coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

三回忌

2013-11-16 20:50:18 | 趣味と生活


雲一つない快晴だった。
気温も高めで、ここ数日では一番過ごしやすい一日だった。


今日は父親の三回忌だった。
もう2年も経っちゃったのねぇ・・・
なんか、2年も寝たきりだったし、救急外来に運ばれて、最期はとても苦しそうで、
「もう、頑張らなくていいよ・・・」
って感じもあったし、やりきった感もあったので、自分でも不思議なくらい、悲しくない。
冷たい女だってか???

今日は、母、弟一家、父親の兄弟姉妹とゲラゲラ笑って過ごした。
昔の話なんかしながら楽しく過ごした。
父親の兄弟姉妹も結構な高齢になってきたので、次の七回忌には、誰かが欠けているんだろうなぁ・・と、そんな不謹慎なことも考えたりした。
残された人間は、泣き暮らしても仕方ない。
元気に笑って過ごしてる方が、逝ってしまった人間も、安心して成仏できるであろう。

父親が入ってるお墓のある寺は浄土真宗なんだけど、浄土真宗は、お坊さんが「髪の毛OK」なので、な~んかちょっと違和感なのよね。
今日は、
かなり若い下っ端っぽいお坊さん
30代半ばか?というやや偉そうなお坊さん
やや偉そうなお坊さんよりは年齢は若そうだけど、位は高いお坊さん
の3人組でお経を上げてくださった。

その後、若い割には位の高いお坊さんの法話(?)があったんだけど、これがな~んと、笑福亭鶴瓶の法事の話。
お坊さんがお経を上げている最中にろうそくが燃え尽きてしまった。
慌てて探したけどろうそくがない。
中の一人が、
「台所にあった!」
といって取りに行ったのが、誕生日ケーキにさした緑色の周囲がくねくねしてるようなろうそく・・・
読経が終わってから、
「こんなろうそくですみませんでした。」
と謝ると、お坊さんが、
「命日はいのちのひと書きます。仏様として生まれた日ですから、誕生日のろうそくでもかまいませんよ。」
と言った・・・・とかいう話だったんだけど、正直、聞いてて????だったのよね。
何が言いたいの??と、目が点になってしまった。
家に帰ってきて一番にその話になった。
口火を切ったのはうちの母親。
「だいたい、法事をやるのに、ろうそくを欠かしていたなんて、そっちのほうが非常識よね!!」
と、人様の家のことなのにお怒りである。
「鶴瓶さんの話なんていうから、どんな面白い話かと思った。緑のろうそくが、読経が終わったら白くなっていた!とか、そういう話かと思った・・・」
もう、この母親の発想に、みんなでお腹を抱えて笑ったけど、当の本人は、何故笑われてるのかわかってない様子だった。
しっかし、緑のろうそくが読経が終わったら白くなるなんて、オカルトの世界・・・
いくら鶴瓶さんの話でも、オチがなければならないなんてことはないでしょう。
弟が、
「お坊さんの話にオチを求めるのは間違ってる。」
と笑いながら言っていたけど、その通りだよね。
しっかし、その話、本当に鶴瓶家の話なのかいな??


三回忌のお膳・・・
鞄のヒモが写りこんでいた

まあ、そんなこんなで三回忌はお天気も良く、無事に終了。
うちのじ~さま、なにげに晴れ男なんですなぁ・・・・亡くなってからも(笑)

弟一家に、温泉に誘われて、
「じ~ちゃんも一緒に・・・・」
と、父親の遺影を持って出掛けた母、なのに、肝心の遺影を車の中に置き去りにして、哀れ父親は「車中泊」・・・というオチつきの母。
まだまだきっと、何かしでかしてくれる・・・と期待値大

                  


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