■インテリアデザインを楽しむ!■

デザインを楽しむ!趣味の木工・DIY・ボチボチやってます!

■帳場箪笥のレストア!(vol-25)

2008年08月02日 17時07分34秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 ついに…完成~♪パチパチパチ!

 2ヶ月近くかかったが、やっと完成した!

 ここまでやると、■-最初の面影-■も無くまったく別の箪笥に見える。
まぁ~これだけ、手間をかけたのだから…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 中段の引き違い戸の内部も新しくして、奇麗になった。
それほど収納は望めないが、そこそこだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 天板は若干「シミ」はあるが、裏返したので奇麗になった。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 抽斗の前板の「艶」もそれなり、天板の「艶」もそこそこ…
微妙な映り込みの「艶」がお気に入りだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 気になっていた一番上の抽斗の前板の杢目と下段の抽斗の杢目の違和感だったが…
こ~して全体を見ると… いい~やんか!
 上部抽斗と引き違い戸の背板の大柄な杢目と下段の細かい杢目のコントラストが
ちょっといい~感じだ。下段の杢目のつながりも、分かる人には分かる… 
んん~ いい~ね! 
 引き違い戸の背板も前の格子があるので、なんとなく1枚板に見えなくもない… ^ ^;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 かろうじて、敷居と側面、古い金具が時代箪笥の(古い)イメージを残す。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 2段階でのレストアでそれなりの顔になった。前板は新しいので当然か…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さて、次なる計画は…
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■帳場箪笥のレストア!(vol-24)

2008年07月26日 16時31分11秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 抽斗の補修!

 天神祭も終わり、今日の大阪は雲一つない快晴、猛暑… - _ -;;;)

 前板のオイル仕上げが完成するまで、この際だから(抽斗を分解した)隙間の補修をする。
当初はそのままにしていたが、前板を外した事で、埋木して補修する事に。
細い檜材を埋木して補修する。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 木工ボンドで固定した後に鉋で削って調整。パカパカ、ブラブラと不安定だったが…
埋木する事で固まり取り扱いも楽になる。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 後は、ひたすらオイル仕上げ…
2~3度塗ればそれなりの「艶」も出て予想の仕上がりだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さすがに、「欅」は奇麗に仕上がる♪
やっぱりこの色がいい~な~

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 下部の4枚の前板も、いい~色艶になりそ~だ♪

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 一般的に言えば、それほど「良い杢目」ではないが、個人的にはこの感じは好きだ。
ほぼ、芯で根に近い部分だから、それなり暴れた杢目がお気に入り。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 引き違い戸の背板は幅の狭い材を使用。共材からの製材なので、それなりに見える
(格子がくるので、1枚板に見えそ~だ)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 抽斗の前板は少し厚くしたので、内部の納まりもスッキリした。
下の写真は一番上が新しい前板の「前面」その下が「裏面」その下は以前の桐材の前板の前面と裏面だ。
 それにしても、桐材は軽い。欅は倍以上の重さだ。箪笥全体の重量はかなり重くなるな~

 さ~、オイルを塗り重ねて磨いて…金具を取り付ければ… 完成だ♪


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥のレストア!(vol-23)

2008年07月25日 17時37分46秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 手間のかかる仕込み…

 抽斗の金具取り付けの仕込みが結構手間がかかる。
中央の金具はそれほどでもないのだが… 引手の部分の調整が面倒だ。
既存の前板より5mmほど厚くしたので、内部の止め金具の処理もそれなりに
収まるようにした。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 取り付けはオイル仕上げの後で…
引手のベースプレートは大きさがバラバラで合わせるのには苦労する。(同じと思っていたから)
引手も止めか金具の微妙な違いで、これらも、設置位置を決めて微調整。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 なかなかだ…
やっぱり、下の段の木目は隠れてしまい、思ったような効果(共材からの木取り)はないな~。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~とにかく、ここまで奇麗になれば(全面は新品だからな)
いい~んじゃないの~

 後は、オイルで仕上げるだけだ。
これなら、7月中になんとか完成しそ~な感じだ♪


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥のレストア!(vol-22)

2008年07月24日 19時55分51秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 ちょっとゴソゴソ!

 抽斗の前板を交換することで、気になっていた箇所を改善する。
一番上の抽斗部分の両側面には、箪笥本体の吊り金具が付いている。この金具の内部が
抽斗の両側面に当りスムーズに出し入れできない。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ガイドを取り付け、抽斗本体の幅を狭めて対処する。
都合のいい厚み6mmの材をガイド材として取り付けた。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~ これだけ、余裕があれば大丈夫だろ~
前板部分の納まりはちょっと気になるが…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前板は全て、「木釘」だけでの固定なので簡単に外れる。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 一番上の抽斗の前板を微調整。
なかなか、いい~感じだ!

