あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

『ジェンダー・フリー』ってことば、ちょっとヘン? ①

2022-09-19 12:29:27 | 「ジェンダー フリー」「LGBTQ」

写真撮影:2021/2/17~19 香川県小豆島~

写真上:奥の院笠ヶ瀧本坊  本尊は断崖絶壁に 洞窟もあるらしい

    体力と精神力試される!

 

 

 ヤフーニュースで「日本の“LGBT理解遅れ”に統一教会が関与か?『ミヤネ屋』特集……」(9/18(日)NEWS VISION)を読みました。

 この回の放送は見ていないのですが、最近の各メディア報道で気になっているのは「ジェンダー・フリー」ということばです。特に安倍晋三元首相&山谷えり子参議院議員と旧統一教会関連団体のセミナー資料などの報道では、「ジェンダー・フリーの使い方や意味への誤解があるのでは?」と感じてしまいます。

 

 この機会にジェンダー・フリーとジェンダーも関係する「LGBTQ」(近年Qがプラスされた)について考えてみましょう。心理的な問題は流動的で境界線もあいまい。その時代や社会のありようで、違ったり変わったりするのでややこしいものですが…。

 

 

 「セクシュアリティ・sexuality」は、狭義の性行為だけでなく、性と欲望にかかわる人間の活動全体をさすことばです。その人のセクシュアリティを表現するときの要素として

1、 生物学的性差(sex)…生後すぐに外性器により判別される性差で、つまり生殖機能の違いです。

 

2、 性自認(gender identity)… 生物学的性差、産まれ持った身体的性差に対して、「自分自身が性をどう感じるのか」です。たとえば男性器を持つが、自分は女性と感じる人、その反対の人もいて「トランスジェンダー(transgender)」といいます。「LGBTQ」のTです。「性同一性障害(Gender Identity Disorder)」はこのような同一的でない性自認のために、社会生活にさまざまな問題が起こる症状です。

 

 「gender」自体は「性別に関する社会規範と性差を指す」と辞書にはありますが、多義的・流動的なことばと言えるでしょう。なお女性学では「gender:社会的・文化的性差」としています。

 

3、 性的指向(sexual orientation)…簡単に言えば好きになる相手、性的魅力を感じる性です。一般的な「異性愛」は男性が女性に、女性は男性にですが、「同性愛」は女性が女性を好きになる「レズビアン(Lesbian)」、男性が男性を好きになる「ゲイ(Gay)」で、これが「LGBTQ」のLとGを表します。

 

 それでは「LGBTQ」のBは何?これは「バイセクシャル(bisexual)」で「両性愛・全性愛」と呼ばれ、異性・同性にかかわらず両性に対して美的なあこがれなどから始まり、さらに性的・肉体的魅力を感じうる性的指向です。

 

 ※なお「性的嗜好」は趣味嗜好のカテゴリーで、どんなものに性的興奮を感じるか」なので、漢字違い・勘違いしないで!

 

*** 続く ***

奥の院笠ヶ瀧本坊 山門

とっても社会的でタイムリーな? お名前

その横でのんびりミカンや草を食むひつじさんたち

大阪城の石垣に使った石切り場跡島内各地に残る

使われなかった「残念石」が防波堤上に約40個 海中にも数個残され、

それぞれ刻印・刻文が刻まれている 


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