鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

昨日19日は韓国大統領の選挙だった。

2007-12-20 12:42:40 | 直言!
というニユースがテレビにも放映された。
午後10時のニュースは李明博候補が大統領に当選した。
この何年間の間、日本にもよく訪問しているという。どこかでお目にかかっているかもしれない。
韓国から来られた人の名刺もみんな整理して名刺入れに入れてあるが日にちが過ぎていくと皆忘れている。
韓国の経済はIMFから復興して発展しているが若者たちの就職難が現実問題として韓国社会を覆っている。
この現実に経済の建て直しを期待して李明博の圧勝になったのだろう。
朴槿惠さんも政権交代に奔走された影に隠れた活動もあっただろう。
先日、生野区である女性を取材した。
朴槿惠さんのフアンがいらっしゃった。凛とした生き方に同じ女性として共鳴するものがあるのだろう。
李明博さんの半生がドラマになったと聞いているが私が見たドラマは確か現代建設と三星グループを創設した初代の企業、海外に進出していく苦労などの半生を見たときに1人の青年、苦学をして学生運動に投じていたがある日、連行されていく。そして母親を思い会社に就職するのに面接会場に行く。学生運動で連行されたことで面接官からは採用されないドラマだったが現代建設の創設者、鄭周永社長が面接しているときの彼が印象にのこり鄭周永社長の独断で会社に入社させた。
そして頭もいい。行動力もあった。企業経営に頭角を現した。早い時期に不動産関係の社長になっていくドラマだったがこのドラマは途中で放映中止になった。たしか朴正煕元大統領の半生のドラマだった。確か2005年に韓国テレビ(KNテレビ)で放映していたが途中で放映が中止された。
夫も私も残念でならなかった。
このときのドラマの中にいたのが李明博新大統領だったと思っている。
苦学で大学を卒業して企業では経営手腕を発揮された。
ぜひ韓国の経済の建て直し、若者たちの就職、庶民の暮らしを豊かにしてもらいたい。

今だから私は話せる。
今年5月に韓国に訪問した。
そのとき出会った人たちは異口同音に現政権の経済構築に対して批判をしていた。そんなものなのかと思って聞いていた。
そして日本に戻ってくるとまわりの在日韓国人たちは経済立て直しを話し李明博新大統領の圧勝を話していた。
私は当日にならないとわからないと韓国の大統領選挙に対してそういう見方をしていた。
しかし皆さんの予想通りに李明博新大統領が誕生した。
大阪生まれて4歳まで日本におられた。解放された年に韓国に帰国、ずいぶん苦労されたという。
そこで生まれた記憶は誰でも残っている。
1世の私の父は5歳で渡日しているのに故郷の山河を覚えていた。
そして故郷を懐かしく思っていた。
李明博新大統領は大阪にどんな思いが去来しているだろうか。
韓国はまた新大統領によって政治の舵取りが行われる。
どんなふうにしていかれるのだろうか。
在日韓国人の私は黙って見ていくしかない。
そしてなにより韓国の清渓川を復興させた熱い思いは私も伝わるような気がする。清渓川は時代にあったソウルの町づくりになっていると考えている。
流れる水辺に人々は思いを馳せる。ほんのひととき世間の騒々しさから忘れることができる。心の安堵を培う水辺の町づくりになった。

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