ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

あんな坂こんな坂まさか 大垂水峠 SEEK

2012-04-14 08:20:58 | クロスバイク


世の中には坂ガールという人種がいるそうである。自転車で急坂を登るのが楽しいという、人たちだ。日本の通勤自転車として絶大な信者をもつSEEKではあるが、SEEK教徒が坂が好きと言う話はあまり聞いたことがない。実際峠に行くと、タイヤの幅が半分くらいのロードバイクばかりである。
高尾山口までは、足をできるだけ温存しながらきて、高尾山口から緩やかな登りを軽快に走る。おじいちゃんライダーのロードを引き離す。車も思ったよりかなり少なくて走りやすい。相模湖まで11kmの看板だ。30分でつくかなと思い登り続ける。だんだん坂がきつくなってくる。それと共に急速にペースダウン。ギアのあまりもだんだんなくなってきて焦る。地図も高低差も何も知らずに来たことを少し後悔しはじめる。さっきのおじいちゃんライダーが軽いギアを高いケイデンスでこつこつあがってきて引き離される。追いつけない。先が見えず、もう無理か。あと5分だけがんばってそこであきらめようと決めた。

4分後突然峠の頂上についた。不思議なものだ。とにかくこぎつづければ、着くのだ。

登りが楽しかったかと言うと、その境地はわからない。一言で言うと「苦しい」。他の人に抜かれても、自分の実力以上では登れない。ちょっと哲学。
下りはサイコーに楽しい。これは自動車が少ないときだけだと思うが、このスピードは病み付きになる。どんな感じかと言うとリーボックのZIGTECのCMで伊藤英明が走っている時の感じである。というかあのシーンが頭に浮かんでいた。SEEKの堅い乗り味がマッチする。あっという間に相模湖到着。
大垂水は、比率は少ないが、クロスバイクで登っている人もいたし、坂ガール2人組、まことさゆきもいた。激坂と呼ばれる峠への道のりはまだまだ遠い。でも走り終えれば登りの達成感と下りの爽快感が何とも心地よい。



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1 コメント

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Unknown (たろう)
2012-05-29 23:18:39
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