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 抽斗と、引き違い戸、全面が新しくなるとやっぱりそれなりに奇麗だ。
一番上の抽斗はいい~が… 気になるのが下の段の4枚だ、この段階では、木目も共材から木取りしたのが
分かるが、装飾金具を取り付けると… たぶんあまり目立たないだろ~。
こんな場合はもっと木目のはっきりした(大柄な)材がいい~のだろ~
一番上の材のよ~に。木取りも難しい…

 でも… いい~んじゃ~ない! ^ ^)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今回の金具は全て、錆び落とし剤に漬け置きしてクリーニング。
5~7倍水で薄めて使うのだが… そこそこ錆びも落ち便利だ。最初は金具の漆が落ちないか
心配したが、大丈夫だった。
前板は使わないので、キズが付いても気にしない。となると金具を外すのも気を使わなくて楽だ。


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥のレストア!(vol-21)

2008年07月23日 17時29分54秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 前板の「欅」届く!

 一番上の大きい抽斗の前板の「欅材」が届く。
ヤフオクで格安品をゲット♪ 幅=150 長さ=1000 厚み=27 が800円(送料別)と
お買い得! おまけに、幅、厚みの微調整(カットとプレナー加工)は無料と
これまた親切な出品者。また何かあれば是非お願いしたい。
幅=130mm 厚み=20mm への微調整は完璧な寸法でとても助かった。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 在庫の欅の加工に汗だくとなる。
なるほど、檜と違い、加工には手間がかかる。堅い材はそれだけで大変だ…
微調整はキワ鉋で、カットはのこぎりで…
(ちゃんとした作業台があればいい~のだが、無理な体勢での作業は辛い)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 引き違い戸と前板はそろった、抽斗部分は金具の取り付けの加工が必要。
抽斗は既存の箱部分をそのまま使うので、固定部分の微調整は必要だが… 
堅い欅はなかなか思うようにいかない。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今回の作業では、以前に購入しておいた、特殊鉋類が役立った。
木工所なら、電動工具(ルーター)で簡単に加工できるが、マンションの一室では…
音、ほこりを考えると… ハンドツールが一番である。
 今回の抽斗前板部分の微調整には、(きわ溝部分)両きわ鉋が大活躍。
10mmほどなので堅い欅もそれなりに加工できた。

 んんん~ ハンドツールは便利だな~!


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■帳場箪笥のレストア!(vol-20)

2008年07月22日 13時51分58秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 引き違い戸を造る!

 檜材で引き違い戸を組み立てる。都合のいいサイズが無かったので、少し削って微調整。
檜は柔らかく加工し易い。プレナー仕上げで乾燥材で精度もいい~♪
これほど便利な材はない。
(問題は作業性だな、まともな作業台が無いので、細工の際はちょっと辛い)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 新しく造ったことで、敷居と鴨居の微調整が必要となる。長年の痛みを
微調整(敷居)で若干の問題が、鴨居部分の不具合を調整する。
見える所ではないので、檜の細い材を貼り調整した。まぁ~ここはこれで…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 現物と同じサイズで造ればいい~ので問題ない。
鴨居の調整で動きもスムーズになった。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 裏板には「欅」材を使った。檜材の真っ白よりコントラストがおもしろそ~だったので。
厚み5mmの材で一枚板が無かったので、幅60mmほどの板をはぎ合わせた。
なぁ~前面に格子があるから、あまり気にならないかな…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~こんな感じかな…
抽斗部分は全て「欅」にすると… 期待できる… 奇麗になりそ~だ ♪

それにしても、暑い… クーラーなしで室温32度… - _ -;;;) 午前中の作業でも… 限界だな…


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥のレストア!(vol-19)

2008年07月12日 17時09分39秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 前板を全面取り替え!実行~!

 予定のレストアが完了して、作業場を片付けなから、箪笥を眺めて考えた…

 やっぱりもっと「奇麗」な方がいい~!

と言う事で、抽斗部分、引き違い戸を新しく造る事にした。

 引き違い戸は「檜」で、抽斗の前板は「欅」で。
檜材は余った材に少し買い足せばなんとかなる。
抽斗の欅は… 以前に購入しておいた材が使えそ~なので、試してみる。
問題は一番上の大きめの抽斗の材料だ。 以前に購入しておいた材は共材で
3枚にスライスされた物、下の4枚はなんとか木取りできるが、ど~しても
一番上の抽斗までは無理のよ~だ。
他の材を確認したが、ちょうどいいサイズ(厚み)がない。

 この1枚だけ新しく購入か…

下の写真で左の2枚で、下部の4カ所の抽斗の前板とする事に。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 欅の木取りは、赤身の心材を使う。なんとか小さい抽斗なので可能だった。
それにしても… さすがに、檜と比べると「堅い」「重い」 - _ -;;;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 1200×900 Click Zoom !


