DREAM

幽白蔵馬受とかアイマスとか他ゲームとかたまに猫な妄想ブログです

アラサー螢子さん6

2021-12-31 14:58:09 | アラサー螢子さん
ちり一つないとまでは言わないけど綺麗に掃除された部屋をぐるりと見回す。
買い換えた遮光アンド防寒カーテン。
ずっとほしくて悩んでてついに買った人をダメにするソファー。
そして、テーブルに並んだお正月用の奮発した食材達!
お刺身!
お肉!
おかし!
米!
パン!
そしてそして何より素晴らしいのは!
癌陀羅ブルワリーから直送された瓶ビール!!
その飲みやすさとフルーティな味わいで人間界どころか魔界でも大人気で
品薄なこのビールが手に入ったのは全て全て蔵馬さんのおかげ。
ありがとう。魔界都市癌陀羅の長の奥様!!

「って言っても最近お喋り出来てないのよね〜」
買って来たサラミを齧りながら、冷蔵庫に刺身や肉を仕舞いつつ呟く。
お喋りと言っても顔を合わせるものじゃなくテレビ電話だけど。
「そう言えば修羅くんもこっち来てないのかしら?」
下の子が出来たと複雑な面持ちだった彼は、妹が誕生した瞬間に
瞬く間に兄馬鹿へと進化した。
さすが黄泉さんの子供と軀さんが大爆笑しながら電話くれたっけ。
目の中に入れても痛くない妹達の写真を、日に数回も送ってくるものだから
私のスマホの写真フォルダは双子ちゃん達で埋まってる。
黒髪の狐耳かえでちゃんと紅髪の二本角のさくらちゃん(三歳)は、
ほんと抱きしめて拐っちゃいたいくらい可愛い。
おねーちゃんおねーちゃんと鈴を転がすような声で呼んでくれるし。
サーモンと中トロを少しだけ切ってお皿に盛ってラップをかける。
奮発して買った鎌倉ハムは軽く炙って食べようかな。
ご飯はもうすぐ炊けるし。
何か汁物作ろうかしら。
「………」
視線をこたつに向ける。
私は今日の朝から、動かない物体を軽く蹴った。
「痛え」
「痛い訳ないでしょ。邪魔なのよ、アンタ」
「寒波来てる中一晩中働いてたオレに対して酷い言いよう」
「それアンタの仕事だし、アンタ私の旦那でも彼氏でもないじゃない」
「傷心中の幽ちゃんに優しくしてくれても良くねえ!?」
「……知らないわよ」
「オレが言わせたわけじゃねえのによ〜」
と言いながらも幽助の口元は嬉しそうに歪んでる。
「予定じゃ明日っから癌陀羅で宴会だったんだぜ?」
「宴会より先に自分の国に行くべきでしょ」
「あそこ正月行くと虫食わされっから嫌だ」
「……国民の食生活王様が改善しなさいよ」
「『幽助さんこそこの美味さがわからないなんて!!』って言われる」
「異文化交流難しいわね……」
「生活習慣の違いって簡単にゃいかねえよな」
「そうよね〜………」

ピピっ
待ち望んでいた炊飯器のタイマーが鳴る音が部屋に響く。
「あ、ご飯炊けた!」
「マジか!オレが持って来た紅茶豚炙って目玉焼き乗っけ丼にしようぜ!」
「……なんでそんなカロリー高い提案すんのよ」
「良いじゃねえかよ。二人で太ろうぜ!」
ニヤニヤと笑いながら幽助は六時間ぶりに炬燵から這い出し、窓を開けてベランダに
置いていた箱を持ち上げた。いつの間に置いたの?
「そっそれは!」
「プレミアムなモルツさま」
「外に置いてあったなんて…!」
「冷蔵庫に入れっとバレるからな!あとUberでパエリアとピザ頼んであんぜ?」
「くっ……あんた天才なの!?」
「だからよ」
「なによ」
「傷心の幽ちゃん今日泊めて!」
「……………」
本当だったら。
幽助は、今日の大晦日の営業終わりに、魔界へと向かっていたのよね。
十二月はかき入れどきだからと魔界には全く足を運んでいなかったから
久しぶりに仲間と会えるのを楽しみにしてたと思う。
黄泉さんの癌陀羅だけでなく、最近は軀さんの領地やそれ以外でも人間界の
技術を利用した開墾が行われて果物や野菜やお米が美味しくなって、
新しいお酒が出回るようになったらしいし。
癌陀羅ブルワリーからビールをケースごと運んでくれた陣くんが、言いにくそうに
伝えて来た一言さえなければ、幽助は今頃屋台を開けて居た筈。

