アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

ことり帰る春

2019年03月31日 | 作品について
横浜で展示されていた作品が帰ってきました

完成して30分以内に梱包して発送したので
自分でもじっくり見ていなかったのですが
無事に帰ってきて安心しました。

タイトルは「手のりブンショウ」



ヒノキの木を彫って、手の形にして
そこにすっぽりはまる感じ。

もちろん、自分で漉いた和紙を縫って。
翼の部分は蘇芳で薄く染めた淡い桃色。
糸も自分で染めました。

ことりだけど本にもしたかったので、
翼の羽の部分が小さな和綴じにして、
左側にフランス語、右側に日本語で
好きな言葉を書いてみました。





だから手のり文章。ブンチョウではないの。

てのひらのぬくもりが大好きだった
うちのことりたちがモデルです。

こんな立体の作品も、これからいっぱい
作っていきたいと思っています。

ことりが帰ってきた春。
もうすぐ、うちのそばに毎年巣を作る
ツバメも帰ってくるはずです

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