アニリボ終了

ここで終わりになるのは大変キリがいいと思うので、良かったです。
正直言うと、未来編でREBORNの原作そのものが終わると思ってたんで、あのあとすぐ
新章突入してかなり呆気にとられたのは確か。
ものすごーーーーくぶっちゃけて言うと（笑）、終わって欲しかった。
あれで終わった方がお話としてはとても綺麗にまとまるし。
ツナが初代ボンゴレ達との邂逅で、自分がボンゴレを終わらせるって宣言したことは
終わりへの伏線だと思ってたから。
だから10年後にあの子がマフィアを継いで10代目ボスになってるのは納得がいかない。
その未来ではなく、10年前に戻った彼らがこれから歩む10年は別のものであり、
自分たちが作るんだ、っていう終わり方が良かった。
ツナみたいな、自分の力じゃなくて借り物の力（死ぬ気丸とか死ぬ気弾とか）で強い状態に
なる、っていうのはある意味変身ヒーローものといえる。
そのテの主人公はたいてい、その力を返上して自身の力で生きていくっていうラストに
なるのが少年漫画的な意味での常套だし、そうあるべきじゃないかなとも思う。
だから原作がそういう方向へ行くんだと私としてはまだ思ってますけどね（笑）。
少年ジャンプの悪いくせ、っていうか人気のある作品がなかなか終わらせてもらえない
みたいな状況はホントに良くないですね。
作品としての完成度を取るべきだと思う。ここで終わった方が完成度が高いって思われる
作品は人気があろうがどうだろうがキッパリそこで終わらせる。作家のためにもその方が
ずっといいと思うけどなぁ。
もっとやればいいのに、まだ売れるのに、って惜しまれながら終わっていくものだけが伝説に
なるんですから（笑）。