祖父の花道具類の中に、古い記念写真帖がありました。
『第一回諸流生花聯合大会』とあります。
地元の新聞社(現在もある)が主催して、昭和10年3月に開催されました。
現在、各地で同様の催しが開かれていますが、その先がけでしょうか。
集合写真からは、参加者の熱気が伝わってきます。
半分以上が、女性です。
この生花大会には、大日本則天門、正風遠州流、、岐阜未生流、正統則天門、千家古流、池之坊、舊御室御所千家御流、御室宮容眞流が参加しています。
当時の活花界の全体像を知る資料として、その一部を紹介します。
大日本則天門:
正風遠州流:
松月堂古流:
岐阜未生流:
正統則天門:
千家古流:
池之坊:
舊御室御所千家御流、御室宮容眞流:
流派によって、活け方に違いがあることは何となくわかりますね。
しかし、〇〇流の特徴は何か、と聞かれても、答えに詰まります(^^;