ブログ担当 テノール Oです。
函館近郊でコロナウイルス感染者が増加傾向にあるとの情報を受けて、今日から練習30分おきに窓を開けて音楽室の換気を実施します。例年になく温かい冬とはいえ冷たい風が部屋中に入り込み肌に突き刺さります。
I 先生担当
「歌っていいですか」
”うたっていいですか ひとりのへやで あなたがうなされているとき”
”ざんごうのなかで あなたがしょうじゅんを あわせているとき”
「あなたがうなされているとき」と「あわせているとき」16分音符が連続するところはピアニシモです。詩を読むとついついフォルテで歌いたくなるのは私だけでしょうか? 44小節まで pp p mp mfで45小節から mf f ff が出現します。74小節から p mp p です。強弱記号に注目しながら歌い込みましょう。「歌っていいですか」と何度も問いかける感動の曲です。
「あのひとが来て」
29小節 ”そのあと” lu ”のことは” la ”おぼえて” lu ”いない” m ”そとはあめ” lu ”あめで” la と 3/4拍子でしゃれた印象の曲だとおもいきや ”あのひとは いつかいなくなる” ”でも木はいなくならない” ”木の下の石ころも土もいなくならない” と複雑で深刻な詩ですがさわやかな曲想なのでサラっと歌い切りましょう。
H先生担当
「虫の声」
苦手な6/8拍子で始まる曲ですがピアノ伴奏は規則正しくメトロノームのようにリズムを刻んでくれるので助かります。歌っていると自然に ”雨あがりの夜” の情景が目に浮かんできます。 ”みみをすましていると” ”おとうさんの やさしいこえ” ”おかあさんの やさしいへんじ” が聴こえてきそうな気持になります。
「カワセミ」
”せなかには るりいろ” ”はねには あおみどり” ”むねには くりいろ” の カワセミ 素早い動きで小魚を採るシーンを目に浮かべながら歌い出しましょう。8ページの楽譜ですがあっという間にダイビングです。インスタ映えする小鳥なので写真家にとって何時間でも粘って決定的瞬間を撮りたいでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます