美容室シンデレラ 心に響くエッセンス

人生を歩んでいくうちに出逢う沢山の喜びや哀しみ
乗り越えなければならない大きな壁にぶつかった時
そっと読んで欲しい

高知で一番古い老舗Bar

2016-08-25 15:49:48 | 高知の老舗Bar

今回は高知で一番古い老舗Barを

ご紹介します。

2015年に創業50年を迎えた

カクテルBar フランソワ 

高知市の中心街、旧柳町にあります。

オーナーは御年88歳?

のかわいいじぃじでございます。

店内はご覧のとおり、レトロな、昭和の

臭いがプンプンする空間です。

画像左の隅っこにちょこんと写っているのが

オーナーのじぃじです。

もう一人のバーテンダーさんと二人で

あうんの呼吸でやってます。

私はあまりお酒が強くないので、

「悪酔いしない柑橘系のものをお願い

します。」とオーダーすると、これが

出て来ました。

お酒のことに余り詳しくない人でも、

自分の好みをリクエストすると、

なんでも作ってくれます。

このカクテルはお酒の弱い私でも

気持ちよく飲める、スッキリとした

ちょっぴり甘ずっぱい女性向けの味です。

来店するお客さんたちは

老若男女を問わず、幅広い年齢層です。

静かで、音楽もなんにも流していません。

もちろんカラオケもありません。

美味しいお酒をゆっくりと飲みながら、

気の合う仲間と語り合う・・・

そんな大人なBarなのです。

この日じぃじはカジァルな麻のシャツ

を羽織っておりましたが、バーテンダー

らしくホワイトカラーに蝶ネクタイ姿の

日もちゃんとあります。

この日は猛暑だったので、きっと

クールビズしたのでしょう(^v^)

静かにお酒を飲んでいると、時々じぃじの

姿が視界から消えます。

「あれ?どこいったんだろう。」と思い

店内を見回すと、カウンター席とは

反対側にあるBOX席の隅っこに

ちょこんと座り、しばし休息していました。

50年前は若くてバリバリ働いていた

でしょうが、さすがに御年88歳ともなれば、

普通のじぃじなら、とっくに就寝のお時間

でしょうに・・・

だけどその姿がなんとも言えず可愛くて、

ほどよく体を休めたら、またいつの間にか

カウンターに戻っていて、

チャッチャチャッチャとカクテルを

シェイクしています。

音楽もなんにも流れていないから、

店内のお客さんたちの話声だけが

きこえてきます。

でも、それがなんともいえない心地いい

空間で、とっても癒されるから不思議です。

知らないお客さん同士もいつの間にか

親しくなっていたりして

その日限りの会話を楽しんでいたり・・・。

帰り際、席を立つと、無口な無口な

じぃじがやっと口を開きます。

「また来てよ。」

たったこの一言しか喋らないじぃじでは

ありますが、なぜだか又来たくなる、

そんなお店です。

じぃじ、いつまでも元気でおりよりよ!(土佐弁)

そう呟きながらお店をあとにするのです。

 

 

 

 

 

 


お墓のはなし

2016-08-20 11:04:20 | 先祖の供養

いつもブログを見て頂き

ありがとうございますm(__)m

先日は古のお仏壇の修復技術を

ご紹介いたしましたが、今回は

お墓の話をしたいと思います。

これは以前のうちの墓地の様子です。

家族が一人亡くなる度に、

墓石を1人ずつ建立するという

オーソドックスな形式です。

敷地はごらんの通り、土ですので

すぐに雑草が生え、お手入れも大変です。

右側の墓石は50年前に建立した

先祖の五輪塔で

左側が私の祖父の墓石です。

よく見ると、五輪塔のてっぺんの

石が欠けています。

父の話によると、昔この五輪塔を

建立したばかりの頃に心ない何者

かの手により、削りとられたとのこと。

たぶん極道(ヤクザ)が賭博に勝つ

ために、縁起担ぎに奪い去ったとの

こと。人んちの墓石を傷つけてまで

本当にそのヤクザさんは勝負に勝った

のでしょうか?!

