残暑お見舞い申し上げます~。
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この記録的な猛暑の中、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、す~っかり報告が遅れてすみません!
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夏休みも始まってすぐの7/24に、茂原にある新生酪農へ行ってまいりました。
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前日までの雨が嘘のように上がり、爽やかな風が出迎えてくれました。
工場では先に説明を受けたあと、洗ビン工程から牛乳の製造ラインを一通り見学。
※洗ビン工程を見てお願い
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いくつかのビンが撥ねられて、外に出されています。異物混入や汚れがひどいものです。実際、見てみるとちょっとひどい。
「これくらい」という気持ちが、他の人の手間となります。気を付けましょう!
さて、牛乳の話に戻します。
72℃のお湯が通った金属板の上に牛乳を流すことで殺菌し、その後冷却水で冷やすといった方法で、パス乳の温度管理は全てお湯や水で行われています。
市販の高温殺菌方式だと、善玉菌と言われる生菌類も全て死滅してしまう“無菌乳”となり、アルミで密閉されたパックにちゃんと収められていれば常温で保管が可能ですが、わざわざあの紙パックに詰めることで消費期限を設けているようなものなのだそうです。一旦、封を開けてしまうと、雑菌が繁殖するのはあっという間だそうですが、パス乳は蛋白を守る生菌がいるため、雑菌に触れてもしばらくは持ちこたえられるのだそうです。知りませんでした。
でも、ご安心ください!
基準とされる細菌数ですが、生活クラブでは1ml辺り、10000個としているところ、新生酪農の検査において、1000個以下です。
それも組合員に届くまで、2段階の検査を経ています。
昼食後は、牧場へ移動。
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前日までの雨のため運動場がぬかるみ、牛たちは牛舎の中におりました。
その中でも、一番広い牛舎では、片側20頭が2列、中央にお尻を向けて外を見るように並んで立ち、餌を食べています。
よく見ると、白い腹巻の様なものをした牛たちが。
聞くといわゆる“ブラジャー”のようなもので、何度か出産経験があると、どうしても乳房が垂れてしまうため、移動の際に自分で踏みつけてしまうのを防ぐために巻くのだそうです。
一番手前の牛が、興味深々でこちらを振り返り、「どうかしました?」とばかりに見ています。とても頭が良さそうです。
聞くと、最年長の11歳。お乳は出しているものの、もう動きも悪く、獣医さんからはを促されているのだそう。
牛は病死かでその命を終え、後は革になるそうです。
しかし振り返ったその牛は、怪我だらけ。革としては、使い物にはならないかもしれません。
お話を聞かせてくれた牧場の奥さんも、いくら獣医さんに言われたからといっても愛情があるから簡単にはそういうこともできないと辛そうです。
生産効率からすると非常に劣るかもしれませんが、牛は機械ではありません。
組合員の私たちにはそこまで見え辛いですが、牛たちの“いのち”を頂いているということを改めて痛感した見学会でした。
皆さ~ん、大事に飲んでくださいね。
昨日は、その茂原で震度5弱の地震が。
牛たちは大丈夫だったでしょうか?ちょっと心配・・・。
レポーター 木島