新・台所太平記 ~桂木 嶺の すこやかな日々~

N響定期会員・桂木嶺の、家族の介護・闘病・就職・独立をめぐる奮戦記を描きます。パーヴォ・ヤルヴィさんへの愛も語ります。

クラシックを理解しはじめた父。

2018-12-31 06:09:18 | 両親と、パーヴォと、私。

「俺はクラシックには興味ないよ」と言っていた父が、きょうは一緒に朝からNHKBSの「クラシック倶楽部」を一緒に見てくれました(^_-)-☆うれしいなぁ♪ きょうの大晦日のNHKEテレのクラシックハイライトも第九もちゃんと録画しておいてくれるそうです。もちろん、明日のウィーンフィルニューイヤーコンサートも。

今朝のクラシック倶楽部に登場した、「サスペンダーおじさん」こと松田さんを見た父、「お前もこのくらい熱心にクラシックを聴かないと、こういう人たちに、お前の評論を認めてもらえないぞ。がんばれよ」と言ってくれました。

パーヴォのことも、ちょっとずつ理解しようとしてくれている様子・・・。

「指揮ができるってことは、どんな楽器のこともわかってるってことなんだろうなぁ。すごいなぁ」と素直に感心していました。父はジャズが好きなので、今朝放送していた、クラシックのクラリネットやオーボエ、ホルンの管楽器の協奏曲にいたく興味をそそられた様子。

「外国人だと、やっぱり肺活量が違うから、管楽器の音もすごいなぁ(^_-)-☆」と素直に感嘆の声をあげていました。

ベルリン・フィルの名フルート奏者・パユさんなども登場して、大変すばらしいコンサートでしたが、東京オペラシティで催されたのを見た父が、

「だったら、ともこは初台とか笹塚のあたりに住むといいのかな?そうすれば、オペラシティに近いし、お前も通いやすくなるだろうし」といってくれました。

親は親。ありがたいことですね。
いろいろ考えてくれているだなと思い、おもわず涙・・・。

心があったまる年の瀬になりそうです。



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