今年もまた「母の日」が近づいて参りましたね。
皆さんはお母さんにどんなプレゼントをして あげますか?
先日久々に街に出たのですが、フラワーショップの 軒先には 「母の日用」の
素敵なアレンジメントフラワー が、溢れていました。
≪ 2010年3月25日 金婚式を迎えた両親でした≫
いつもなら私も母のために鉢植えを一つ買い、それから デパートで初夏の
洋服かバックかなんかをチョイス して、母好みの和の封筒にお小遣いを
ちょっと 入れたりして、あとは母の大好きな俳優さんの画像を ダウンロードして、
メッセージカードを作り 当日手渡したものでした。
だけど、今年はその母も昨年の秋に他界したため、 私にはもう、「母の日」に
プレゼントする相手が 誰も居なくなりました。
今はどこの量販店もデパートも全館「母の日 」一色のディスプレイとなっており、
母を亡くし たばかりの私には、とてつもなく残酷な景色に感じ、あまり 長居すると
涙がでそうになるんです。
一週間位前から家の仏前にはしきびと一緒に カーネーションの花を活け、
桜の枝で作った線香を 焚き、今日は柏餅をお祀りしました。
お母さんの存在って、皆さんにとったらどんな 人ですか?
当たり前のようにいつもそこに居て、時には口うるさい 小言にうんざりしたり、
煮物の味が薄かったり、 何でもないことで喧嘩したり・・・・・。
だけど、うるさいとか、腹が立つとか、お母さんに対し てそんな感情が
持てるのは、そこにお母さんが居る から。
「お母さん」があなたの傍で生きていてくれるから、 オーバーな表現かも
知れないけれど、そこに 「あなたのお母さんの命」の灯があるからこそ、
お母さんと喧嘩もできるんです。
こんな感情はなかなか理解ができないと思います。
こんなふうに思えるはの、あなたがお母さんを 亡くした時じゃないと
分かりません。
あなたを生んでくれたお母さんは世界でただ一人 だけしか居ないんです。
その大切な大切な人のこと、今日からあなたも本当に 本当に大切にして
あげてください。
「母の日」なんて、気持ちがあれば、形はどんなものでも いいと思います。
お金がないのなら、お金で買えないものをプレゼント すればいいんです。
それは何か? それはあなたご自身でゆっくりと お考えになってください(^_^)v