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HSPがテレビで採り上げられました

2020-04-12 19:48:44 | 生き方
5人に1人?「繊細」すぎて疲れてしまうHSPって何?

日テレTOPICS2020年04月11日20時54分



話題の本「繊細さんの本」の著者から学ぶ!HSPとの付き合い方

武田 友紀 先生

◆HSPとは… 感じる力が強く、とても繊細な人!



HSPは「ハイリー センシティブ パーソン」の略です。
HSPの人は、人の言動や感情、さらにその場の雰囲気などの些細なことを無意識に感じ取り、ストレスを感じやすいのです。研究によると、HSPに該当する人は5人に1人と言われています。

HSPの人は脳の扁桃体という、自分にとって危険かどうかを判断する働きが生まれつき強く、不安や恐怖を感じる神経回路も敏感に働きます。
HSPであると気付かずに無理を続けると、睡眠が浅くなり、疲れが残ってしまうこともあります。

また、HSPは「うつ病」とは全くの別物です。
「うつ病」は後天的な心の病気、「HSP」は先天的な生まれもった特徴で、病気ではありません。
“背が高い人”のような感覚で、個性の一つなので治すものではありません。

◆HSPの悩み… 大勢が苦手!そんな時は聞き役に徹してみよう!
大人数の場では、人の表情や言動など一度に多くの刺激を受けてしまいます。
全てに気を配ろうと悩むと何もできず、「なんで私ってこうなんだろう…」と必要以上に落ち込んでしまうのです。
敏感に人の気持ちを考えるHSPの人は、他人の表情や言動から相手の気持ちを察するのが得意!
そのため「聞き役になろう」と自分で決めることで、相手が求める返しができたり、一緒に共感できるので気持ちが楽になります。

◆HSPの悩み… 人の気分に左右されてしまう!ティッシュボックスで相手との間に境界線を作ってみよう!
HSPの人は相手が言葉を発せずとも、表情や声のトーンなどからも相手の気持ちを察知します。
例え、相手のイライラの矛先が自分自身に向けられてなくても、その怒りや悲しみを無意識に感じて疲れてしまうのです。
そんな時の対処法は、相手との間に境界線を作ること!ティッシュボックス1つ置くだけでも有効なのです。
これは、「相手のイライラは自分のせいではない」と考え、相手との間に何かものがあると心理的な境界線・・・・・・・となり、相手の感情を受け取りすぎないようにできるのです。置くものは、ペンやコップなどなんでもOKです!

◆HSPの悩み… 馴染むのに時間がかかる!初対面の人と話す時、まずは「自分は人見知り」だと伝えてみよう!
新しい環境で初対面の人と話す時、「第一印象大丈夫かな?」「悪く思われたらどうしよう…」と不安に感じます。
そんな時は、まず「自分は人見知りだと」伝えましょう。
そしてもう一つ!「質問して下さい!」と、最初にアピールすると、相手から話題を振ってもらえるので、会話がしやすくなるのです。
【シチュエーション復習】
上司 「今日から新しく配属になった田中君だ!みんなに自己紹介をお願いします。」
田中 「初めまして田中と申します。私は人見知りで話すのが苦手なので質問して下さい!」

◆HSPの悩み… 周囲の音が気になって集中できない!単純だけど効果的!イヤホンをつけよう!
音に敏感なHSPの人は、周囲の会話や物音など、一度気になり始めると集中できなくなり落ち着かなくなります。
そんな時の対処法は、単純な方法ですがイヤホンを使う!
特にノイズキャンセリング機能付きがオススメ。心地よい音楽を聴いていれば気を紛らわすことができます。

◆HSPの4つの性質


以下の4つの内、全て当てはまる人がHSPになります。(エイレン・N・アーロン博士の研究より)
①深く考える
②過剰に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する

◆HSPだからこそ楽しめる人生!
HSPの人は感じる力が強いので、相手の求めていることを感じ取って細かいケアができます。
想像力も豊かで、小さな出来事にも感動ができたりと、HSPだからできる素晴らしいことはたくさんあるのです。