goo blog サービス終了のお知らせ 

進藤龍也牧師の真面目な方のブログ

元ヤクザの牧師の真面目なブログ
進藤語録、進藤節・・・メッセージや独り言をつづります。

『志津川津波被災親子 埼玉いやしのツアー』

2011年07月07日 | 南三陸町支援活動
 
 『志津川津波被災親子 埼玉いやしのツアー』

昨年秋に講師に招かれたのが切っ掛けで、『明るい社会づくりの会』の人たちと関わりができ、東日本大震災で初めて南三陸町を訪れるに当たっても、又、度々の訪問にも様々にサポートして下さる等、更に深い交わりができました。
先日、7月2日(土)には浦和パルコで開催された定期総会後の第二部講演会に広く一般参加者を募り、250余名の皆さんに被災地支援活動についてお話することもできました。

そして、今又、新たな計画が実現しようとしています。
被災地の何処の避難所でも言われていることが二つあります。
一つは、これからの暮らしを考えると途方に暮れるしかない大人たちにとって、子供達の笑い声や元気な姿が一番の慰めであり勇気づけてくれる源であるということ。
二つ目は、今、親御さんたちが一番頭を悩ませているのが、大人たち同様、ストレスの溜まっている子供達にどう夏休みを過ごさせるかということです。

そんな中で、明るい社会づくりの会(略称:明社会)の人たちとの会話の中から、南三陸町志津川高校避難所のお子さんたちを埼玉に招待し、大宮の鉄道博物館や県内の遊園地でゆっくりと楽しい時間を過ごさせてあげるのはどうかという話になりました。
早速、避難所のお母さんたちに伝えると『夢のような話!』ということで直ぐに具体化に向けて話が進み、善は急げとばかりに昨日は猛暑の中を宿と訪問先の下見に行き、構想も固まりつつあります。

実施日は7月25日(月)~27日(水)の2泊3日。
嬉しいことに、志津川からの参加者の皆さんから、津波被災者の自分たち同様に原発被災で難渋し加須市旧騎西高校に避難している福島県双葉町の人たちを訪問してお互いに元気づけ合い、交流できたらどんなに素晴らしいだろうかという声が寄せられたことです。

明るい社会づくりの会も切り詰めた予算や会の役員・会員に寄付をお願いして費用を捻出しようというもので、まだまだ克復すべき課題がありますが、今回は何とかバス1台40名位の人数を招請し、それが一粒の種となり、昨年末のタイガーマスク現象(恵まれない子供達へのランドセル寄贈)のように大きく広がってゆくことを願っています。

1,000年に一度と言われるこの大変な事態に遭った私たちは今、何をなすべきか一人一人が生き方を問われています。
人は決して無力ではない。微力なのです。しかし微力が集まれば大きく世の中を変えることができる。
小さな教会のちっぽけな牧師の働きが大きく実ろうとしていることに限りない主の御手を感じています。