プチ・ドラマ研究会Ⅱ

主に、テレビドラマや役者さんについて書きます。プラス、嵐ゴトも時々。

初回報告*空飛ぶ広報室

2013-04-30 00:44:03 | ドラマゴト*13
こんばんは


有川浩さん作の同名小説を原作とする、「空飛ぶ広報室」。
3話まで観ましたが、私、結構好きです。


以前、「キャストに惹かれる」と書きましたが、それだけではなく、キャラクターの描写やストーリーに温かみを感じます。
航空自衛隊がどんなところかも、少しずつ確かに描かれているので、それに合わせて勉強してもいます。


とことん我が道を行く、テレビ局のディレクター・稲葉(新垣結衣さん)。
自分がやっていることは正しいと信じて疑わないため、周囲との衝突もしばしば。
そして、会話をすれば、空気を読まずに地雷を踏んでしまうタイプ。


なので、取材で関わることになる航空自衛隊の広報室の皆さんとも、なかなかかみ合わない(^_^;)
そして、事故に遭い、パイロットへの夢を絶たれた空井(綾野剛さん)の心の繊細な部分を刺激してしまう…。


と、書いただけで、彼女もかなり面倒くさいキャラクターなのですが、3話まできて、広報室とも、ようやく打ち解けてきたようです。
鷺坂室長(柴田恭兵さん)が「いなぴょん」なんて名付けて呼んでいて、それがいつしか浸透しているし。


空井の、真面目でさわやかでかわいくて、ちょっと天然(?)な性格が好きです。
コメントが真っ直ぐすぎて、稲葉が(自分に気があると)勘違いする場面は、いつも、どれだけあっても、笑えてしまいます。


広報室は、個性的な人がたくさんいて、それが微妙なバランスでまとまっているのがおもしろいです
なんだか、ほほえましくも感じます。


室長役の柴田さんを筆頭に、要潤さん、ムロツヨシさん、水野美紀さん、高橋努さん…役者さんも皆、良いですよね。
通路を挟んでのかけ合いの場面も、なにげに楽しみにしています。


どうでもいい話ですが、1話で初めてムロさんを観たときに、母が「ドラクエのお兄さんだよね」と。
最初、なんのことやらわからなかったのですが、「勇者ヨシヒコ」のメレブのことだと気づきました。
何も言っていなかったのによく気づいたなあ…と思いました。


そして、毎回のエピソードが、また良いんです
個人的には、2話の「ナポリタンの秘密」の話が印象的です。
観ていて思わず「そうだったのか!」とつぶやいてしまいました。
3話での、鷺坂室長の「いつも笑顔で」のスピーチも、重みを感じるものでした。今気づきましたが、若干、感じ入るものが…。


これも余談ですが、スタッフクレジットを観て、新垣さんが実際にビデオ撮影したものが使用されているのだと気づきました。
そのリアルさに、このドラマの誠実さを感じます。


仕事での挫折をどう乗り越えていくのか。
それは人それぞれなのですが、とりあえずは、自分自身と向き合うことがスタートなのかもしれない…
そんなことをぼんやり考えたりしながら、物語を観て、無意識に癒やされている。そして、少し楽になる。


舞台は身近な場所ではないけれど、登場人物の心には寄り添っていけそうな気がします。

2013年4月の「VS嵐」

2013-04-29 01:11:48 | 嵐ゴト
こんばんは


今日は久々に、「VS嵐」ゴトです。


スペシャルのときに書こうとして、うまくまとめられず、タイミングを逃していました。
すっかりあきらめていたのですが、まだ編集していなかったスペシャルを、今日、ほんの一部ですが、うっかり(?)ダラダラと観てしまったので、書く気がわいてきてしまいました


せっかくなので、ほかの回と合わせて、4月放送分の感想としてまとめることにしました。


それでは、書きます。





2013・春の嵐祭り@4/4


あまりにもポイント(萌えおよび、ドキドキ)が多すぎて、どこから書いていいやらわからないです(笑)。
時々、わけもなくフラッとリピートしてしまって…


そうだな…やはり、櫻葉さんの件は衝撃的でしたね。担当として、見逃せない瞬間ではありました(何だそりゃ)。
衝撃的というか、それを知ってから、放送を観るまで、変にドキドキしてしまって、観る瞬間は固まっていて(笑)、あとで、「自分、おかしい…」と思いながらも、萌えるというか、キュンとしてしまいました。
なんだか、絵になるんですよね