「なんでオレ癌陀羅立入禁止なんだよ!」
「あーねえ」
「オレのせいじゃねえよな!?」
「アンタのせいじゃないけどアンタのせいっていうか」
「かえでがオレのおよめさんになりたいって言ったからってよー!」

修羅くんが兄バカなら。
蔵馬さんに良く似た可愛い可愛い娘達に対して黄泉さんが親バカにならない
訳がない。
だから。
可愛い娘が顔を赤らめて近づいて来て
『ゆーにいちゃんいつかえでのことおよめさんにしてくれるのかな。』
なんて打ち明けられた数秒後。
『浦飯幽助の癌陀羅立入を前面禁止。入国の手引きしたものは厳罰に処す』
なんて法律を作るのも無理は無いと思う。
何せそれは、『お父さんが娘から聞きたくないセリフランキング』上位に確実に
入るセリフなのだから。

「あのやろー」
そんなふうに言いながら幽助はニヤニヤと嬉しそう。
まあ、気持ちはわかるわ。
蔵馬さんを『独り占め』してる黄泉さんへの『お返し』という訳でもあるのよね。
「最後に直接会ったのって何年前?」
「十年以上前」
「画面越し以外で会いたいわよね…」
「おう」
蔵馬さんに会えないのは黄泉さんのせいじゃないけれど。
「そういえばかえでちゃんとさくらちゃんね」
「ん?」
「お正月明けに桑原くんのおうちにお泊まりするんですって」
「マジか」
「雪菜ちゃんが嬉しそうに色々用意してたから本当よ」
「……黄泉、くんの?」
フッフッフと私は不敵に笑った。
「今年お正月明けの癌陀羅は忙しい!
商業区画に劇場とショッピングモールがオープンするから」
「なんでオメーそんなの知ってんの」
ポカンとした顔で幽助は問いかけてくる。
「色々あるのよ、女には」
ーまあホントは軀さん情報だけど。
「て、ことは」
「そうよ」
満面の笑みで幽助は叫んだ。
「チビたちにあえんのか!」
「お年玉用にお金残しときなさいよ」
「残す残す!螢子!」
「ん?」
「ちょっと高い鮨頼まねえ?奢る!」
「奢られます!」


幽助の奢りで頼んだお鮨が届いて。
プレミアムなモルツのプルタブを開けて。
「「かんぱーい!」」
と私と幽助が声を上げたとき。

『あ、そ、速報です!
癌陀羅自治区総長兼魔界大統領補佐兼……あーもう!とにかく魔界の重鎮黄泉さんに
四人目のお子さんが誕生したと速報が入りました!て、いつの間に!?』
すっかりアナウンサーがいたに着いた小兎ちゃんが。
そう、慌てながらニュースを。

「「はああああああー!?」」



〜一年ぶりに書いてみました。
アラサー螢子さんは毎回毎回私の予想を超えた話になるなあ。
四人めですって笑
何年か前にpixivに書いた話とちょっと繋がってます。










アラサー螢子さん 5

2019-12-31 15:38:12 | アラサー螢子さん
「あ〜もうつっかれた!!」
両手に下げた買い物袋を床に下ろして私はそう叫んだ。
「本当重かった〜」
正月休み家に篭るための食料に飲料、ついでにコインランドリーで洗った毛布。
全部の重みから解放されて肩を揉む。
とは言えこの荷物は全部自分の為だけのもの。
つまりは私が私に贈るちょっと遅めのクリスマスプレゼント!!
繁忙期で疲れに疲れて、疲労回復のビタミン剤が手放せなくなりそうな上
恐ろしい速度で増えた白髪に慄く私への労りの品!
いつもは買わない本マグロのすきみ、いつもより時間をかけて煮込む煮豚用の豚肉、
大量に作って冷凍して食べる餃子の材料、そしてそしていつもは買わないお高めの輸入ビールたち!!

