■インテリアデザインを楽しむ!■

デザインを楽しむ!趣味の木工・DIY・ボチボチやってます!

■完成(T_14)・・・

2023年11月25日 12時06分05秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 ヤフオクでの掲載写真・・・

“1”
▲Photo 995×1200 Click Zoom !▲


 届いて別の箪笥と並べる・・・・

“9”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 本体のオイルはマホガニー色にしたので、前見附のカリン材はちょっと無駄だったか? それともケヤキ材の方がよかったか・・・・
前の見附部分の装飾用の金具の取り付け・・・・ ど~するか検討中・・・・ 整理して塗装したつもりが・・・・ どこにもない?

“115”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 こちらのがめ戸の内部はメープルのスポルティッドの薄板1枚ものから木取り・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗の前板はケヤキの1枚ものからの木取りでいい~感じ。こちらに取り付けた金具は引き手のバランスを乱す事なく綺麗に収まった。

“117”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 こちらのがめ戸の仕込みも機能しない・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“111”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“113”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


既存の丁番がイマイチだったので、少し装飾的な金具(丁番)が丁度3つあったので使うことにした。クラックも隠れて好都合・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 既存で付いていた金具が一部破損していたので、代わりの金具を探して取り付けることにした。まぁ〜このままでもいいか?と思ったが・・・

“118”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 乾燥したら取り付ける・・・・

“119”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 やっと完成・・・

“120”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲

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■良い色だ・・・

2023年10月31日 14時14分02秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 今回の箪笥の色(オイル)はマホガニー色・・・・
なかなか良い〜感じだ、オイルなので以前に使ったカシューより透過生があるのが良い。手軽なので以前の箪笥もこれにすれば良かった。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“109”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 がめ戸内部の抽斗前板はクリアのオイルなので、ここもクリアのオイルだな・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■塗装仕上(T_14)・・・

2023年10月30日 10時11分22秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 塗装仕上・・・・
こちらの箪笥の本体は色付き(染色)オイルにする予定でまだオイルが届いていない。
が、抽斗部分はクリアとするので先に仕上る。

“106”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 こちらの前板も白太があるのでオイルの吸い込みの差が大きい・・・

“107”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■金具の準備・・・

2023年10月25日 18時25分20秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 金具の準備・・・
サビを落とした金具の点検と塗装・・・ かなり傷んでいるが使うしかない・・・

“99”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 精度が悪いので塗装してから、どの抽斗の引き手にするか決める・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 一番上は少し目立つ立派な金具にした。都合のいいサイズと1個だけのハンパが好都合。最初についていた純正金具が小さかったので引手の位置を調整。

“102”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 金具が塗りあがったところで、どの場所にするか決めていく。並べると精度の悪さと痛み具合が分かるが・・・・ 引き手の座なのであまり気にならないか・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


引き手の座を決めたところで、引き手も決める。割足もセットして、準備完了!

“104”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 金具が準備できたところで、金具設置の仕込みも完了。塗装を仕上げて、金具を取り付けて完成だ・・・

“105”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲

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■がめ戸の調整・・・

2023年10月23日 14時15分03秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 再開・・・・ がめ戸の調整同時に・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“94”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“95”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 反りというか「ひねり」で平面出しに失敗・・・ 平面台に固定するのを雑にすると・・・ こ〜なる・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 先にひねりを調整してからだったな・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 ひねりの調整後ケヤキ材を貼る。破損部は埋木して補修している。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■抽斗の前板固定・・・

2023年09月12日 12時34分59秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 この箪笥の抽斗の前板は個々にそれなりの反りがあったので、先日の平面出し治具で調整・・・
ほぼ10mm程度まで薄くできた。一番大きい材は反りも大きく平面出しで8mm程度になった。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


接着固定はいつもの手順で・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


一番大きい抽斗の削りしろからその他の材杢目のズレが気になるところだ・・・ これは仕方ないか・・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


抽斗の前板の厚みもバラバラなので奥行きも微妙に違う。内部でのストッパーで調整・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■抽斗の前板・・・

2023年01月23日 18時25分45秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 本体の調整はほぼ終わり、塗装下地まで完了・・・