そして、その後のやりとりを想像して、あらぬ妄想をしてしまう自分…あ~、やっぱり変だ~
さらに、こっそり(笑)リピート、そして、静止画に見入ってしまう…何度となくやっていました(^_^;)


なんだか、「ひみ嵐!」のあのコーナーたちと、どこかでつながっているような気分になりました。
あの前後、雑誌の写真をじ~っと見つめることも多かったです。


それから、ババ抜き対決もすごく良かったです。
スペシャルでは毎回やってほしいくらい、好き(≧∇≦)


スタジオでのコメントにもありましたが、彼らの楽屋での様子って、こんな感じだろうな…という雰囲気でしたね。


個人的には、相葉さんがジョーカーを持っていて、大ちゃんに選ばせるときのやりとりが、勝負の分かれ目だったように思います。


周りから指摘されて動揺していたように、相葉さんは、ジョーカーを持っていることを隠せない人なので、大ちゃんが素直に「おすすめ」を引いていたら、ジョーカーはずっと、相葉さんのもとにあったのかもしれないなあ…と。


「つき合いたてのカップル」な末ズにも、櫻葉さんの件に続き、若干キュンとしました(笑)。


最弱王ジャケットも、松潤が着ると、かっこよく見えました。
カヌーを優雅に漕ぐ姿といい、ジャケットを着こなすスタイリッシュさといい、さすがですね。


駆け引きもあり、揺さぶりもありで、ババ抜きって、こんなにスリリングで(笑)楽しいんだなと、改めて思いました。
子どものころは、全然そんなこと考えなかったのに。
それは、少し大人になった、ということなのかもしれません。


全体的には、三つ巴をはじめ、TOKIOさんとの対決とか、カヌーとか、かくれんぼとか、とにかく、見どころがたくさんあって、楽しかったです





「家族ゲーム」チームの回@4/18


翔ちゃんがゲストチームに入り、大ちゃんが嵐チームの仕切りをやった回でした。


まだゲストチームで勝てていない翔ちゃんが、「自分の得意なゲームを選んだ」と、自信満々で臨んだのですが、実際は…(^_^;)
でもなんだか、彼らしい勝負の決し方だと思いました。


嵐チームも、「コロコロバイキング」では、0点。
あんなことあるのですね…。


いつもそうですが、メンバーがゲストチームに入ると、通常とは違う楽しさがあって、ほっこりします。
翔ちゃんがすごくうれしそうな表情をしていて、こちらもうれしくなったり…。





「図書館戦争」チームの回@4/25


記憶に新しい、この対戦。
「フォーリングパイプ」での、岡田くんと大ちゃんのやりとりが印象的ですが、岡田くん、いろんな場面で大活躍でしたね。


パフォーマンスもさることながら、複数回にわたるムチャぶりが、特にすばらしかったです(笑)。
味方チームの井手卓也さん、プラスワンの森三中・大島さんへの即興ラップのくだりで、笑いすぎて喉が痛くなりました(^_^;)


大島さんといえば、「バウンドホッケー」のときに「VS嵐研究ノート」として持っていたのが、去年の「ワクワク学校」のノート!
観たとき、思わず声を上げてしまいました
(ちなみに私は、もったいなくて使えていません)
彼女があの場にちゃんと持ってきていたのが、うれしくて


ノートには、「ラストホープ」のときの相葉さんについてもちゃんと書いてあったので、それもうれしかったです。
そうそう、そうなのって。
「大島さん、ありがとう」と言いたかったです。


「キッキングスナイパー」のときの翔ちゃんのパフォーマンスを観て、「もし負けたら、『MDA』の決め手になりそうだね」と弟と話していたのですが、本当にそうなってしまった
そういえば、あの場面でのいじられ方も、尋常でなかったような…。


たくさん笑って、たくさんの元気をもらった回でした





長くなってしまいました
仕方ないのかな、3回ぶんですから…。


やっとスペシャルのことを書けて、私も少しすっきりしました。
かなり前のことで、すみません
なので、単なる自己満足にすぎませんが、読んで楽しんでいただけたなら、幸いです