「誰かと年越しもいいけど、一人年越しもオツなのよね〜」
撮り溜めた年末番組を見て、好きな時に起きて好きな時に寝る、昼間っから
お風呂に入ったり出来る夢のような時間!!
仲の良いひとたちもみんな大人だからか、無理に集まったりしなくて良いし。
丁度良い空気感が心地良いのよね。十日頃にはぼたんさんたちと飲む約束してるし。
ふんふ〜と鼻歌歌いながら私はバスルームに向かう。
奮発して買った入浴剤(何かお洒落な言い方あるらしいけど、まあいいわ)をいれて
見たい番組始まる迄ゆっくりと時間かけてお風呂に入ろう。
ピンポーン。
「なに?」
年末に届く筈の荷物は無い筈。
年賀状なんかは明日届くし、ならこれは。
ピンポ、ピンポーン
……いらん勧誘か。
耳に入って来る音をシャットアウトしてバスルームのドアを開けようとすると。
「ゆーきむらさーん、居るんでしょー」
「……」
「けーえこーちゃーんあーそびましょ〜」
「……」
「けーえーこちゃーんーあーそーぼー」
「……」
「浦飯幽助さんを殴って全治三日の怪我を負わせた雪」
「うるさい、帰れ」
ドアをほんの少しだけ開けて見れば、案の定居たのは元恋人兼幼馴染の幽助。
「入れて」
「いやよ。私これから楽しい一人の年末年始を過ごす予定なの」
「ずっと一人は飽きるだろ」
「家にいる時以外はずっと他人に囲まれてんのよ、たまの長い休みくらい一人でいたいわ」
「酒、買って来たぜ」
ぴくりと喉が動いた。
「百足ブルワリーの新作ビール。あと、ブーランジェリー癌陀羅のお取り寄せミートパイ」
「そ、それは」
二つとも人間界では中々手に入らない幻の品。
「あと、雷禅印の魔界スカイフィッシュのジャーキー」
「それは要らない」
「……神成屋のチャーシュー」
「入っていいわよ」
ドアを開いた私に不服そうな顔で幽助は軽く会釈した。
頬が少し赤いし、ちょっとお酒臭い。
「あんた何本飲んだ?」
「缶チューハイ五本」
コタツに座った幽助の手は真っ赤。
もしかして、自宅から私の家まで歩いて来たとかかしら?
ミートパイとチャーシューを皿によそってコタツに置く。
新作ビールは缶でなく瓶だからコップも出す。
ビールの栓を抜いてお互いコップに注ぎあって乾杯。
やっぱりブーランジェリー癌陀羅のミートパイは最高だし、神成屋のチャーシューは
脂がとろけるようで美味しい。
「で、なんかあったの」
「あ?」
「今日、大晦日でしょ。
あんたのラーメン屋掻き入れ時じゃない。なのにうち来るなんて」
「いや、あのよ……」
「来年は神成屋より売り上げてみせるぜ!とか毎年言ってるじゃない、なのに」
幽助はバツがわるそうに私から視線を逸らした。
‥‥怪しい。
絶対なんか、あるはず。
「あ、テレビみようぜ!確か六時から笑ってはいけない霊界二十四時が」
態とらしくリモコンをとって幽助がテレビをつける。
「六時はニュースに時間でしょう」
『こんばんは。六時のニュースの時間です、年の瀬に嬉しい話題が二つ飛び込んで来ました』
そう言って優雅に会釈したのは元アイドルの小兎さん。
アイドルからアナウンサーへの華麗なる転身ってちょっと話題になってたのよね。
他の二人も瑠架さんは女優、樹里ちゃん(多分年上なんだけどなんかちゃんって感じなのよね)は
バラエティで活躍してるわ。
ほんの少しだけ知ってる相手が頑張ってるが、わかるのはなんとなく嬉しいもの。
つい、微笑みながら三杯目のビールをコップに注いでいた私に驚くべき事を小兎さんが伝えて来た。
『……続いてこちらもおめでたいニュースです。
魔界政府外交部門最高責任者の黄泉長官にお子様が誕生したそうです』
『いやー、おめでたい話題ですねえ』
『本当にそうですね!
ーっと、お子様は可愛いらしい双子の女の子だそうで……』

