クロムの備忘録的ダイアリー

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祇園祭・後祭の山鉾、八幡山

2023年08月22日 19時34分31秒 | 祇園祭
八幡山は石清水八幡宮から勧請した八幡宮を祀っています。
起源は定かではありませんが、応仁の乱前には既に創建されていたそうで、歴史のある山鉾です。
御神体は八幡神です。八幡神は第15代の応神天皇を指します。応神天皇は倭の五王の一人で、記紀によると渡来人を用いて国家を繫栄に導き、中世以降は軍神八幡神として武家に信奉されました。
八幡山保存会の会所では高僧の名書の屏風や、尾形光琳の屏風を写した丸山応挙の屏風が飾られていました。また別の場所では山鉾を飾る懸装品に並んで伝・左甚五郎作の鳩が飾られていました。歴史のある山鉾なので会所には所狭しと由緒のありそうな品々が展示されていました。
また鳩は八幡山のマスコット的存在のようで、色々な物にデザイン化されていました。
八幡山のご神体は山鉾の社の中の厨子に納められた応神天皇の騎馬像だそうです。
太宰府宮小路康文謹書屏風。宮小路浩潮は比叡山で天台を修め権大僧正となった。空海の書法を究めた名筆家として知られる。
光琳百花図屏風。丸山応挙が光琳作を写したと伝わる。




新旧の鳩像。

左甚五郎作と伝わる鳩像。



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