知りたかったです(笑)

墓石の設置には方角も大切。

東南の角で南向き

この位置が最も高貴な人が眠る

場所だそうで、墓石を建立するに

あたって、理想の位置だとも

言われているそうです。

画像では分かりにくいかも知れませんが、

墓石が若干傾いています。

これは長年の風雪や雨により、土壌が

変化したり、或いは大昔埋葬してあった

木の棺が土中で腐敗し、形状が変化

したことにより、上に立つ墓石に

影響したとも考えられます。

墓が傾くと、お家が傾く

とも言われます。

ここからちょっと真面目な話をします。

実は墓石にはもう一つ、不思議な話が

あるのです。

皆さんは住んでいるご自宅を新築、

又はリフォームをされたことが

あるかと思います。

キレイに完成した気持ちの良い我が家に

移り住み、気分も爽快でしょう!

家族全員幸せに浸っていることでしょう。

しかし!

あなたのおうちのお墓の状態は

今現在如何でしょうか?

お墓は先祖代々の誰かの手により

建立されて来ているので、特に貴方の

代で建立する必要がなかったかも

知れません。

けれど、現在、そのお墓が非常に古く

なったり、汚れて見栄えも悪くなったり

していませんか?

うちのお墓のように、少し傾いたり

していませんか?

新築の家に住んでいる皆さんは

とっても気持ちの良い快適な生活を、

日々送っておられるのに対して、

皆さんをこの世に誕生させてくれた

ご先祖様の眠るおうち(墓石)は

ボロボロ・・・・。

なんてことはないでしょうか?!

本当は、できれば、自分たちが気持ちの

良い家に移り住む前に、先祖のお墓や

仏壇を先にキレイに(リフォーム)してから、

その後で新しいお家に住むのが望ましい

そうです。

今こうして素敵なおうちに暮らせている

のもご先祖様あっての自分なのだから、

その恩恵や感謝の気持ちを忘れては

いけない。

自分たちだけが快適な住まいで

暮らし、ご先祖様たちには不快な

暮らしをさせている。

ずっと前になにかのTV番組でも

このような話が放映されていました。

私の母は長年の持病で苦しみ、辛い辛い

闘病生活をしていましたので、私は母が

まだ元気だった頃に、延寿墓(えんじゅばか)

をプレゼントしました。

1日でも長生きして欲しかったから。

そして、傾いた先祖の墓と雑草の生える

墓所ともどもまとめて1つに統一しました。

の日は、新しい墓が完成したので、

古い墓から「魂」を抜き(出魂式)、新しい

墓に「魂」を入れる(入魂式)ため、お坊さん

にも来てもらいました。

父も母も新しくなったお墓を見て

心から喜んでくれました。

一番奥にあった古い墓石の全てから魂を

抜く作業は、墓石を少しずらして、墓石の

下の土を掘り、全部の墓下の土を一つに

まとめ、それを布袋に入れたものを、

納骨堂の中心部に移します。

完成した納骨堂です。

納骨堂のど真ん中だけ土があります。

全部セメントで塞がず、土の部分も残します。

魂が土に還るために。

これで無駄な雑草も生えることなく、

そしてしばらくの間は子供たちや孫たちに

墓のことで迷惑をかけることもなくなります。

私が生きているうちにできること。

まだまだしなければならないことが

たくさんあります。

人生、長いようで実はすごく短かったり

するものだから、今から真剣に、1つずつ

優先順位を考えながら、歩んでいるんです。

納骨堂にすると、右端の柵にささった石の柱

1本1本が故人の石碑となります。

1人亡くなるごとに、その石碑に名前(戒名)

が刻まれていく仕組みです。

なので、一度思い切って建立してしまえば、

その時は若干費用がかかるかも知れませんが、

その後の管理がメチヤクチャお安く済むのです!

