赤毛のアン・お稽古日記 結婚という名のマジック

12月13日
「赤毛のアン」15日から通し稽古になります。
そのためには各自が練習して心を膨らませてほしいのです。
課題の自己紹介も、名作の読みもしっかりやってください。「赤毛のアン」の自分のセリフだけいくらやっても上手にはなりません。
前にアニーの出演者がオーデイションにきて、あまりに何もできないので聞いたら「ハーイ・アニー！」ぐらいのセリフしかなかったので、何か読んだことはありません、と言っていましたが、それでは将来がダメなのです。
国語力は大切です。しっかり文章を読んでください。意味が分らないときは辞書を引きましょう。
中学生の課題「走れメロス」最初の部分、メロスは激怒した！「げきど」の分らない人は気分出せないでしょう？
山月記しかり。意味が分らない言葉は調べてくる。

結婚という名のマジック
女の子たちに「学力をつけるように！」とうるさく言いながら、ときどき「なんの役に立つかな？」という思いにかられます。
学力とは関係なく、逮捕されましたが「事務次官の妻」という女のマジックが存在するからです。
正直にまっすぐ努力すれば幸せになります！というのが往々にしてこの世界では当てはまらないのと同じに、どうも勉学への志が低いなあ、と思う子が良い夫を持ったりもするのですから。
という話をすると「今さら先生何を言っているのですか！女性にも自立が必要です！」と声がかかります。ははは。
昔はそれで凝り固まっていたけれど。

「幸せは自分の手の中に」が正しいと思う。自分の手の中に入るまで努力しようよというところかな。
課題の読みをやっていると、同じ学年のなかであまりの学力差に驚きます。
公立・私立にかかわらずある程度の教養は必要と思います。
「赤毛のアン」稽古の努力の過程の中では、志の低さは容赦しないのでしっかり勉強してきて下さい。（きっと勉強嫌いな人は辛いでしょうね）

ここは努力して夢をつかむところです。はーいアン・だけではだめです。課題をしっかり勉強してきて下さい。

明日の稽古
14日　オリンピックセンター　18時から
会場をくれぐれも間違えないように。　代表　小池雅代