プー
『ねえねぇ 今日 お泊まりする お宿は 何ていうの？』
ご主人様♀ 『えっ～と ○忘閣だったかしら』
プー 『えっ？ 憶えてないのおおう？』
ご主人様♀ 『確か 健忘閣だったかな』
プー 『それじゃ 健忘症じゃないのおおう』
ご主人様♀ 『じゃっ 全忘閣！』
プー 『全部忘れちゃうのおおう？』
ご主人様♀ 『それじゃっ 大忘閣』
プー 『大馬鹿ですうう』
ご主人様♀ 『わかったわ 一忘閣』
プー 『ＴＩＡじゃないんだからぁ』
ご主人様♀ 『不忘閣でしたぁ』
プー 『一度来たら 忘れられないんだねえぇ』
お宿の入り口だよおおう
着いたよおおう 青根温泉
『不忘閣』
日本秘湯
を守る会のお宿だよおおう ぷー
じゃっ いつものように プーがチェックインするよおう ぷー
古い 大切な 長持ちに座ると 緊張するよおおう
お部屋に入ったよおおう
プーは 知らないお部屋なので ちょこっとだけ お顔が 不安だよおおう ぷー
早速 お風呂に 入りに行くよおおう ぷー