最後まで読んでくださって、ありがとうございましたm(_ _)m

初回報告*ラスト・シンデレラ

2013-04-28 01:44:03 | ドラマゴト*13
こんばんは


ものすごい期待感を寄せていたこのドラマ。
現時点では、2話まで観ました。
が、想像していたようなドキドキや、キュンとする描写が少なくて、ちょっとバタバタした印象がありました。


会話の楽しさや、ちょっとした笑顔や、意外な優しさ、そういう、日常のささいなことで恋愛は動きだす。
本作の主人公くらいの年齢になると、そんな描写も不自然ではないのでは…、と思いました。


恋愛よりも、同年代3人のトークのインパクトが大きい…というか、桜(篠原涼子さん)と広斗(三浦春馬さん)の出会いに、思ったほどときめかなかった、というほうが良いでしょうか。


1話で、パーティーに向かう途中、桜が、雨の中、お客様であるおばあさんの持ち物を拾いにいく場面がありましたが、例えば私なら、こんな展開が良いなぁ…と考えたのが、こちら↓
偶然通りかかった広斗が拾って、桜に渡す。
その笑顔が、彼女には好印象。
そのときはそれで終わったけれど、パーティーで再会し、これは運命的だと、桜は勝手に思いこむ。
みたいな(^_^;)


「シンデレラ」を再現するよりも、そういう、日常の中の「シンデレラ的な出来事」のほうが、恋愛を忘れかけている女性には効くのではないか、と。
自分だったら、こんな展開が良いという想像をしながらの一案です
ある程度年齢を重なると、年下のイケメンに優しくされたら、うれしいですもんね


でもそしたら、広斗が肉食系である必要がなくなるのか…
いや、そもそも、三浦春馬さんの肉食男子キャラを観慣れていない私が未熟なのか…なんだかもう、よくわからないですが


あと、ちょっと…ベッドシーンなどが多くて、気持ちが落ち着かなかったかな。
もっとも、それを売りにしているから、なんともいえないのですが。


特に、志麻(飯島直子さん)の、性癖というか、方向性の描写が、なんだかな~、と思いました。
相手の男性がフラフラになって出てくるなんて、連続ドラマでは、私は観たことないので…まず、そこが驚きでした。


総合すると、なかなかその世界観に追いつけなかったような感覚があります。


前のクールで、心に響く台詞やなめらかな会話劇にハマっていたからか、視覚的な表現を主体とした記号っぽい展開に、ややなじめなかったのかもしれません。


そうなるともう、広斗に大きく変わってもらうしかないな…。
知人女性にそそのかされてモーションをかける、そんな打算的な男性のままでは良くないような気がします。


いきなり、注文ばかりになってしまいましたが、それくらい、私はこのドラマにいろんな期待をしていたので…
せめて、最後まで見守っていこうと思います。

家族ゲーム*第1話

2013-04-24 01:53:27 | ドラマゴト*13
再び、こんばんは
順番が前後してしまいますが
先に「家族ゲーム」の感想を書きます。


過去に映像化されたものはほとんど観ておらず、予備知識はあまりないままに観ましたが、かなり刺激的で、そして、重みがありました。


特徴的ないでたち、歩き方、洞察力、運動能力、そして口調。
観ているだけで個性的とわかる吉本が、この先、沼田家の「膿」をどうやって取り除いていくのか、そして彼は、それを通じて、世の中に何を訴えかけようとしているのかを、心に痛みを感じながらも察していきたい、と思うようになりました。


いじめを受け、不登校になっていた茂之。
吉本の策略により、極限状態まで追い込まれた彼は、ついに登校に踏み切りますが、彼には、残酷なまでの現実が突きつけられました。


でも、仮にちゃんとした説得で登校させたとしても、同じような結果になっていたのかもしれない。
いや、もっと残酷なことになったのかもしれない。
それくらい、今の社会…いや、学校社会は、読み切れないし、厳しい、と、個人的には思いました。


