「初心者のためのカメラ講座」
橋本市文化スポーツ振興公社主催の「初心者のためのカメラ講座」が開かれて、それに参加しました。
講師の先生は大谷 憲裕先生と、中本 義則先生です。下の写真は講義をされた大谷先生です。
初心者のための講座ですから、写真を撮るという事はどういう事を考えてシャッターを押すのか。
基本のカメラ操作ではなしに、基本の心構えというか、「 写真とは 」と難しいけど、
大事なところを2時間づつ2日間、みっちり、熱の入った講義を受けました。
この2日間での、お話とは、私の理解力ですから、ちょっと違うかもしれませんが、次のとおりです。
写真を撮るということは、自分が目にする現実の事柄や物の中に、シチュエーションといいますが、
写真に撮りたいなーと思う「状況」「被写体」「素材」があります。
その被写体に「何か」「表現したい何か」を感じる、それが主題(テーマ)であるそうです。
テーマが決まれば、カメラを向けますが、そこに、表現力が要るのです。
撮った写真を見てくれる人が、自分が表現したかったテーマ「何か」が解ってもらえるかどうか、
が、表現力にかかっているそうです。漫然とシャッターを押していては、「何か」を解ってもらえない。
その時、[ あ.き.ひ.こ.し ] を念頭に想いうかべるのです。その、[ あ.き.ひ.こ.し ]とは
(あ) アングル
(き) 距離
(ひ) 光
(こ) 構図
(し) シャッターチャンス
これをカメラを構えて、お題目のように、[ あ.き.ひ.こ.し ]と、 唱えて、フレーミングを決めるのです。
そして、まだあります。フレーミングでは ①バックと ②表情と ③四隅をみて、
写真は引き算をする。不要な物を写さない事が大事です。
最後に、そのフレーミングが外に向かって広がって行くような感じを見る人に与えることが
ポイントである。というのです。
そうすれば、写真で人に表現したい事を伝えることができる、いい写真が撮れる、という講義です。
2日間で大分疲労感のある講座でした。
講義の後、少しの時間の余裕を取ってくれて、質問など、また各自、持ってきた写真の批評をいただきました。
私はこの写真を見てもらいました。
大谷先生 『何を撮りたかったのですか』
私 『空が青く綺麗でしたし、山も綺麗でした。池に映っているのも、シンメトリー的に綺麗でした。』
大谷先生 『上の空と山は要らん』『それらは池にある』『これはシンメトリーとは違うでー』
それならば、とトリミングしました。これで、どうだ!。
もう1枚。
大谷先生 『赤い色がジャマやなあー。さい銭箱の金色も』
これも、トリミングで、こんなんでは、どうかな?
後日の講座の日に、今度は山中先生に見ていただきました。
山中先生 『うぅ~ん。基本的にトリミングは止めとこな!』
私は 「 ドッテン 」 と 「 ズッコケマシタ 」。
あっ! そうか! カメラを構えたら、[ あ.き.ひ.こ.し ]。写真は引き算。不要な物は写さない! だ。
gooブログ確かに何度か同じ経験をしました
本当はワードに書いておいて、それをコピーして張り付けたりするといいと思いますが、
なんか直接書いてしまうんですよね