
久しぶりにこのカテを更新してみる。
最近はヤフオクの時代箪笥のカテゴリーもあまり見ていない。
とびきり珍しい箪笥とか、極上の箪笥もあまり出品されていない。
まぁ~ここ数ヶ月バタバタしていて、ちゃんと観察できていないのが現状だ。
さて、今日は製作中の箪笥(水屋)用の「黒柿」をちょっと加工した。
そろそろ全体を組み立て、塗装して、完成させたいのだが…
2~3月は現場があるので、作業がどれだけできるか?
まぁ~暖かくなる4月でもいい~のだが… 整理出来ない作業場が哀れだ…
さて、製作中の箪笥の抽斗だが、前板には黒柿と決めたが、内部はど~する。
先に購入した、杉板も使えるが、上下段で16杯の抽斗全て材が足りるか?
そこで、以前に購入した箪笥(金具取り用に購入した箪笥)は程度も良く。
ALL桐材となかなかの箪笥だった。これを分解して、この材を使えないか考える。
程度のいい桐材だったから、十分使えるだろう。
ちょっと大きめの抽斗3段の衣装箪笥だったから、金具(引手)を取り外して
別の箪笥にレストアするか考えたが…また別の金具(引手)が必要になる。
ど~するか、思案中だった。
いっそのことこの箪笥の材を全て、製作中の箪笥に使ってしまうか…
そんなことを考えて、試しに箪笥の桐材(これは別の箪笥の材だが)が
再利用できるか、ちょっと削ってみる。
下の写真は観音開きの箪笥の建具だ、かなり古い。金具だけ外し本体は
分解して処分した。かなりの虫食いなどで痛みも激しく材は杉だった。
この建具は桐材で厚みもあるので、何かに使えないか残しておいた。
バイオ洗剤では無理だが、鉋で削ればなんとか使えそうだ。
こんな時柔らかい「桐材」はとても便利だ。
■以前レストアした箪笥の本体を削った■時より鉋の調整も上手く出来ている。
材も柔らかく、反りなどもなくいい~状態だ。



Photo 750×1000 Click Zoom !
下の写真は建具の裏面を削ったもの。これなら十分使える。

Photo 750×1000 Click Zoom !
悲しいかな、せっかく調整した鉋の刃こぼれ…
注意していたのに、抜き忘れた「釘」があったよ~だ。とほほ~ > _ <
新しい材は問題ないが、古い箪笥のレストアには、それ用の鉋が必要かもしれない…

Photo 750×1000 Click Zoom !
ちゃんと道具を調整して正しく使えば…
レストアのバリエーションも増えるかもしれない。古い箪笥もいろんな種類の物を
レストアできるかもしれない。いままでは「総桐箪笥」はちょっと敬遠していたが…
奇麗に削れるようなタイプなら、レストア可能かもしれない。
簡単にサンダーで磨き上げるのはいい~が、狭い室内ではブースを作らなければならないし
仕上りも鉋の方が奇麗だし…
ちょっと進歩したかな…
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