進藤龍也牧師の真面目な方のブログ

元ヤクザの牧師の真面目なブログ
進藤語録、進藤節・・・メッセージや独り言をつづります。

埼玉新聞に紹介されました。

2011年07月28日 | 南三陸町支援活動
2011年7月27日(水)  埼玉新聞

避難者に癒しの音色 南三陸町の子どもたち演奏

双葉町民の前で沖縄民謡を演奏した志津川高校避難所サンシンズジュニア=26日午前、加須市騎西の旧騎西高校中庭

東日本大震災で津波の被害に遭った宮城県南三陸町の子どもたちが26日、加須市騎西の旧県立騎西高校を訪れ、福島第1原発事故で避難している福島県の双葉町民の前で、沖縄の楽器の三線(さんしん)を演奏した。

演奏したのは、南三陸町の志津川高校避難所の子どもたちでつくる
「志津川高校避難所サンシンズジュニア」
この避難所は沖縄から派遣された陸上自衛隊の支援基地となった。自衛隊員が三線を弾いてくれたのが切っ掛けで、子どもたちが隊員から三線を習うようになった。中高生が三線、小さい子たちはコーラスを担当して楽団を結成した。
 
明るい社会づくり運動埼玉県協議会が、志津川高校避難所で夏休みを送る子どもたちを対象に、鉄道博物館などを巡る「埼玉いやしのツアー」を企画。その一環で旧騎西高校を訪れ、双葉町民たちを音楽で励ますことになった。
 
子どもたちは4歳から高校3年生までの約20人。三線とキーボード、コーラスで沖縄民謡「安里屋ユンタ」など6曲を披露した。キーボードを担当した内海君(15)は避難所生活を続ける中で、沖縄の音楽は「自分にとって『癒やし』」という。同じく厳しい現実に直面している双葉町の人たちに対して、「皆さんが早く元の生活に戻れるように願って演奏した」と話していた。



読売新聞に紹介されました。

2011年07月28日 | 南三陸町支援活動
2011年7月27日(水)  読売新聞

『同じ被災者』励まし合う 南三陸の子ら、双葉町民訪問
東日本大震災で津波などの被害を受けた宮城県南三陸町の子どもたちが26日、福島県双葉町の住民らが避難する加須市の旧県立騎西高校を訪れ、歌や楽器演奏を披露するなどして励まし合った。

三線と歌を披露する南三陸町の子どもたち(26日、加須市で)  

川口市の牧師進藤龍也さん(40)が、南三陸町の住民らが避難する県立志津川高校で支援活動を行って来た中で、交流のある「明るい社会づくり運動埼玉県協議会」が主催し、「夏休みの思い出になれば」と企画した。

訪問した子どもたちは、5歳から18歳までの20人。沖縄から派遣されてきた自衛隊員から教わったという伝統楽器「三線(さんしん)」を手に、「島人(しまんちゅ)ぬ宝」や「上を向いて歩こう」などの歌を披露すると、集まった双葉町の住民ら約50人が拍手を送った。
 
南三陸町には津波で家族を失った子どもたちも多く、今回参加した高校3年生の橋本さん(18)も親戚1人が行方不明になった。橋本さんは「同じ被災者だから大変さも分かる。自分たちには小さなことしかできないが、喜んでもらえて逆に元気づけられた」と話した。
 
双葉町の中里さん(85)は「大変な状況なのに遠くから来ていただき、感動した。故郷に帰れる見通しが立たず前向きにはなれないが、とにかくうれしい」と涙をにじませていた。