クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

石戸の蒲桜

2020年03月25日 17時35分01秒 | 写真

今日も昨日に引き続き地元の桜を撮ってみました。


最初にこの辺りで一番有名な東光寺の石戸の蒲桜を撮ってみました。
石戸というのはこのあたりの地名です。


蒲桜の蒲というのは蒲冠者(かばのかじゃ)こと源頼朝の異母弟、源範頼(のりより)にちなんでいます。範頼は異母弟・義経とともに平家討伐に功績をあげ、近くの吉見町あたりを治めていたようです。
蒲桜は範頼が当地を訪れた際、持っていた杖が根付いたのがこの桜という伝説に基づいています。
また東光寺を開いたのが範頼とも言われています。
蒲桜は昔は日本五大桜の一つで、天然記念物でしたが、現在あるのは二代目です。
この桜は毎年撮っているのですが、上手く撮れた試しがありません。


なかなかの巨木なので重量感みたいなものを表現したいのですが、枝が四方八方に広がり、回りにはお堂や墓地、それに民家があり、広角だとそれらが映り込むので構図が難しいです。遠くから写すこともできません。




そんなわけで今年も撮るには撮りましたが、あまり作品になるような写真にはなりませんでした。
なお書き忘れましたが、蒲桜はエドヒガンとヤマザクラの交配種と言われています。