赤毛のアンお稽古日記・ 舞台人の品格・

１２月２５日
「赤毛のアン」さいたま公演
さいたま市文化センター共催・ＮＴＴドコモ協賛　無事終了し、やっと落ち着きました。
昨日のみなとみらい「ひるどきクラシック」も素晴らしかったです。

きょうは１月１５日・２７日の「バッハ物語」の台本を書きました。
そして電話の応対・大半が請求書の送付についてです。これから当日経費以外の支払いが始まります。支払いが大丈夫かなあとちょっと心配です。

舞台人の品格
品格という言葉がはやっていますが、たぶん科学技術の発達やそれにともなう女性の社会進出で人間としての生き方が大きく変わったり、昔普通だった道徳観念がもはや通用しなくなったのにかかわらず、新しい道徳観念（道徳なんてまあ無理かな）というか“普通という基準”が確立していないために、個人それぞれが混乱している、ということが原因で、何か“品格という言葉”に救われたいのだと思います。
ということは返せば、皆“品格を持って普通でありたい”と思っているのです。

品格などというとたいそうですが、約束をきちんと守る。道徳観念を持つ、それに外れたときは恥ずかしいと思う、目上の人に敬意をはらうといった、ほんとに昔の普通が大事なんだということだと思えばいいのです。
舞台人の品格は下品な舞台をやらないことにつきます。下品ならある程度面白いですから。
「赤毛のアン」はその点本当に品格を持ってやっている自信があります。
品格というのは努力して得るものです。参加者みんながそれぞれに努力しました。

あしたは反省会を兼ねてお稽古です。
コンコーネ・ダンス（ジャンプ、ジャイブ・ジョイフル）
そしてメッセージです。オーデイションにうかってない人はしっかり練習してきて下さい。代表　小池雅代