進藤龍也牧師の真面目な方のブログ

元ヤクザの牧師の真面目なブログ
進藤語録、進藤節・・・メッセージや独り言をつづります。

VIP川口ホープチャレンジ 平成23年度事業計画

2011年08月05日 | 議事録
VIP川口ホープチャレンジ 平成23年度事業計画

<事業方針>
 キリスト教の世界観の基づき、今年も拘置所ならびに刑務所の被収容者に対する傾聴ボランティアと出所後の反社会組織からの離脱と自立更生のための支援活動に取り組む。
また、本年度はとくに3月11日に発生した東日本大震災被災者のための人道支援活動に精力的に取り組み、会員とサポーター増加のために機関紙の発行にも取り組むものとする。

<事業計画>
1.傾聴ボランティア事業
 「罪人の友 主イエス・キリスト教会」と協働し、被収容者から面会要請のある拘置所ならびに刑務所を訪問し、傾聴ボランティアを行う。
  ①訪問活動

2.自立更正支援事業
 「罪人の友 主イエス・キリスト教会」からの協力要請を受け、被収容者の出所後の反社会組織からの離脱と自立更生のための支援活動に取り組む。
  ①訪問相談活動
  ②交流活動(ハイキング、夕食会など)
  ③就職斡旋活動
  ④機関紙発行

3.人道支援事業
 東日本大震災被災者支援に従事する「キリスト聖協団西仙台教会」と「罪人の友 主イエス・キリスト教会」とともに、宮城県南三陸町の避難所を中心に被災者支援活動に取り組む。
  ①自殺防止活動(傾聴ボランティア、ステッカー、ポスターの制作)
  ②生活支援活動(食糧の配給、散髪・髪染めサービス)
  ③宮城刑務所の訪問
  ④障害者施設の訪問

<会の運営>
1.総会の開催(年1回)
2.運営委員会の開催(適宜)
3.各種事業推進のための会議の開催(適宜)



ホープチャレンジ会則&明るい社会づくり埼玉協議会講演会動画

2011年08月05日 | 講演会&説教
VIP川口ホープチャレンジ 会則

(名 称)
第1条 本会は、VIP川口ホープチャレンジと称する。

(目 的)
第2条 本会は、キリスト教の世界観に基づき、平和で明るく、生きがいのある社会をつくることを目的とする。

(事 業)
第3条 本会は、目的を達成するため、次の事業を行う。
    (1)拘置所、刑務所の被収容者に対する傾聴ボランティア活動
(2)拘置所、刑務所の被収容者の出所後の反社会組織からの離脱と自立更生のための支援活動
(3)その他、キリスト教の世界観に基づく人道支援活動

(会 員)
第4条 本会は、本会の目的に賛同する個人ならびに組織によって構成する。
 2.会員は、個人会員、団体会員の2種とする。

(会員の役割)
第5条 会員は、本事業の推進や普及啓発、人道支援活動の一層の充実に向けた取り組みを行う。
 2.会員は、別表1に定める負担金を支払う。

(サポーター)
第6条 本会事業の趣旨に賛同し、別表1に定めるサポーター協力金を納入した個人・団体をサポーターとする。

(運営機関)
第7条 本会の目的達成のために次の機関を置く。
(1)総会
     総会は、第4条による会員によって構成し、本会の重要事項について決定する。
(2)運営委員会
    運営委員会は、第9条により規定する代表、副代表、運営委員及び監事によって構成し、本会事業の企画・実施および運営に関する決定を行う。
2.運営委員会は、必要に応じて有識者の参加を得ることができる。

(総 会)
第8条 第4条による会員による総会を開催し、次の事項を審議する。
(1)事業計画及び予算
(2)事業報告及び決算
(3)会則の制定及び改廃
(4)役員の選任
(5)その他、必要な事項
2.総会は、会員の過半数の出席(委任状を含む)をもって成立し、議事は出席者の過半数をもって決する。
3.総会は、代表が招集し、総会の議長は出席者の互選とする。

