DREAM

幽白蔵馬受とかアイマスとか他ゲームとかたまに猫な妄想ブログです

絶対有り得ない黄泉✕蔵馬+修羅 におまけの幽助。

2017-04-06 21:10:25 | オールキャラ 黄泉×蔵前提
「そうですねー。はいその日なら大丈夫です。
ええ、うちの子も楽しみにしてますよー。」

じゅうじゅうと焼ける油の音と煙から逃れる様に
廊下で話す蔵馬の声。
肉の焼けるベストタイミングを見計らいながら
幽助は耳をそばだてた。
「浦飯!カルビ!もっと焼いて!」
「・・・お前なぁ。頼みかたってモンがあんだろ。」
皿からカルビを三枚ほど取りホットプレートに載せる。
「子供はお肉焼いちゃ駄目って蔵馬言ったもん!」
それは所謂『南野家ルール』だろと思いつつ幽助は缶ビールに口をつける。
「パパにやって貰えよなー。」
「パパはお肉焼くの下手くそだから駄目!」
『下手くそ』と言われた黄泉ははははと軽く笑う。
「そう言うな、修羅。
浦飯もすまんな。わざわざ。」
『頂き物の肉を食いに来ないか』と幽助が黄泉から連絡を受けたのは
今朝のことだ。
深く考えず了承して来宅して見れば扉を開けた瞬間から『肉臭』が漂っていた。
(一体何キロあるんだっつーの・・・)
畑中家に大統領府や百足や六人衆はては桑原家雪村家にもお裾分けしたにもかかわらず
山と積まれた肉。
さっきから食ってはいるが減っている気がしない。
まあ良い肉であるので油に負けることがないのが救いとも言える。
「浦飯!カルビ!」
カルビ魔神と化した修羅の皿に焼けたばかりの肉を取り分けてやる。
ついでに少し焼き過ぎたカシラとハラミを黄泉の皿へ。
「すまんな。」
「・・・別に。」
何でオレがコイツらに肉焼かなきゃなんねーのと思いつつ廊下の蔵馬に
視線を向ける。
絶賛電話中だ。
「うん、じゃあお弁当作って行きますね。
・・・修羅はオニギリかな。やよいちゃんは?」
ーなんつーか。
ホットプレートの端で焼いていたネギタン塩を頬張る。
(うっま・・・・)
「カルビ!」
「修羅野菜も食べなさい。」
「パパだってたべてないじゃん!お皿の上にピーマンずっとのってるし!」
醜い罵り合いに発展しそうな親子を尻目に
「ええ、じゃあ15日に。」
会話を終えた蔵馬が部屋に戻って来た。
「蔵馬ご飯中電話駄目なんだよ!」
「うんごめんね。
修羅、やよいちゃんちと15日にお出かけだよ。」
頬張っていた肉を口から出す勢いで修羅は叫んだ。
「ぃいやったあー!!何して遊ぼー!」
「修羅行儀が悪いぞ。
蔵馬、オレも行った方がいいか?」
「向こうもお父さん来るって言うし。当たり前だろ?」
「・・・ふむ。そう言う物か。」
「・・・育児に非協力的だと噂されたいなら家に居れば?」
「そんなことは言ってないだろう。」
じゅうじゅうと肉の焼けた音と煙が充満する部屋。
(・・・なんで。)
本当こいつらなんでまるっきり『夫婦』な会話普通にしてんだよと
幽助は蔵馬をちらりと見た。
「何?幽助。」
「や、やよいちゃんてダレ?」
「修羅の友達」
「妖怪?」
「人間だよ。
同い年くらいの友達って初めてだから楽しいみたい。」
ー確かに修羅のまわりは大人だらけだ。
子供は皆無と言ってもいい。
でも。
(うちの子とかマジでよー・・・)
本当なんでコイツ母ちゃんぽいんだよと溜め息つきながら口にした
ハラミは幽助が今までの人生で食べたことないくらい美味かった。


〜焼肉〜食いたい〜。
嘘です。修羅にお友達いたら良いなって思い・・・
やよいちゃんは『おとなのはじまり』にちらっとでてきた子です。
名前とか家族構成とかはアイマスのやよいから頂き申しました。
本当は男の子が良いけどまあ女の子の友達でもいっかな!と。


きら☆こんさんコメント有難う御座います。
うちの方も(神奈川)やっと桜咲きましたよ。
近所の幼稚園で確認。
飛影と黄泉様髪色一緒なんでお父さん認定です(笑)
あと修羅は特に飛影に対しては生意気です。
ママの愛情兄弟で取り合ってる感じっぽくして見ました。
・・・こう言うこと言ってるとまともな飛影ファンに怒られそうですね。