 箪笥の前板に欅を使うと価値が上がるのも納得する。杉、檜(針葉樹)と比べ、堅く加工しにくい。
そして、小さいながら、4枚の前板を共材で考えると… 下の写真のように
1/2~2/3は無駄となる。

 手鋸で切ると、たったこれだけでも…汗だくとなる - _ -;;;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 引き違い戸を造る!
余っていた檜材を調整して(削って)引き違い戸を造る。これを、欅で造ると材料の仕入れから大変だし
加工も面倒だろ~ 檜は柔らかく加工しやすいので便利だ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ちなみに、製作にあたり建具の図面は作成した。
現状(実物)の物と同じに、当然だが。組み立ては各コーナーに金具が付くので
それほど気を使わなくてもいい~感じだ。


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥のレストア!(vol-18)

2008年07月06日 18時01分06秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 完成!?

 金具を取り付け、なんとか完成…  なのだが…

やっぱり、抽斗部分(桐)は… んんん~ これではな~???

 まぁ~ とにかく、ここまでの作業を一区切りとして写真でまとめる。
左が届いた時の状態、右がレストア後。
(右の写真の抽斗部分は見た目はもう少し濃く汚れた感じだ)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 抽斗の四隅の金具を取り付けようかと思ったが… しばしながめ、考える…
オイルも2回しか塗っていない、ちょっと気になり中途半端だが、塗り重ねたところで…
奇麗にはならないし…

いっそのこと、前板を新しくするか?? 引き違い戸も新しく造るか… 

 んんん~ ど~したものか? - _ -;)


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥のレストア!(vol-17)

2008年07月05日 11時12分09秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 金具をクリーニング(錆び落とし)!

 本体部分の金具のサビを落とす。今回は錆び落とし剤で漬け置き洗い。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 サンプルで購入した、金具(現代の時代箪笥用)サイズの種類もなく一番近い寸法だが…
これでは、ど~も - _ -;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 鋲釘はかなりしっかりしているので、こちらも錆びを落とした。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 オイルを塗る。塗装しようかとも考えたが…
抽斗部分の金具は外さないで、そのままオイルを塗った。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 抽斗の四隅の金具もオイルを塗る。

 後は、乾燥させて、取り付けでなんとか完成する。


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■帳場箪笥のレストア!(vol-16)

2008年07月04日 18時23分14秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 オイルを塗る!
 
 今回使用したのは、■WATOKO (ワトコ)ティンバーレックス ナチュラル(W-04)■
以前のものより乾燥時間も短く、臭いもかなり押さえられていて、とても使いよい!

 引き違い戸は金具は外してない。サンダーでは磨けなかったので
あまり奇麗ではない。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 背板は軽く、汚れ防止程度(2回塗り)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 天板は3~4回塗りで磨き上げる。それなりの艶が出て奇麗だろ~。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前面の檜材も少し濡れた感じのいい~色となる。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前板は… 案の定 - _ -) 写真より実物はもう少し濃く暗い感じで んんん~ 

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 写真ではこんなもんかな?と思うのだが…
ちょっと納得できないな~。
(前板はオイルを塗らない方がよかったのかも…)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~とにかく金具を取り付けて完成させてから考えよう…


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■帳場箪笥のレストア!(vol-15)

2008年07月02日 17時41分58秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 いつものようにブースを作りサンダーで磨く!

 今日も梅雨の晴れ間で蒸し暑い… - _ -;;;)

 磨き終わったら、巾木を取り付ける(三方)結局前面だけ底目地の内部にも細い材を入れた。
両側面は下地のままだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 側面は磨くとそれなりだが… やはりシミは取れなかった。
まぁ~こんなもんかな~ (ちょっと不満)

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 天板は裏返したので多少のキズはあるが奇麗に仕上がりそ~だ。

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 金具取り付けの細工をする。各金具の鍵は使えないようにしてあったので、
そのまま穴はふざいだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前面は新しい「檜材」なので今の段階では真っ白だ。
オイルでほんの少し色がつくかな。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 それなりに奇麗に下地は仕上がった。本体も平面なので
サンダーも簡単だった、まぁ~楽な作業だった。が… 蒸し暑さはど~しよ~もない - _ -;;;;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前板の「桐」はこれ以上奇麗になりそ~にない。
んん~ 悩む?、オイルを塗るともっと目立つ(奇麗に目立てばいい~のだが、そ~はいかないだろ~)


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■帳場箪笥のレストア!(vol-14)

2008年06月29日 17時44分19秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 今日は、中段の内部を仕上げる!

