「密」を防ぐため・・・与野公園バラのつぼみを摘み取り/埼玉県
4/23(木) 12:31配信 ・テレ玉
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内有数のバラ園として知られるさいたま市中央区の与野公園は、来場者による密集や密接を防ぐためバラのつぼみを摘み取っています。
つぼみの摘み取りはきのうから始まり、きょうは午前8時半ごろから造園業者の8人が作業にあたりました。
与野公園には180種・3000株ほどのバラが植えられていて、毎年5月中旬から下旬ごろにかけて見ごろを迎えます。毎年5月に開かれる「ばらまつり」は15万人以上が訪れますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大を防止するため中止となりました。しかし、まつりの期間以外にもバラを見ながら散策したいという多くの人が訪れ、人が密集する恐れがあることからつぼみを摘み取ることにしました。
造園業者は「つぼみを摘み取ることで、春に花を咲かせることに使わなかった養分が、バラの中にとどまり夏や秋の開花に良い影響が出る。これまで草を取ったり消毒をしたり、手間をかけてきたので少しつらい気持ちもあるが、バラは来年も再来年も咲くことができる。人間の命は一つしかないから、そういった気持ちを持って剪定作業に取り組んでいく」と話していました。
4/23(木) 12:31配信 ・テレ玉
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内有数のバラ園として知られるさいたま市中央区の与野公園は、来場者による密集や密接を防ぐためバラのつぼみを摘み取っています。
つぼみの摘み取りはきのうから始まり、きょうは午前8時半ごろから造園業者の8人が作業にあたりました。
与野公園には180種・3000株ほどのバラが植えられていて、毎年5月中旬から下旬ごろにかけて見ごろを迎えます。毎年5月に開かれる「ばらまつり」は15万人以上が訪れますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大を防止するため中止となりました。しかし、まつりの期間以外にもバラを見ながら散策したいという多くの人が訪れ、人が密集する恐れがあることからつぼみを摘み取ることにしました。
造園業者は「つぼみを摘み取ることで、春に花を咲かせることに使わなかった養分が、バラの中にとどまり夏や秋の開花に良い影響が出る。これまで草を取ったり消毒をしたり、手間をかけてきたので少しつらい気持ちもあるが、バラは来年も再来年も咲くことができる。人間の命は一つしかないから、そういった気持ちを持って剪定作業に取り組んでいく」と話していました。