あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

日本人と日本の神さまは、良いこともしたみたい

2008-07-06 22:02:16 | 女性のひとり旅

日本がサイパンを統治したのは1914-1945の約30年間です。この短い期間にもかかわらず、文化・建物・ことばなどの影響や戦争の足跡などがとても大きいことに驚きます。<o:p></o:p>

たとえば沖縄県ではもっとたくさんの人が戦死したのですが、普通に観光しているとまったく目にもつかないし、気づくことも少ないです。サイパンを巡っていると日本軍や戦争遺跡がたくさん残っているし、それが観光地ともなっているのです。他にあまりない、ということも影響しているのでしょうか?

 

写真:砂糖王公園の入り口には赤い鳥居が。

 

さて最もにぎやかな「ガラパン地区」(「柄のパンツ」を連想した人手を挙げて!日本の影響も強いので、あるいはそうだったりして?)を5分ほど南に向かうと、左側に「砂糖王公園」、そこからすぐの右側に「日本刑務所跡」があります。<o:p></o:p>

公園内にはサトウキビの栽培・精糖で成功した松江春次氏の銅像が建ち、運搬に使われた蒸気機関車が保存されています。大木にはツタやしだ類などが複雑に絡み合って、さらに大きな樹木となっているように見えます。あまり見たことのない熱帯の樹々のようすです。

 

写真:右が砂糖王の銅像。「日本歴史ツアー」の一行に会いました。

 

奥にある「彩帆(さいぱん)香取神社」は1911年に日本が作り、1944年に戦火で消失したものを、北マリアナ諸島連邦政府が1985年に再建したのだそうです。案内板には「・・・香取大神の恵みに依り、この島の産業・商業はおおいに繁栄した。・・・戦火で炎上したことは洵に遺憾・・・」とあります。日本と日本の神さまが果たした良い役割もあったのでしょうね。

 

<o:p>写真:彩帆をサイパンと読むのですね。やはりどこか異国風の鳥居や神社です。</o:p>

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「刑務所跡」にはおどろおどろしく、不気味なイメージがあります。でもいつものように、怖いけどちょっとだけ見ておこう・・・。メイン道路に沿ってすぐあり、意外と周囲は緑が多く明るい雰囲気です。でも建物跡はさすがに厚いコンクリートの壁とさび付いた鉄格子。想像してしまうので、中をしっかり覗くことはできません。急いで写真を撮りました。

 

写真:緑の中にある刑務所跡。<o:p></o:p>

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明日は七夕さま。織姫と彦星は年に一度の逢瀬を楽しむことでしょう。飛行機に乗るようになって、「お天気の心配は無用」と考えが変わりました。雲の上はいつも快晴! みなさまはどんなお願いごとをしましたか?<o:p></o:p>

コメント
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