テノールのO担当です。
今年は汗を拭きふきしながら練習していたころもありましたね。冬は忘れずにやってきました。窓越しに白銀の景色を眺めながら今年最後の練習日になりました。少人数ですが気合を入れてまず発声練習です。”ドレドミドファドソドラドシドドド” 頭の中に音階をおもい浮かべて言い間違いのないように考えながらすると頭の体操にもなります。喉に力が入らないように気を付けながら高音の発声が限界を迎えるまで挑戦です。徐々に体が温まりだしましたまさにウォーミングアップです。
シニア向けの発声練習には喉に負担がかからないハミングがお勧めです。唇を閉じて口の中を広く開けた状態で声を出す。唇がビリビリ響いて鼻を触って振動を感じればOKです。口を閉じてン~ 口を開けてナ~ を繰り返して発声してみてください。
発声練習のメリット
①声帯筋の維持と向上の効果
②肺活量、呼気量がアップします
③咀嚼や嚥下機能の維持、認知症などのリスク低下
④免疫力アップと病気リスク低下
Schumann 「Agnus Dei」
P55からの練習です。区切り区切りの練習のため全体像が見えづらかったがなんとか最後までたどり着きました。自分のパートに集中していて他のパートを聴く余裕は全くなしの状態でした。Mess C-moll 全曲となると長時間なので「Agnus Dei」だけでも一度ユーチューブで聴いてみましょう。
「芝生」
今日はピアニストH先生の登場です。I先生は指揮に専念でき本来あるべき姿です。拍子が 6/4,4/4,6/4,9/4,4/2,6/4 と目まぐるしく変化する楽譜ですが歌ってみると裸足で芝生の上を歩いているような心地の良い曲です。「そのかみのかぜ」は「4.歌っていいですか」を除いて一冊歌い切りフルコースの料理を堪能した気分です。
「合唱のためのエチュード」
「21.ゆきがとける」 まど・みちお作詩 松下 耕作曲 Ⅲパートに分かれている曲です。移動ドの練習にもなれ固定ドより歌いやすいきがしてきたこの頃、ハーモニーを満喫するには最適な曲でしょう。A4一枚の楽譜で見やすく D.S や D.C の繰り返し記号もなく歌うことに集中できるシニアに優しい曲でもあります。歌詞に ”こっ とん こっ とん” ”ぼっ つり ぼっ つり” と四分音符一つに二文字が付くのが難点です。「合唱のためのエチュード」①初級編・上には「1.みんみん」から「21.ゆきがとける」まであり全曲を制覇すれば移動ドの達人になれるかもしれません。
23日(土)は14:00から幹事会、18:30から待ちに待った忘年会です。次回のブログをお楽しみに ‼