 前板の欅材をカットする。前回の材より反りもなく素直な材なので微調整は簡単だ。今回は木目の繋がりを考慮してカットを慎重に・・・
がめ戸の部分の材は最終調整が必要になるだろうが、なんとなくイメージが見える。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲



 前面の見附の調整・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗もスムーズに出し入れ可能な状態は保てている。装飾金具を決めて、前板の微調整。先の箪笥も同じように塗装下地まで完成してるので2棹一気に塗装したいが、寒いので外での作業か室内での作業か?悩むところだ以前には室内で塗装していたが、2棹一気にできるスペースが確保できるか・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■本体補強・・・

2023年01月15日 16時14分49秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 結局抽斗の仕切り(地板)部分の補強は全て木釘での補修とした。一番上の部分だけ既存の状態か・・・
木釘は新たに購入した、以前はキッチン用の竹串を利用したが、現状は木釘での仕上なので合わせる事にした。市販の木釘はブナ材で「カクリ」から販売されていてサイズは色々。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 解体時に抜いた既存の木釘部分を再度木釘使用での補修。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 本体の帆立部分の追加の際には一部ビスを利用した。見えない内部の補強なので気にしないで使ったが、今回の補修は全て見える部分なので木工釘とした。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 最初は部分的かと思ったが、解体の際にカットした木釘部分があったのでほぼ全て補修した。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■本体塗装下地処理・・・

2023年01月14日 11時58分01秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 本体(トップ、両側面)の塗装下地処理・・・
比較的綺麗な状態だったので短時間で下地処理は完了。塗装前にもう少し研磨は必要だし、抽斗の仕切りも2箇所固定が必要な部分があるのでその処理後になる。固定用に木釘を購入したので届いたら補修して、磨いて塗装だな・・・

 トップもそれなりに収まった、新しい材を入れたのは目立つが、塗装すれば大丈夫かな・・・既存の材も赤身でなく白太なのでなんとか・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲



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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲



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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲



 側面も軽くサンダーで綺麗なもんだ・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 金物や丁番後の錆のシミなどは最終同じ金物を付けるので問題なく隠れるから心配ない。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■本体見附の完成・・・

2023年01月10日 13時22分02秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 同じ幅ならもっと簡単に準備できたが、ほんの数本なのでこんなもんだろ~ 毎回同じように前面に貼り付ける、この箪笥の本体は杉板で意外に痛みも少ないので作業が簡単だ。下地処理の手間が不要だ。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 部分的な幅の違いが面倒だったが簡単に見附を補修できた。やはりカリンの方が赤い・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■前面の見附の製材・・・

2023年01月07日 17時39分54秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 予定通りにパドックのブロックから製材してみたが・・・ それ程赤くないのがやはり気に入らない・・・ 抽斗前板のケヤキと同じぐらいの色目なのでちょっとイメージと違う。

“65”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 在庫整理で見つけた「カリン」の角材。35mm厚みが2本かなり以前にヤフオクで入手した記憶があるが、反りもなくカラカラ乾燥ですぐにでも使える状態だ。精度良く製剤されているが硬くて重いのが難点だ・・・・

 「赤い」からこれに決めた!

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 前板の見附に厚み6-7mm程の材が欲しいが・・・この硬さと厚みはミニテーブルソーでは厳しいのでマルノコでの切り出しにした。本来ならテーブルソーでの製材が効率良いが、今更処分したので仕方ない。簡易的な治具、と言っても材を固定する台座を作成して材の固定をしっかりして、マルノコでカットしていく。厚みが35mmなのでなんとか手持ちのマルノコが使える充電式の集塵カバー付きが便利で使っている。比較的軽く小さいので取り回しが良い。

 2本を仮止め(両面テープ)してマルノコのベースが乗りやすいようにしての製材。35mm厚を7mmにカット、幅35mmの厚み7mmの材を5-6枚程度作れば、それからの加工(カット)はミニテーブルソーで可能となる。基本の幅は15・14・13・11・10mmとバラバラだ。それぞれの箇所の幅を確認してカットしていく。下の巾木部分の幅が35mmなのでちょうど都合が良かった。

 マルノコ専用の純正ガイド金物(アルミ製)では15mmの厚みしかガイド使いでカット出来ない仕組みだ、少し加工してガイドを作る。15mmの厚みの角材をガイドに取り付ける。これで7mmの厚みの材の製材が可能となる。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■前面の木取り・・・