「……」
「……」
「……」
「……」
目を逸らす幽助に一言。
「なに、失恋?」
「ちげえよ!」
「知ってるわよ、どうせこっちに居る酎さんあたりとお祝いで飲んで
一人で家に帰るのが嫌になったんでしょ」
「……見てきたのかよ」
「推測よ、何年あんたの幼馴染やってると思ってんの?」
「こえー幼馴染こえー」
「ついでに、五本て嘘でしょ」
「ホントは十本です」
「ザルねえ」
コタツからたち上がって私は冷蔵庫へと近づく。
「なにしてんの?」
「長い付き合いの友達に子供が生まれたんじゃない。
そんなめでたい日なら祝杯あげたいなって思ったのよ」
冷蔵庫の中にある本マグロのすきみと、海外から輸入されたビール。
「勝手だけど、お祝いするなら一人より二人のがいいでしょ」
たまには、ねと私が笑うと幽助もつられて嬉しそうに笑ったわ。



〜凄い久しぶりのアラサー螢子さん。
しかもこれが今年の黄泉蔵納め🤣🤣
ギャグで締めるはずがなんかいい話っぽくなったのは何故でせうか?
しかも、子供生まれたんですってよ〜。
あらーどうしましょ〜。(続きはなんも考えてない)。



突発SS アラサー螢子さん 4

2019-01-20 12:49:32 | アラサー螢子さん
「ど……どういうことよ……」
10日分溜めた洗濯物を徒歩十分のコインランドリーに
運びながら私は慄いたわ。

私が一人暮らししている部屋には洗濯機はあるけれど
乾燥機はない。
だから梅雨時や衣替え、毛布やシーツの洗濯なんかはこのコインランドリーで
済ませる。家で洗濯して乾燥かけるだけなら二十分くらいで終わるし
隣のコンビニで買い物も出来て楽だから。
そう、楽だから。
「なのに……」
肩にかけた洗った洗濯物が入ったランドリーバックを地面に下ろし
深呼吸する。
目測ではあと数十メートル先にコインランドリーは見える。
普段ならなんて事ない距離なのよ。
本当なら今頃私は洗濯物を乾燥機にぶち込んで隣のコンビニの
イートインスペースでカフェラテでも飲みながら優雅に読書……
だったはず。
げほごほと咳こみながら考える。
数十(……)年ぶりに罹ったインフルエンザ。
即効性があると勧められた新薬を飲んだわりには熱が下がったのは
4日後、インフルだと解るまでにも2日高熱を出して
計6日間寝込んだ。
別にそれはいいわ。
インフルエンザだからと伝えたら会社には完全に回復するまで出社しないで
くれと懇願されたから罪悪感なしで休めたし。
食料は買い溜めしてあった物とグループラインでインフルエンザ発症!!
と伝えたら皆からの救援物資がベランダに置いてあったし。(多分ぼたんさん)
高熱で体力使ったからか体重は減っていてちょっとラッキーだったし。

まあ、熱が下って残す症状は咳のみになって明日から出社って
状態になった時、部屋の惨状に気付いたわ。
高熱って汗かくじゃない。
着替えるじゃない。
タオルケットやシーツも取り替えるわよね。
じっとりして気持ち悪いし。
その取り替えたシーツやらパジャマやらが部屋の隅に山積みに
なってるのに気付いたのよ。
レトルトのお粥のパックやらゼリーのカップやらポカリの空の
ボトルなんかも。
慌ててゴミ袋に詰めてベランダに出したわよ。
掃除機かける気力はないからコロコロと雑巾で床拭いて。
ついでに布団も干して。
山積みになってたシーツ達を洗濯機に入れて洗う。
今考えれば、洗わないままコインランドリーに行けば良かったと思うわ。
水を含んでない状態の方が軽いんだから。
でも洗濯と乾燥をやると最低でも五百円かかるのよ。
普段は乾燥のみだから二百円。
しかも今回はシーツやタオルケットなんかの大物ばかり。
身体を拭いたタオルも大量。
少しでも節約したかった私は悪くない。

