クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

博物館でお正月その4、千手観音と八幡三神像

2024年01月05日 08時20分28秒 | 日記
トーハクでは一室まるまる仏像が展示されていました。
その中から個人的に興味深かった2点をご紹介します。
一つは千手観音坐像。14世紀、南北朝時代の作だそうです。
木造ですが表面の金泥の状態が良く、光背も繊細で見入ってしまいました。
もう一つは見る機会の少ない仏像ならぬ神像です。
島根の赤穴八幡宮に伝わる八幡三神像です。
三神とは八幡神=応神天皇、息長足姫(おきながたらしひめ)=応神天皇の母(神功皇后)、比売神=応神天皇の皇后、のことです。


千手観音坐像。表面の金泥(にかわに金粉を溶いたもの)の輝きが神々しい。


八幡三神坐像(八幡神=応神天皇)。

八幡三神坐像(息長足姫=神功皇后)

八幡三神坐像(比売神=応神天皇の妃)