2023年01月05日 15時19分57秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 前板の材料「欅」新しく仕入れる・・・
ヤフオクで新たに入手。共材のスライス(厚み13mm)写真で見る感じあまり反りがない。以前に入手のした出品者と同じなので安心して落札。出品の写真では少しの割れと、チェーンソーの後のような切れ込み。位置によっては無駄になりそうだったか。安かったので思い切って・・・

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▲Photo 1200×900 Click Zoom !▲


 木表(A面)を使った場合・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 微妙に白太が・・・ それでも杢目の細かさは綺麗か・・・
割れの部分もこれなら許容範囲かもしれない・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 木裏(B面)を使うと・・・ 白太はないが、杢目が大きい(間が広い)ちょっと 微妙・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 やはり若干の割れが気になるが・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 結局木表(A面)を使うことにした。3枚のうちレストアする予定の箪笥の前板も気取り出来そうなので、この落札は良かった・・・先に入手した材は反りが酷く調整に手間がかかったが、今回の材は反りが無く、扱いやすい状態の材だ。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 進行形の箪笥の前板用に2枚落札したが、この材の反りと割れが酷いので諦めていた。(写真右側)木目のうねりはボツになった材の方が好きだが・・・

“T_11_42”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■仕切りの継ぎ足し・・・

2023年01月02日 14時13分32秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 中途半端な仕切(底板)の継ぎ足し補修・・・
この箪笥の本体は全て杉材なので、補修用の調達には困らない。杉材なら大体の時代箪笥を補修できるストックはある。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 下の写真は背面からのもの・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 本来なら閂のある部分の抽斗なので仕切(底板)は少し前に出す。前の箪笥は仕切はしっかりしていたのでそのまま材を足して前に出したが、今回はこん方法とした。面倒だが前の箪笥もこの方が良かったか・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 厚み5mmの底板の補強。追加で6mm程度の板を貼り合わせる。側面の反りも多少あるので接着して矯正する。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 各抽斗の仕切(底板)を補強整理・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
 

 トップの見附に板を貼る。金具の鍵穴の処理と同時に新たな見附材の下地処理・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
 

 さて、がめ戸内部の引き出し3杯の前板の選択。当初は黒柿の端材から取れると思っていたが、幅が5mm足らない・仕方ないので別の材を探す と、 シャム柿の端材とメープルの板があった。シャムガキにするとほぼ黒だが、メープルにすると意外にいいかも・・・
以前にブックマッチのセットで入手した材が1枚だけ余っていたのでこれを使うことにした。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 仕切部分も抽斗の前板同様に1枚からの木取りの材を使う。このサイズなら簡単に処理できる。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 背板の補修も・・・ 材の痩せで隙間があったが、補修して木釘の後の傷んだ部分をカットして40mm程新しい材で補修した。まぁ~背板なので目立たないからいい~かな・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 一番上の抽斗の金具を外した後の鍵穴の補修。前の箪笥は穴と同じ形状で埋めた。今回は少し大きな金具を付ける予定なので単純な形状でカットして埋木した。この方が簡単だったな・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■金物を外す・・・

2022年12月29日 16時11分22秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 先の箪笥のレストアはそろそろ塗装か・・・ 外での作業か室内か?で思案中。また取り付けの金具の選択に手間取っている。

 そこで次なる箪笥の金具を外す。次の箪笥の金具はかなり貧弱で薄い。外しても再利用は無理なので適当に・・・外すとボロボロ(ぐにゃぐにゃ) 本体は杉材で遺体にしっかりしていて綺麗だ、虫食いもほぼ無い。が・・・厄介なのが釘抜きがかなり大変。釘自体の錆はそこそこだが、本体の材がしっかりしてるので意外に抜きにくい。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 背板を外す、こちらも前の箪笥に比べ綺麗なものでしっかりしている。それでも材の乾燥での縮み5mm の隙間、補修方法を考えないと。
この背板の固定方法が初めてのタイプだ、天板から木釘で固定してある。珍しいな・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 金具を外し、背板も外す・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 おやおや、この箪笥の内部の粗悪さは・・・ ど〜なの・・・ ここまで仕切材のいい加減さは初めてだ・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 これは酷い・・・・ 分解してみないと分からないところでの手抜きか・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗の仕切り(底板)7箇所の4箇所が酷い材だ。これは補修しなければ・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲



 幸い木釘だけでの固定で、途中で誰かが釘などで補修もしていないので分解は簡単だ。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 中央帆立部分も前面だけで、奥の10㎝程が無い、これも継ぎ足さなければ・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 以前に仕入れた15mm厚の杉板を使うが、微妙に薄くしないと、プレナーがあれば早いが仕方ない。底板の差し込み溝は丸ノコで細工。加工材が小さいので、意外に面倒・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 天板の鍵の受けの部分の掘り込み、最終ここには別の金具を付ける予定なので埋木しないで天板をカットして杉板を貼ることにする。それほど目立たないと思うが・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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■衝動買い・・・

2022年12月23日 15時22分59秒 | ┃┣●T14箪笥レストア
Point■時代箪笥レストア・・・

 補修予定の箪笥と同じ・・・・ 

 ヤフオクで偶然、今レストア中の箪笥と兄弟か?みたいな箪笥を発見。手頃な金額で、見た目同じように見えたので興味もあり落札。
出品中の掲載写真では所有の物より綺麗な雰囲気だ。本体は杉板のようだ(所有の箪笥は総桐)引き手は微妙だがよく似た角の引き手。装飾の金具は四角い。所有の箪笥はよくある円形タイプでストックしている金具も多いので使用可能だが。

 ヤフオクで掲載されていた写真は以下・・・
写真の雰囲気はかなり綺麗な状態に見える。前板は桐材だが本体は杉のようだ。レストア中の箪笥と同じように閂は無い状態だ。

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▲Photo 995×1200 Click Zoom !▲



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▲Photo 1200×1200 Click Zoom !▲



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▲Photo 1200×1200 Click Zoom !▲


 天板の痛みもそれほどこの写真からは確認できなかった。

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▲Photo 1200×1200 Click Zoom !▲


 背板も杉材、今の箪笥より虫食いもなく綺麗な状況に見える。

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▲Photo 1200×1200 Click Zoom !▲


 ここまで詳細な写真は有難い。抽斗内部も綺麗にクリーニングされている感じだ。

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▲Photo 900×1200 Click Zoom !▲


 一番上の抽斗の一部表面の桐材の単板のめくれも綺麗に写真に撮っていて信頼できる出品者と判断した。価格もお手頃だった。

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▲Photo 900×1200 Click Zoom !▲



 並べてみる、よく似ている、細かいところは違うが。ある種この時代の「雛形的」なデザインなのかも・・・・


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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 がめ戸の中も同じだ。微妙に抽斗の高さが違っている。今回入手した箪笥の方が抽斗の高さのバランスがいい~かな・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 側面杉材で意外に傷みは少ないか・・・ 多分ちゃんとクリーニングしたのだろう、すぐ使い程度まで整備されている。

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 がめ戸の丁番など、流石に金具の厚みの差がある状況が分かる。単体で見るとわからないかも、並べて見るとど~しても仕方ない・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 閂部分の受けの金物も先にレストアした金具よりかなりシンプル。金物は今で言う量産品的な程度か・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 かなり違うな・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 レストア中の箪笥は前見附は「黒」(シャム柿)を使ったが、こちらは「赤」(パドック)を使う予定にしている。兄弟箪笥の「黒」と「赤」みたいな・・・
倉庫に眠っていた材を見つける、これも箪笥のレストアに使う予定でかなり前にヤフオクで入手した材だ、いい部位ではないが、ブロックで製剤されていてカットも楽かな・・・ テーブルソーは処分したのでマルノコでの製材となる。サイズは 150*90mm L=1150 古い枕木みたいな重さだ。それでも「赤」の雰囲気は出せるか・・・

 白太部分が多いので半分ぐらい使えたらな~ と当時も思って入手した記憶がある。材によっては、本当に綺麗な「赤」になるのだが・・・ カリン材に似てるかな・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲



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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 製材の手順を検討する。使えそうな部位が少しでも多く取れれば助かる。今レストア中の箪笥ぐらいのサイズならほんの少しで足りるので大丈夫だと思うが、製材してみないと意外に使える部分が少なかったりして・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
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