結果。
やっと辿り着いたコインランドリー。
肩に下げてたランドリーバックの中味を乾燥機にぶち込んで
小銭を投入した私は設置されているベンチに寄りかかって
深い溜め息を吐き出した。
たった数百メートルの距離を。
七、八キロの洗濯物を担いで歩いただけなのに。
この疲労感はなんなの?!
だって私、昔気を失った幽助推定55キロを担いで崩落する
武道会場から脱出したりしたじゃない?!
あの時私確か47キロくらいだったわよ!?
はー、と再びため息を吐いてガラスに映った自分を見て思わず呟いたわ。
「年…………とったわね」



〜アラサー螢子さん、インフル病み上がり編。
私がインフルエンザに罹ったからですよ。
本当年取るといやですね。
体力がわかりやすく目減りしてゆく!!
水曜日から仕事復帰なんですけど大丈夫なんでしょうか。
(多分大丈夫じゃない)あと今月の生活費は大丈夫なのか笑
ところでアラサー螢子さん世界だと黄泉様と蔵馬さん二人目出来た
みたいだったけどそれどうなってんですかね。

突発SS アラサー螢子さん 9月怪談

2018-09-24 14:40:25 | アラサー螢子さん
それが、起きたのは9月も下旬だった。
殺人的だった暑さも少しずつ和らいで来て。
風も秋を感じさせてくれる頃。

来るべき食欲の秋を笑顔で迎える為私は往復徒歩一時間強の
スーパーへ向かった。
暑い夏に往復一時間も歩いたら死ぬのは自明の理。
けれど過ごしやすいこの時期なら大丈夫。
考え事も出来るし夏にちょっと太っちゃったぶんを
落とすのにも丁度良いし。

坂道を登ったからかしっかり汗も掻いた。
スーパーに着いてお目当てだった秋刀魚や果物を
買い込んだの。
お惣菜の揚げ物や新発売の缶チューハイは目を閉じて
見ないふり。
秋本番を笑顔で迎える為には今ここで踏ん張るしかない!と
心を鬼にして。
野菜も買っちゃったから帰りはバスにしようかしら?
なんて悪魔が囁いたけど天使の忠告を守ってちゃんと
歩いた私は偉いでしょ?

家に帰り着いた時は汗だくだったけど、なんだか
やりきった感がしてスッキリしたの。
冷蔵庫に買って来た物をしまって、夜は秋刀魚の塩焼きに
お味噌汁ね〜なんのお味噌汁にしようかな?
と考えながらお風呂場に向かったの。
汗でベタベタだからシャワー浴びようと思って。


「で。」
「で?」
ごくりと息を飲んだぼたんの前で暗い顔をして螢子は囁いた。
「…………服を脱ごうとしたら、肩があがらなかったの」


「け、螢子ちゃん……」
青褪めた顔で何と声をかけて良いのかぼたんは悩んだ。
明るく笑うべきか、それとも自分も最近3キロ体重が増えたんだよ〜
とカミングアウトするべきか。

どちらの選択が正しいのか解らずぼたんは先程から二人が飲んでる
ラーメン屋台の店主を仰ぎ見た。
「ゆ」
ぼたんが彼の名を呼ぶ前に店主は首を横に振る。
『思う存分落ち込ませといてやれ』
と目だけで伝えながら。




〜アラサー螢子さん一年以上ぶり?
体重増えたよりも背中に肉がついたよりも白髪増えたよりも
肩があがらなかったのがショックでした。
四十肩かい😭😭😭!


アラサー螢子さんでも

2018-05-06 12:25:19 | アラサー螢子さん
書くか!久しぶりに!
……大体1年ぶりに(笑)と思ったんですけど
白髪が増えた話と
10日以上風邪で寝込んでたのに体重が減るどころか
増えた恐ろしい話とどちらにするか悩み中。

しかも両方共実際に私の実体験……怖あ……。

まだ風邪と言うか咳が止まらないので(長い💢)
やる気が起きないです。
あ、でもTwitterで笑える事があったのが原動力になり
ちょっとだけパソコン使いました。……10分くらいだけど。

早く咳とまらないかしら。

来月のシフト出ないと休みの申請出来ないなあ。

赤羽でアジフライ食べたい!とか
浅草の喫茶店行きたい!とか
お前は一体なんの為に東京に泊まるの?みたいな
願望ばかり増えて行きますよwww

牡蠣食べたいけど当ったらオンリー行けないから
我慢してるけど今月中なら良くね?と
悩んでるりくらくでした。


……これ何ジャンルの話なの。