 その前に、外した金具の「サビ」を取る。
最終的にはサビ落としで洗うとして、外した金具や鋲釘の状態も確認する。
思いのほか鋲釘が使えそうなので、ちょっと安心。

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Photo 750×1000 Click Zoom !

 
 痛みのはげしい金具も…そのまま使うか???

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 中段の内部を仕上げる前に巾木の仕口を考える。新しい材の寸法が4mmほど短い…
現状と同じなら突きつけなのだが…ど~する。底目地にするとそれなりの収まりだが…
金具の釘の位置が、微妙~に気になるところだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 とにかく、木地の部分を仕上げる。
中段の内部に新しい杉材を貼る。中央に支持を兼ねた中仕切りを固定。
 かなり頑丈な作りとなった。若干重量は増したが、構造的には申し分無い。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 背面から見ても、見るからに頑丈そうな補強だ。
横揺れは全くなくなった。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ここまで来れば、後は大きな傷をパテ埋めして下地処理。
本体をサンダーで磨くと木地は完成(補修)となる。
今回は分解寸前までとなったが… いっその事分解した方が…よかったかな?


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■帳場箪笥のレストア!(vol-13)

2008年06月28日 17時31分53秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 前面の小口に新しい材(檜)を貼る!

 装飾の金具を取り付けると、隠れてしまう所も多いが、新しい材のエッジ(角)が
そろうとかなり印象が違う。まして檜の白さがかなり目立つだろう。
天板部分だけだと… バランスも悪いだろう。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 金具で隠れる所に仮止めのビスを、ボンドでの固定だが、あまり締め付けないようにした。
下地の調整が不十分なので仕方ない。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 都合のいい巾の材が無かったので微調整しながら… ちょっと手間がかかる。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 案の定、新しい檜材は目立つ。
微調整でかんなをかけていたが…この厚みならカッターナイフでも切れるので途中から
カッターナイフでカットだけにした。微調整はサンダーの時に。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 続いて、巾木部分の下地調整。
合い釘があるのが分からなくて、のこぎりの刃を1枚ダメにしてしまった。
巾木は前面、側面と3面だけにする。裏はそのまま(削っただけ)
新しい材の厚みに調整するため下地を少し削る。


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Photo 750×1000 Click Zoom !


抜いた釘の代わりに巾木部分の材を本体にビス止め。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 全て貼り終え、本体だけ正面から見るとまるで新品♪
中段の引き違い戸の内部の材(杉)はまだ、サンダーで磨いてないので後にする。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 やはり…心配なのは…抽斗の材(古い材)とのバランスだな、写真では白っぽく映るが
実際はもう少し濃く暗い感じの色合いだ。これで、オイルを塗ると…
んんん~ バランスが悪いだろ~な~ オイル塗るの止めるか…?


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■帳場箪笥のレストア!(vol-12)

2008年06月27日 14時58分16秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 今日は、抽斗の奥行きの微調整!
ただカットして組み直すだけだ。
 前板として厚5mmの檜材を貼るとして、奥には12mmの補強材があるので…
適当にカット。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 組み直しはビス止めとした。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~まぁ~それなりに収まるだろ~
それにしても、新しい材を使うと… んんん~微妙~だ。
檜材だけにやはり… やけに… 白い…


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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■帳場箪笥のレストア!(vol-11)

2008年06月26日 18時52分48秒 |  ┣●箪笥の修理vol.4
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 補強もそろそろ終了か!
背の補強も材料が届き、組み上がる。
中段の中央の仕切り(支持材)はまだ固定していないが… 背の部分を組上げると
かなり頑丈になった。(それなりに総重量は増すが仕方ない)

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 この段階で本体を磨く事にした。
前面の小口は、一度磨いてから新しい材を貼る事にした。
天板はいい~が、側面が… どれだけ奇麗になるか?

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 ここまでくれば、仕上がりの予想はつくが…
やはり前面に新しい材を貼れば、抽斗とのバランスが…
抽斗は思いのほか奇麗にならなかった。何度クリーニングしてもこれが
限界のよ~だ。一部(小口)かんなで削ってみたが、奇麗になる材(桐の部分)ではないよ~だ
桐材の「アク」か??? 少し黒ずんだ感じのグレーだ。
これにオイルを塗ると… 奇麗な仕上がりは期待できないな~

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 桐材の仕上げの定番、「砥の粉仕上げ」も考えたが…このタイプの箪笥の
抽斗部分が「砥の粉仕上げ」???? 違うな~ - _ -;;)
 期待はしないが、引き違い戸も分解してそれなりに磨いてみる。
金具を外したほうが…いい~のかもしれないが… 

 んんん~ 面倒だな~


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コメント
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