ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか 田原総一朗

2012-04-21 09:53:33 | 
頭山満、大川周明、感動する。スケールの大きさ、情熱、義。現代人が全く太刀打ちできない。最近のTPP、ASEAN+6など、ニュースが騒いでいるが、新聞やTVレベルの金の問題ではない。もっと大きな思想の問題である。近代人は資本主義の金を手段として認めながら、そこに本質的な価値を見出していなかった。次に、少し心に残った内容を簡略化して引用させて頂くと共に私見にて補足をさせていただく。
P230 「「則天行地」天に則るとは理想、地で行うとは理想を現実化する。という意味から行地社を設立した。」-この時代の組織の名前は、本当に格調高い。現代人において、このような古人の格言を知っている人がどれだけいるだろうか。英語でも、本当に教養のある人は、ラテン語を使う。また、優秀なトップは短い言葉で、本質を過不足なく伝えることができる。少なくとも日本の教育において、このような言葉を知る機会は日本語でも英語でも無いのだが、僅か100年でこのような状態になるとは、日本はまさに知の領域でアルゼンチンタンゴを踊ってしまったということである。
特に田原総一朗が好きと言うわけでは無いが、すべての原典を読むのは難しいので、それらをわかり易い言葉で、タイムリーに取り上げる才能については敬服する。


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