確か、お墓やさんに故人の戒名を刻む手数料は

1人あたり1万5千円位で済むと言われました

ので、1人亡くなる度に墓石を建立する手間を

考えると、格安で済み、以後大変経済的だと

思います。

今は、お墓を購入する際に、気軽にローンも

組める時代ですので、是非お墓やさんに相談

してみると良いでしょう。

現在は父の名前が赤字で掘られています。

墓参りの最後に、よく墓石のてっぺんから

水をジャブジャブかける人が居ますが、

本当はそれはご法度なんです。

いくら暑いからと言っても、人に頭から

水をかけられて喜ぶ人はいないでしょう?

お墓の石も貴方そのものだと考えてあげて

ください。

貴方がされて嫌なことを墓石にもしない!

これは常識中の常識です。

墓石は濡れたきれいなタオル(雑巾)で拭く

のが正解です。

なので、最近では、我が家の墓のように

最後に足元に水を張って池のように

見せるシリーズもできています。

    ↓ この部分です

そして、お供えしたあとのお菓子は持ち帰る

ように。(カラスが荒らす・雨で汚れる)

お茶と生花だけを残すのがマナーです。

以上が、お墓参りの正しいマナーです。

あ、そうそう、最後の最後にものすごい

感動的な実話をおひとつ・・・。

或るご家族が、ボロボロになった我が家を

そろそろリフォームしようと決意し、準備を

始めていましたが、先祖の墓もかなりボロボロ

で気にはなっていたものの、自宅のリフォーム

もどうしても諦めきれない・・・

だけど、2つもいっぺんにリフォームするには

コストがかかり過ぎて、経済的にも無理!

ものすごく悩んだ挙句、自宅のリフォームを

泣く泣く諦めて、墓石のリフォームを優先

したのです。

妻はなんだか機嫌が悪く?(~_~;)

ちょっと夫婦仲もギクシャクしたりして・・・・。

だけど

墓地の整備とリフォームをした直後!

宝くじが大当たり!!

結局そのご家族は念願だった自宅の

リフォームも夢叶いましたとさ!

これは実話です(^v^)

これも以前TVで紹介されていました。

ちなみに、私は働いて貯めて来たお金

殆どを、、先祖と家族のために使い、

普段お世話になった方々にもお礼の

気持ちとしても時々使いました。

誰かのためにお金を使うことが

もったいないとか惜しいとか、不思議と

そんな気持ちは一切ありませんでした。

人生で、大切なものを1つずつ失う度に

大切ななにかに気付かされたから。

それから母の死をきっかけに「断捨離」を

決行してからのち、人に対しても見返りなど

求めることもなくなり、なぜだかモノに対する

執着も薄れ、いつの間にか私の周りは、

整然となにもかもが一気に片が付いて、

サッパリとしていたのです。

そして今、とっても幸せで、人生で一番充実

した日々を送らせて頂いています。

そして、生まれて初めて、こころの底から

「感謝」する気持ちが自然に溢れて来て・・・。

もしかしたら、それが母が私に残してくれた

人生最大の贈り物だったかも・・・って

最近思えて来たのです。


 


50年前に購入した仏壇を修復してみました

2016-08-19 17:12:27 | 仏壇修復

6年前、最愛の母を亡くした時、

母の位牌を入れる我が家の

お仏壇は、50年前、祖父が逝去

した際に購入されたものでした。

畳半畳分ほどの大きさの黒檀で作られた

お仏壇も、50年の時を経ると、その輝きを

失い、色褪せたみじめなお姿に・・・。

釘一本使わず、全てが木製のはめ込み造り

であったため、現在では二度と手に入らない

貴重なお仏壇だと、仏具やさんに言われ、

買い替えも検討していたものの、予算的にも

かなり高額となるため、この度はお仏壇を

修復することにしたのです。

お仏壇の修復作業は、まず最初に、お仏壇をバラバラに

分解するところから始めます。

基本的に、お仏壇は自宅から外部へ運び出して

修復するのではなく、仏間に青いビニールシートを

敷き詰めて、そこに職人さんが通いで来てくれるという

方法です。(運搬中の破損事故を避けるためだそうです)