(役 員)
第9条 本会の運営のため、次の役員を置く。
    (1)代表 1名
(2)副代表 若干名
(3)運営委員 15人以内
(4)監事 2名

(役員の職務)
第10条 代表は、本会を代表し会務を総括する。
 2.副代表は、代表を補佐し、代表が事故ある時はその職務を代行する。
3.運営委員は正副代表を補佐し、本会の運営を行う。
4.監事は、会務の執行状況及び会計を監査し、総会に報告する。

(役員の選任及び任期)
第11条 代表、副代表、運営委員及び監事は、会員の中から設立総会において選任する。なお、設立総会以降に追加・補充する際には、代表が推薦し、運営委員会の承認を得て選任する。
 2.役員の任期は2年とする。但し、再任を妨げない。

(事務局)
第12条 本会の事務を処理するため、代表宅に事務局を置く。

(会 計)
第13条 本会の経費は、会員の負担金、サポーターの協力金、助成金、寄附金等をもってこれに充てる。
  2.本会の会計期間は、毎年4月1日より始まり、翌年3月31日までとする。


(別表1)

附 則

1. この会則は平成23年6月13日より施行する。
2. この会の略称は「ホープチャレンジ」とする。
3. この会則に規定されない事項及び細部の事項については、本会の趣旨に沿って運営委員会によって定める。







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東日本大震災:宮城県内少年院の少年少女がボランティア

2011年08月05日 | 刑務所伝道
東日本大震災:宮城県内少年院の少年少女がボランティア

被災した知的障害者施設で草刈り作業に当たる少年たち=宮城県七ケ浜町で(東北少年院提供)
 宮城県内の少年院に入る少年少女が、東日本大震災で被災した福祉施設でボランティア活動を始めた。彼らの多くは「外」の世界で起きた被害に当初実感がわかなかったが、全国の少年院から激励のメッセージを寄せられたのをきっかけに「こんな閉じられた所にいる場合じゃない」と訴えるようになったという。法務教官の指導を受けながら、奉仕活動を通して他人を思いやる心を育もうとしている。

 7月15日。仙台市若林区の特別養護老人ホームを、同区の女子少年院「青葉女子学園」の少女2人が訪れた。ホームは津波にのまれ、建物は残ったものの1階には今も泥が残る。2人は床にたまった泥を取り除き、壁や窓ガラスをみがいた。

 津波は学園の3キロ手前まで迫った。電気と水道が1週間、ガスは1カ月間止まり、少女たちは缶詰やレトルト食品だけで約20日間過ごした。テレビで初めて惨状を目にしたのは震災から1週間たった後だった。

 そのころから、全国の少年院から激励の千羽鶴や寄せ書き、歌などでのメッセージが相次いで届いた。少女たちは初めて被災地に身を置いていることを強く意識するようになった。「自分たちが食事できているのに避難所には食糧もない。罪を犯した自分たちが恵まれていていいの?」。涙声でそんな話が交わされるようになったという。「罪のない人たちが苦しんでいるのに私たちは学園に守られ助かっている。被災者にも何もできなくてつらい」。少女の一人はこう訴えた。

 学園の法務教官らは「子供たちに現場を見て何かを感じてもらいたい」と奔走し、ボランティアの受け入れ先を見つけた。小国万里子・首席専門官は「自分のことで精いっぱいだった子供たちが、悲惨な現場で奉仕活動をすることで感謝される喜びを覚えた。全員に経験させたい」と言う。

 学園に隣接する東北少年院でも、6月21日に塩釜市の身体障害者施設、7月8日に七ケ浜町の知的障害者就労支援施設を訪問し、被災した施設の周辺を清掃した。施設職員らから津波の被災体験も聞いた。同少年院の鷲野薫院長は「被災地での活動はショックもあり、心に響くはず。今後の立ち直りにきっと役立つと思う」と話している。【石川淳一】