中コモンズ活動日記

中区の生活クラブ組合員の交流の場です。
もちろん、区を越えた交流もあり!この指と~まれ!

’07春のスタート集会&大試食会報告

2007-02-20 22:42:19 | Weblog
本日、山下町のワークピアにおいて、横浜みなみ主催の試食会が大々的に開催されました。生産者は、練り物の高橋徳治商店さんの高橋さんと、太陽食品からは志田さんを招いて、添加物抜きには語れない市販の加工品の現状や、表示されている原料の中でも天然と合成の添加物の見分け方や、消費者の目をごまかしている表示の仕方など、表面上から読み取れない「原材料」の裏情報を分かりやすく、しかも楽しく説明していただきました。
原材料一つ一つに証明を取るよう無理難題(?)を押し付けて生産者を「いじめる」生活クラブと、腐ったからこそ添加物が入っていないと喜ぶ先輩組合員が、離れた生産地から腐らせないで消費材を運べるようにした経緯など、厳しい追及と地道な努力の上に今があるということが、本日参加の若い世代の組合員さんにも伝わったのでないでしょうか。(聞き方によっては、Sと変人ぶり発揮という感じもしないではありませんが・・・(^_^;))
特に意識もしないことでしたが、「パリ旨」ソーセージの、あの「パリッ!」という音は、危険信号だっていう話は改めてびっくりでしたね。あの「パリ」感は、羊の腸を溶解薬で薄くすることで出せる食感。ということは、食べている人間の腸も・・・。恐ろしい話です。
OCRに「1」と記入することが国内自給率を上げ、生産者と約束した量を消費するために、自分達で食べる口を増やすこと、つまりはお客にならず、仲間作りをしようと第1部は締めくくられたのでした。
高橋さんによる水と米油、ガゼインナトリウムを混ぜて増量剤を作る実験のあと、いよいよ試食会の始まりです。コモンズごとのテーブルに分かれ、和気藹々とした雰囲気で会は進みました。中コモンズのテーブルは小さいお子さんが多く、たくさんの試食品はほとんど無くなってしまい、よそのテーブルから差し入れが入るほど。参加された方たちは、組合員と生産者が作ってきた消費材を堪能できましたよね。
皆さ~ん、日本の未来のためにも、生産者と組合員の「相思相愛」関係を、今と変わらず、末永~く続けていきましょうね!
                            委員長