吉本はかなりの変人、という情報を得ていましたが、ただ変わっているのではなく、過去に大きな傷を負ったことが彼をそうさせているらしい、ということは読み取れました。


クライマックスで彼が投げかけた、「ゲームばかりしているからこうなる」という、たしなめの言葉。
そこまでの展開に息をのみながらも…「よくぞ言ってくれた!」と、心でつぶやいていました。


あのような過激な手法をとる理由については、今はうまく言葉にできませんが、彼の中には、まっとうなやり方で痛い目に遭った、という「世の中に裏切られた」感からくる、世間へのアンチテーゼが確かにあるように思います。


余談になりますが、櫻井さんの「吉本荒野」ぶり、私は、わりと自然に観られました。
さわやかな中にブラックな部分がある、というのは、彼自身と重なる部分があるのでは?と想像したりして。
過去、このようにねじれたキャラクターの役もあったから、違和感はそんなにないです。


ゲップはそれなりに衝撃的でしたが(私には)、拡声器を使って叫ぶ姿にも、茂之につかみかかる姿にも、なんだか吹っ切れているような印象があって、それほどショックはなかったし、それこそ、「結構、いいね~」と思いました。
あの「いいね~」の言い方にも、Sっぷりを感じて、ゾクゾクします(笑)


何も、沼田家が特別なわけではないと思います。


そこには「家族ゲーム」なる虚構が存在しているものの、実は、近所の家々もそうだったかもしれない。
観ている人自身の家庭も、もしかしたらそうなっているのかもしれない。
しかし、幸か不幸か、偶然に、沼田家が彼を選んでしまっただけ。


そう考えたら、少しばかりは、自分に引き寄せて観られるのかな?と思います。


沼田家の視点で観るか、吉本の視点で観るか、非常に難しいところですが、真ん中にある「問題」はしっかり捉えて、自分なりの考えを持ちながら向き合っていきます。





先日弟と話していて、とある話が出ました。
それはまさに、劇中で描かれた「しかけ」のこと。


あの場面で彼らが「常識」と発言していたことにものすごい恐怖感があったのを思い出したし、日常生活の中で普通にそんな話題が出ることにも、怖さを感じました。


こぼれ話も、なんだか、穏やかな感じにならない…
そういうドラマなのですね。

展望*4月クールのドラマ(2013)

2013-04-24 00:36:44 | ドラマゴト*13
こんばんは


まだ始まっていないものもありますが…
すでにいろいろと録画して観ております。


遅くなりましたが、2013年の春ドラマについて。


大まかな視聴計画は、前に書いたものとさほど変わりません。
が、火曜日は、ちょっと動きがありました。


1回でもチェック、および録画したドラマはこちら↓(放送開始順)


鴨、京都へ行く。
ラスト・シンデレラ
間違われちゃった男
35歳の高校生
空飛ぶ広報室
ガリレオ
第二楽章
家族ゲーム
雲の階段
TAKE FIVE


以上の10本です。


しかし、「鴨」は、ほぼ脱落といっても良いかな。
京都の景色やお店を観たいという気持ちはありますが、初回の、「花材を投げ捨てる」という行為が、私にとっては、あまりにも…
チラッと観たりはするかもしれませんが。


その代わりに…といっては何なのですが、「第二楽章」を観てみたくなって、初回の再放送から録画しています。


あとは…
「雲の階段」を録画したのですが、ハードの調子が良くなくて、消えてしまったみたいです(T_T)
2話からでも、話がわかるのかな?


それ以外はぼつぼつ、マイペースながら観ています。


観る前の本命は「ガリレオ」や「ラスト・シンデレラ」あたりだったのですが、少しずつ変化してきています。
観てみたら、おもしろくなってきた、ということもあるので、あまり固定観念にしばられずに向き合ってみよう、というのが今期の鑑賞テーマです。


それから、BSプレミアム・日曜22時の「プレミアムドラマ」枠も、ちょこちょこ録画しています。
先週までの「小暮写眞館」(まだ全然観ていません)、今度始まる「真夜中のパン屋さん」(タッキーがパン屋さんをやります)など、結構おもしろそうなのが並びます。


状況や気持ちにのっとって取捨選択しながら、自分なりに楽しんで観ていきたいと思います。


それではまたm(_ _)m