写真は2018/11/3 「兵庫県 羅漢の里」
お正月っぽい?赤白のコイ こどもは誰だって好奇心いっぱい
時すでに2月となり、さらに立春も過ぎてしまいましたが、これから春めいて嬉しい時期です。改元を迎える重要な新年、比較的穏やかで静かな良いお正月でしたね。どうか事件・事故や天災のない、平穏な一年となりますよう。
時期遅れとなった久々のブログに何を書こうかな、と意外と悩みます。そこでごくごく私事ではありますが、お正月に勃発した「母との大げんか」の顛末をご報告いたします。
始まりは母と(3人姉妹の)下の妹とのささいな口喧嘩でした。最初は私のほうが「まあ、まあ」となだめていたのに、母の一言に「ピッキーン!カッチーン!」と反応したのです。母は性分なのか商売をしていたためか、「表と裏の顔」があり、たとえば近所の人とか親戚の人にお世辞を言っていたのに、後ろを向くととたんに悪口を言ったりするのがとても嫌で、まあ私は反面教師的に育ったみたいです。
80代後半となる母には、数年前の脳梗塞による軽度認知症があるのですが、なんとか実家でひとり暮らしができるのは、下の妹のこまめな介護によります。しかし未だに娘たちがなにを言おうと、「い~や、私のほうが正しい」と言い張るのは変わらず、これまでの人生に間違いはないと信じているのですね~。なぜかここんとこはしっかりしてるよ。
さて私も普段は受け流しているのに、強い口調でばっさりと母の本質を突くことを言ってしまいました。すると「もう顔も見たくない。奈良に帰り!」と言い、次に「泣き」に入りました。ふたりが無視しているとうっぷしてしゃくりあげ「号泣」に突入!こちらは「今まであんなにしゃべっていたのに、口で言え~」とさらに腹だたしい思いです。今度は妹が母を必死になだめ諭しているのです。
しかし泣いても効果がないと悟ったのか、妹に促されてお風呂に入りました。ところがところが長いお風呂から出て開口一番、「お風呂で落ち着いてきた。さっき言ったことごめんなさい。なんであんなことを・・・」
「えええっっ!!!」産まれてこのかた母がごめんさないを言ったのを初めて聞きました。しかも神妙で殊勝、ありえない~。おそらくお風呂で身体は温まり、頭は冷え、自分の状態を冷静に考えて気弱になったのでしょう。
それを聞いた妹と私が本気で心配したのは「あしたの朝、息をしてへんかったらどうしよう・・・?」だったのです。
次の日、母と娘3人でホテルバイキングとカラオケに行きました。1~2か月に一度は帰省し小旅行や気分転換をするのは、妹のストレス軽減も目的です。まあしかし母はシニア料金にもかかわらずもりもりと食べ、カラオケもいつになく声を張り上げて歌っていました。
一般に「泣くのはストレス発散、カタルシス(浄化)作用」と言います。母はすぐにけろっとする性格ではありますが、高齢になり認知症になっても「感情的刺激」「喜怒哀楽表現」が必要だし、脳のニューロン活性化にも効果的なのだなあ、と実感したできごとでした。ただし当然ながら基本的な信頼感や愛情といった人間関係があってこそ、なのはいうまでもないです。
旧い羅漢像はよく見ると柔和な表情で、笑っているものが多い
2018/12/14~16 「弾丸ツアー 南港~鹿児島県志布志港」
ふたご座流星群が見れるかも、とフェリーに乗りました。
詳細は次回
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます