棚上げ教育、反面教師教育の私

「遊んでばっかりいるな！」

「遅くなるなよ！門限守れ！」

などのオヤジの小言を娘に言っていると、高校時代からの親友が、大笑いして、娘の前で・・・


「よく、お前がいえるよな！！ぎゃはははは！！」と、マジ笑い。

ハッキリいって私も大笑い。

行き着くところは、昔のパパだぞ！そんな大人になっちゃいかん！今のパパのようになれ！」

まったく、自分の少年時代を棚上げした躾。



しつけとは身が美しいと書いて躾。

母は偉大

娘と昨夜は御茶ノ水の集会の前に、富士そばを食べた。そのときの会話で、吉野家に一人で入れるか？と聞いたら、「いつも入っている」という。
お前、オヤジギャルだな！というと、「それ、死語って習った。バブルのときのことばでしょ」
「ディスコも死語だよ」・・・
私の青春時代はすでに教科書の世界。

数日前は、スケバンがこの世に存在しないことに愕然！！
娘の洋服を買いにいって若い店員にスケバンの存在を聞くが、みんなことばしかしらなかった。


今日は娘の為に駐輪場を契約してきた。
学費は元妻が払ってくれている。それにしても、元妻も、今の妻も母子家庭で子供を育てて、、、母は偉大です。遠く及ばないが、父親としてできることはしたい。

久しぶりに会う大きくなった娘を見たとき、抱きしめたかった・・・が、あまりにおとなびていて最初びっくりした。神の無条件の愛って、娘を私が愛していることのようなんだろうと思った。
父親の存在をずっと恋い慕っていた娘だと直感で分かった。

しんだと聞かされ育ったがうそだと見抜いていた娘。小学校3年生のときに来たときに、やっと会えたパパ。親の都合で会えなくなったがいつでも会えるようにと一心不乱に牧師をやった。娘も私を喜ばせようと日曜学校にいき、白百合中学を卒業した。私を責めず、なんていい子に育ったのだろう。神と元妻と、由美に感謝。
そして、この子を傷つける人は許さん！！最終的には赦すが許さん！！

そういえば、私の父、野村龍次郎も母に「いいとこどりの父親なんだから」と、いわれていた。

泣ける娘との会話

心配で仕方のない娘のデート。
（正直、行かせたくない）駅まで載せて行く車内での会話。

「小学校3年生の時にパパにもらった子供用の聖書あったでしょ、あれ読んで、白百合中学に決めたんだよ。ママに言うと、うるさいから言わなかったけど・・・それから、小学校卒業するまでAの教会に行ってた。」

私はうれしい。神学生だったころに奉仕をしていた多摩キリスト教会に連れて行ったことがあったが、ものすごーーーく人見知りの我が子は、つまらなそうにしていたから、二度と行っていないと思っていた。
親の勝手な事情であえなくなってしまったけど、この子は父のことばを守っていた。
『日曜日は教会に行かなくちゃね！』
ママが行かなくても独りで行っていたんだって・・・泣けちゃうよ。
きっと、会えないけどパパが喜ぶことをしてくれたんだ。

帰り道、切なさと感謝と申し訳なさに魂がゆれた。
この子のより良い人生のために私は精一杯生きなければならない。

デートの門限１９：３０

月曜日から娘を預かっている。
実の娘なので帰って来たと書いてもいいかもしれない・・・
小学校3年生の子は高校1年になってしまった。
私も神学生から牧師７年生になってしまった。

夢のような親子のときを過ごして来たが昨夜、彼氏を連れてくるという最大の試練が・・・
このこともクリアーにしなければならない任務がある。
クンロクを入れるべく思っていたが牧師風に優しく諭し、男と男の約束を彼氏とした。

駅からおりて来た彼氏はシャズナのイザムのような男で”キーーー”と、なりそうになったが、聖書のことばが私を諭す。
「人はうわべを見るが神は心を見る」
パパの好みは男らしい男の子なんだ。と、いうと素直に
「髪の毛黒くして切らせるから」と、いうので娘を抱きしめたくなったが、もうできる年じゃない。
一緒にお風呂に入ったのに・・・
ママにあわせる前に切らないと大変なことになるよ！と、助言しつつ。

彼氏はネットで私を検索して来たようで緊張していたかも。
でも、私の方が緊張していたと思う。
娘のママから少々脅かされて来たようだ。
「「お父さんが刑務所にいる時に生んだ子で、犯罪者の子としたくないから別れて独りで育てて来たんだから、大事にしないと承知しないわよ！！」と。（やくざが好き！と、口説かれた私でしたが）

さてさて、今日は娘とジムでデートしてきましたが、明日は彼氏とデートなんだとか！！
門限１７：００に異議を唱えられ、１９：３０西川口駅となりました。
やれやれ・・・