赤毛のアン・お稽古日記   叱られて。

12月16日
オリンピックセンター・リハーサル室にて2回の通し稽古。
浜畑先生・榛名さんがお見えになりました。
一つずつできないことをやって行こう。

叱られること
お母さん方が叱られたことが無いのでだな、ということにちかごろ気がついています。きょうは顧問の先生も見えていました。批評は辛辣です。
何故かといえば作品を良くしたいからです。
ダメな人に文句言っても仕方ありませんが、なんとかなりそうなら怒ったりなだめたり激励したりします。
叱られる・と苛められる・は違うし、怒られる・と苛められる・も違う。
緊張感と怒られているのも違う。まず緊張に耐えてほしい。
何回も言うけれど、ウイーン少年合唱団は並んで緊張に耐えかねてシャツを引っ張ったり、頭掻いたりしません。日常が緊張しているので慣れているからです。
緊張があるというのは躾があすということです。躾とはしてはいけないことが沢山あることです。
何でも野放図にやりたいことをやるのがのびのびしていることではありません。
しつけがあっても自己主張できる子がのびのびしている、というのです。
なんだか練習場が躾の場になっている気がします。練習場なのにね。
東京公演も大人になりきれない父兄がいましたが、埼玉も同じで親は子供ではないのです。親は子供に叱られた後のフォローを上手にしてください。
「先生はあなたに期待しているのよ。きっとできるわ。できるまで頑張ろうね!」と言ってほしいです。
うちの子はあんなに一生懸命やったのにダメなら可哀そうです、なんていわないでね。ダメならダメじゃなくなるまでやってください。

もう少し歯をくいしばって目標を上に持ちましょう。子供の未来はまだまだある。
弱音を吐かない子ならきっと将来が開けるはずです。
もう弱音はいて辛い人はなんとかあと一週間我慢しなさい。それも勉強。

頑張れる人は私と一緒に世界を夢見てください。

今日はNYからプロデューサー・トシ平野さんが来て食事をしました。
いつも二人で同じこと言ってます。人生に負けないぞ!お互い競争しよう・どっちが先有名になるか!と。

もう2年間もNYに行っていません。その代りヨーロッパに3回行きましたが。
忙しくて行く暇がありません。

昨日はNYのヒーリア和子さんからもFAXがあり、セントラルパークは雪景色です、と書いてありました。私も10月から3月までいましたのでセントラルパークの雪景色は懐かしいです。

さて来週の今頃は「赤毛のアン」公演が終わってますよね。
さあ最後の踏ん張りどころです! 代表 小池雅代
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