赤毛のアンお稽古日記 ・ロス疑惑!シンガポール公演

赤毛のアンお稽古日記
3月7日 
地球環境基金とUNHCR、ユニセフに募金を届けました。

募金
国連の機関が全てではないのですが、まず「振り込んでください!」といわれます。数える時間がないというのです。こういうことは何回かありました。

私は子供たちが募金を届けると同時に国連大学に行くことが大切だと思うのです。青山の墓場といわれて人気のない国連大学。
ひと頃よりは大分良くなりましたが、いかなる理由でも国連大学を訪れここがいわゆる大学ではないことを知り、世界の事情について目を向けるきっかけをつくる場を提供することは、必要ではないでしょうか?
国連大学のUNHCR協会職員に久しぶりに嫌な顔されて、まあ不愉快ですね。

地球環境基金の方は本当に喜んで頂いています。大した額ではありませんが気持ちいいです。
ユネスコ・中国の「生命のコンサートの森」にも寄付しました。

ロス疑惑
今から20年前シンガポール公演の前段として現地の友人(日本人)のところへ、遊びに行きました。ご主人(シンガポール系中国人)がライオンズクラブの会員なので、彼女が浦和のライオンズクラブ会員の所へ遊びに来たとき紹介され、知り合いだったのです。
その友人は結婚前スチュワーデスをしていて、ロス疑惑で亡くなった一美さんの双子の妹清美さんと一緒で妹さんも結婚して、やはりシンガポールに住んでいるということでした。

その仲間には、新宿バス放火魔事件で亡くなった歯医者さんの奥さんもいて、日本人スチュワーデスが皆大金持ちの奥さんになっていて凄いなあ!と思ったことを覚えています。
タイガーバームの社長の奥さんもスチュワーデスだった日本人ですよね。

シンガポールで彼女がご主人の父親の家に連れて行ってくれました。
豪邸の居間で、奥さんが4人!とその子供たち、孫たちが一緒に食事をしていました。ちなみに私の友人は長男の嫁です。4人目の奥さんは彼女と同じ年でした!
家族28人いました。

お父さんに紹介され、テーブルの上に山盛りに並んでいる中国料理を息子2人と御馳走になりました。父親の許可があれば何日でも食事していいのだそうです。
こういうおおらかさが、中国人が日本の残留孤児を育ててくれたのだとおもいます。日本人は歴史の中で異民族の子を育てたということが無いような気がします。

シンガポール公演①
そんななか1990年シンガポール公演が行われました。
10月6日から1週間でした。帰って来た12月に同行した私の父が亡くなりましたが、公演をとても喜んでくれました。その父が一緒だったため私は親孝行な娘!ということで現地で款待されました。中国の儒教の思想の中では、親孝行は大変に必要なことなのです。

公演は英語で「象列車がやってきた」という、戦争中に名古屋の東山動物園で、人間が生き延びるのも大変だった食糧難の中、飼育係がこっそり象を守った物語です。話だけでも感激します。
このとき象の役でぬいぐるみに入ってくれた3人のライオンズのおじさまたちの一人が、武政公一衆議院議員の父上です。(ほんとにありがとうございました)

ロス疑惑から久し振りでシンガポール公演を思い出しました。
当協会の最初の海外公演となった、シンガポール公演、続きはまた書きます。

今日は衛藤征士郎先生のところへもうかがいました。昨日お願いしてきょうだったので一人でしたが、伺う度、毎回日本も動いているなあと思います。

明日のお稽古
浦安 13:00~20:00
   13:00~歌の練習から始めます。コンコーネ・アン楽譜を忘れず持ってくること。そのあとダンス。
   15:00ぐらいから友人役を決めます。
   役決めのあとは、ダンスになります。

元気にいきましょう! 代表 小池雅代
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赤毛のアンお稽古日記 ・瀬戸カトリーヌさん ・約束と責任

3月6日
「赤毛のアンお稽古日記」
横浜公演・浦安公演 赤毛のアン練習
オリンピックセンター42室

ギルバート・フレッドは日曜日まで待ちます。まだ探しています。
子役アン・ダイアナは正式に決まりました。
主役はもう練習日が少ないですから「赤毛のアン」の練習を優先して下さい。

赤毛のアンの中で使われている曲(覚えてください)
オペラ・「ヘンゼルとグレーテル」「魔笛」「フィガロの結婚」「椿姫」
「カルメン」「デイズニーナンバー」「サウンドオブミュージック」その外ダンスナンバーが3曲。カンツォーネ1曲
オリジナル・4曲
たとえばカルメンのビデオを見てくれれば、ああこの歌が使われてるな!って分るのですが。(我ながら上手に使っていると思います。)

新しい参加者の皆様へ
一つずつ覚えてください。全部ぐちゃぐちゃにならないように。アンダンスは後回しが良い。これが結構大変ですから。
キャンドル優先かなと思います。

瀬戸カトリーヌさん
昨夜テレビで拝見しました。32歳になったのですね。そして結婚おめでとう!
赤毛のアンに出演していただいたのは何年前でしょう。もう10年になるでしょうか。たしか神戸の地震のすぐ後でした。

阪神大震災で街中ががれきの山と化し、その下から人のうめき声が聞こえる。そんな中で、フランス人のお父さんが(神戸でパン屋さんをやっているそうです)、いつもお母さんの尻に敷かれているのに、近所中でただ一人軍隊経験があり皆を指揮して5人もの人を救ったと聞きました。その時の父は素敵だったと。
瓦礫の片付け方を日本の男性は誰もできなかったそうです。

瓦礫の中から人の声がしても助けられずに6000人もの人が亡くなりました。
だから皆に勇気を出してほしいのです!と本当に一生懸命やってくれました。
大阪の仕事から夜9時に練習場に駆けつけてきてくれましたね。
あれから留学もして女優さんとして活躍している様子とてもうれしいです。
何回かお便りも頂きました。これからもご活躍を。ご縁がありましたらまた出演して下さい。

約束と責任
これって親戚ですね。約束を守る責任感。ごめんなさいといって約束守らないのは責任感がないのと同じです。皆で力合わせて良い作品を作っていこうね。
ゴメンナサイは言わないで済むよう、少しづついろんなこと我慢して時間を作ってください。それが約束と責任の元です。

明日 地球環境基金・国連高等難民弁務官事務所・衛藤先生事務所

代表 小池雅代 
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