
ボチボチ始動・・・
今回は本体はそのまま利用なので、抽斗部分のレストアだけなので、作業自体は少ない。
抽斗の前板を外すのと、箱の部分の補強をする。

▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲

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前板を外す・・・
上段の前板は槻の貼り合わせ、8+8mm で16mm程の厚みだ。中央に金具(鍵)を埋め込み用の彫りがあるので、この加工が原因での反りかもしれない・・・・新しく前板を加工の際は気をつけよう・・・・

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底板の横ハギ部分の破損というか乾燥による材の縮みだろ〜

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上部の箱の補強・・・・
抽斗は総桐で底板だけが厚みが5mmと薄(側板は8mm)軽くていいがちょっと心配な厚みだ・・・・

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1mm以上の隙間には薄板を差し込み補修する・・・

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流石に今回の箪笥は抽斗の遊びもギリギリの仕上か、本体のヒネリで若干の引っかかり(出し入れ)があるが・・・
微妙だ・・・・・・
写真でも分かる抽斗の前板の反り、450mmで中央で6mmの反りは厳しい・・・・

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上段の抽斗がスムーズでないのは抽斗の箱組の木釘の頭が影響か、内部に擦れている跡が見える・・・・
写真は右だが、左にもあるので・・・・・
今までの箪笥は側板の奥(背)の部分が薄くなっているものが多かった。前の開口より奥の開口の方がほんの少し広い場合が殆どだった。今回は本体はそのままなので背板を外さないから正確には確認できないが、ど〜かな・・・・

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抽斗の前板は8+8mmと16mmの厚みのケヤキの貼り合わせ材。かなり個性のある板目だ・・・・
上部2段は共材からの木取りに見えるが、下の材はど〜か?

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