進藤龍也牧師の真面目な方のブログ

元ヤクザの牧師の真面目なブログ
進藤語録、進藤節・・・メッセージや独り言をつづります。

〈過去を赦し将来を励ます!〉

2018年12月15日 | 刑務所伝道

〈過去を赦し将来を励ます!〉

礼拝にはいろんな方々がやってくる。罪友の多くは嘘でしょ!?というような問題、

バイ問題、自分の罪の問題、様々である。
また、
刑務所から何も持たずにくる人、
ヤクザの事務所から逃げてくる人、
いろんな人がいる!それも本当かどうかもわからない。
ただ言えることは、ホームレス状態であるということ。

新約聖書には獄中で使徒パウロによってクリスチャンになった、逃亡奴隷のオネシモがいる。
奴隷が逃亡するというのは大罪である。
神の摂理と恵みにより、この逃亡奴隷オネシモは獄中でパウロに出会う。
それだけではない!
そのオネシモも主人(奴隷の持ち主)のピレモンはパウロの弟子であった!それでパウロがピレモンにオネシモへの執り成しをするのがこの手紙である。

ピレモンへの手紙11-12節
「彼は、前にはあなたにとって役に立たないものでしたが、今は、あなたにとっても私にとっても役に立つ者となっています。そのオネシモをあなたのところに送り返します。彼は私の心そのものです。」

適用
パウロ自身がオネシモの釈放のためにお金を払ったかもしれない。
私たちは愛する時、犠牲を払う。
行為だけではなく、この世の富をも使う時がある。そのためにも蓄えは必要である。

また、私たちは過去でその人をはかるものでなく、将来を見て励ますものである!

同じようなケースとして、バルナバの従兄弟のマルコがいる。彼は宣教旅行について行くことができず、そのことでパウロとバルナバが激しい半目になった!と、あるが、その後、2テモテの手紙4:11では

「マルコを伴って一緒に来てください。彼は私の務めに役に立つからです。」

と、あるように、辛抱強くその人を見て行かなければならない。

パウロはバルナバとの和解もあったであろうし、マルコも悔い改めて頑張ったろうし、パウロもマルコの頑張りを認めたろう。人を見る土台が「愛」ならば、すぐに嫌いになったりしないはずだ。

祈り
愛する妻と来年の導き、これからのことが分かち合えるように。またもっと愛することを増す加えてください。私たちの群れに注ぎの油をお願いします。アーメン

現在の住み込み「父の学校の証し」ヒロキ@罪友教会(2018/11/25)