写真:まるで薄絹のような星野洞のケープカーテン
南大東島でしか出会えない光景の代表が、鍾乳洞や地底湖です。広大なサトウキビ畑の下には、石灰岩がなんと2000mも堆積し、100以上の鍾乳洞があるといわれます。その中で最も大きくて美しく、「東洋一」との声も聞かれるのが「星野洞(ほしのどう)」なのです。
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入り口から入り、ゆるやかな斜面を50mほど下っていくとさらにドアがあります。これは空気との接触を絶ち、湿度100%を保つための工夫です。前に言ったように、一度外気に触れると鍾乳石の美しい乳白色が褐色になり、死んでしまうのです。
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「息をのむ!!」というのはまさにこのことでしょう。最初に目に飛び込んできた光景に「うわ~、きれい!すげぇ~!(単純な感動ですみません)」と思わず声が出てしまいます。
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天井からは細い矢のようなつららが無数に垂れ下がり、鋭い先が肌に刺さるような痛さを感じます。上から下に下がっているのは「つらら石」、細くて中が空洞になっているものは「ストロー」と呼ばれます。反対に下から上に筍のように伸び上がっているのが「石筍(せきじゅん)」です。
<o:p>写真右:上からはつらら、下からは石の筍が・・・</o:p>
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中には下からと上からがつながって「石柱」となったものもたくさんあります。これらの石が1cm伸びるのに100~300年もかかるのです。つまりここを人が見つけてから、それぞれの石は1cm程度しか伸びていないということです。普段あまり意識することのない、悠久の時間というものを感じさせられます。
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圧巻は「ケープカーテン」と呼ばれる鍾乳石で、幾重もの薄いひだが複雑な模様を描いて、美しい輝きを放っています。「こんなものがどうしてできたのだろう」と驚き、魅了されてしまいます。
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洞内は手にしたライトで足元を照らしながら、階段を下に下りていく縦に長い構造となっています。鍾乳洞というと涼しい印象がありますが、ここはかなり蒸し暑いですよ。
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<o:p> 写真:1cm伸びるのに100年以上かかります</o:p>
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参考のために現在実施している体験交流プログラムのいくつかを紹介します。<o:p></o:p>
・大東寿司作り 所要2時間 1人2,500円(大東寿司お土産付き・2名~)<o:p></o:p>
・地低湖探検 所要2時間 1人6,000円(装備・保険料込み・1名~)<o:p></o:p>
・ナイトツアー 所要2時間 1人4,500円(1名~)<o:p></o:p>
・島内観光 所要5時間 1人8,000円(2名~)<o:p></o:p>
問い合わせ・申し込みは<o:p></o:p>
<st1:MSNCTYST Address="南大東村" AddressList="47:南大東村;" w:st="on">南大東村</st1:MSNCTYST>観光推進協議会事務局(ふるさと文化センター内)<o:p></o:p>
℡:09802-2-2053
写真:星野洞の外で、島特産「じゃがいも・ムロアジ・かぼちゃなど」のバーベキュー
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