴らしいフィッティング感が得られます。累進レンズは、目とレンズの位置関係が非常に重要なので、フォーナインズのフレームは、デザイン性だけでは無く、この点でも選ぶ価値があると思います。
(え~、仕事柄(?)こんな文言になっちゃいますが、メーカーの回し者ではありませんよ^^;)

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