まるでプラモデルの部品のように、大きなパーツから

小指の先ほどの小さなパーツに至るまで、1つ1つが

本体から取り外され、順番に並べられていくのです。

見ているだけで、なんだか気が遠くなります(゜o゜)

バラされた各パーツ達が所狭しと並んでいきます。

そして今度はそこから各パーツの表面に塗られていた

漆を剥がし、塗装前の「素」の状態に戻していくのです。

「素」の状態になったパーツの一つ一つを

今度は丁寧に磨いていきます。

木の表面をなめらかにし、凹凸をなくしたら

新しい漆を塗るための下準備に入ります。

最終的に漆を塗って仕上げるのですが、

漆も一度塗りではなく、一度塗り→乾燥→二度塗り

→乾燥→三度塗り・・・・という工程を繰り返します。

塗った漆が完全に乾くのを待つため、職人さんは

毎日は来なくなります。

漆が乾くまで次の漆を重ね塗ることができないため、

何日も何日もかけて仕事に来るのです。

以前は提灯を灯してもこんなに

暗かったお仏壇が・・・・・

こんなにピカピカの美しいお仏壇に

大変身いたしました!!ヽ(^。^)ノ

どうですかぁ?!ちょっと感動しませんか?!

もう一度、これ ↑ 修復前のお仏壇

下 ↓ 修復後のお仏壇

新しく生まれ変わった我が家のお仏壇♥

それにしても・・・・・

職人さんの素晴らしい修復技術に

家族全員心より脱帽でございます

ちなみに、もしもお仏壇を新調していたら

こんなお値段ではとうていすまなかった

でしょう。

新品のお仏壇買い替え購入価格の

ナント!ナント!

六分の一の価格で見事元通りに

修復できました♪(^o^)

古くなったお仏壇を廃棄処分すること自体

粗大ゴミにもなりますので、考えてみたら

修復は大変エコな気もします。

そして、修復したお仏壇は50年先の

未来まで使えるそうです。

そうだとしたら、次は私の孫の世代で

再び修復されるのでしょうかねぇ?

お仏壇が美しくなると、ご先祖様の事

本気で大切に供養したくなりました。

どうかこの気持ちを末代まで伝える

ことができますように・・・・。

心の中でそう呟きながら、今日も一日

無事に送れたことを感謝する私でした。

ーおしまいー

 

 

 


よさこい祭り2016in高知

2016-08-11 15:15:30 | 夏祭り

よさこい祭り2016in高知

いつもブログを見て頂き

ありがとうございます

今年も高知の熱い熱い夏祭り

よさこいのシーズン到来です

さあ、これからが私たちスタイリストのお仕事

スタートです!

よさこい祭りは毎年8月9日の前夜祭と

清涼花火大会で幕を開けるのです。

昨年よさこい祭り「金賞」を受賞した

チーム「ダイヤモンドダイニング」の踊り子

さんのヘアとメイクを創りまぁす♥

変身前の彼女がどうなるんでしょうか?!

どうですか?

なかなか可愛くなりましたでしょ?

ピンクのアイシャドウとブルーのアイライン

ピンクのルージュにピンク色の眉はチームの

規定メイクなので忠実に行います

後ろ姿も可愛いでしょ?!

もう一人います

おや?!

なかなか色っぽいですね♥

今年の衣装はピンクとブルーを

基調とした「宇宙」をイメージ

きゃりーぱみゅぱみゅさんの

衣装をアートした増田セバスチャン

美術監修のもと製作されました。

踊りを披露する時は顔にペイントも加わり

最終的にはこんな感じに仕上がります

二人ともとっても楽しそうです♪

プリクラではありません

普通に写したものです

二日目はちょっとヘアスタイル変えてみました

今年は残念ながら「金賞」は受賞できません

でしたが、「地区競演場連合会奨励賞」

を戴きましたので、

明日は後夜祭に出場いたしまぁす

明日はどんなヘアスタイルに

しようかな・・・(^^)v