新・台所太平記 ~桂木 嶺の すこやかな日々~

N響定期会員・桂木嶺の、家族の介護・闘病・就職・独立をめぐる奮戦記を描きます。パーヴォ・ヤルヴィさんへの愛も語ります。

大河ドラマ「いだてん」、またまた大当たり!\(^o^)/\(^o^)/新元号での大ヒットになりそうです!

2019-01-21 02:14:10 | 「いだてん」バンザイ\(^o^)/

大河ドラマ「いだてん」、またまた大当たり!

※ブログの記事をあれから、大幅加筆・訂正しました!

大河ドラマ「いだてん」私設応援団、

ただいまから結成いたします\(^o^)/

すべてのブログのお友達のみなさん!

映画会社・テレビ局・興行会社・・・

とにかくいろんな枠をとびこえて、

ぜひふるってこのプロジェクトにご参加ください!

 

「いだてん」超大ヒットをめざしてがんばるぞ!

 

中村屋~!!\(^o^)/\(^o^)/

 


さて、閑話休題。「いだてん」第3話をしっかり拝見しました!

なんと衣装のチーフが、「篤姫」で一緒に頑張った、斉藤隆くんになり、大感激!!(すみません、実名出しちゃって。でもテレビにクレジットされていましたからいいですね!)

道理で衣装も斬新かつかっこいい訳ですね!

とにかく、斉藤隆くんがいたら、現場は大ヒット間違いなしです!

彼は「篤姫」のとき担当していて、とっても楽しいムードメーカーで、かつ、パソコンの技術(ExcelやWordなど)も私に習って、メキメキ伸びた努力家です。

しかもイケメンのパパ!

それに、私に天皇陛下の即位の礼の時に着るお衣装(黄絽禅、こうろぜんといいます)を教えてくれた、博識で、お人柄も温厚で、たいへん親切なひとなのです。

隆くんは周囲からの信頼もたいへん厚い、素晴らしい人なのですね。「いだてん」は、彼のためにも是非大ヒットしてほしいですね


勘九郎さん、大河のキャストの皆様、一年間、隆くんと、衣装スタッフをどうぞよろしくお願いいたします



タイトルバックもはじめでみましたが、指揮は下野竜也さんで、「真田丸」からのご登場!音楽は大友良英さん!「あまちゃん」の大ヒットが記憶にあたらしいのでこちらも楽しみです!

ほかのキャストも大変魅力的ですね

特にすばらしいのは、やっぱり獅童さん扮するお兄ちゃん

ちゃきちゃきの「江戸」っ子で、歌舞伎役者である彼と勘九郎さんにあえて熊本弁をしゃべらせたり、農家の人間を演じさせて、その芝居のうまさを際立たせているのもすばらしいし、獅童さんが大熱演で、ますます彼のファンが増えてしまいそうです。

熊本のひとって(うちの前のオットの大もとの実家が熊本だったのですが)総じて実はテンションが高めで、いつも豪快に「わーっはっはっは、よかよか、こまか(=小さいの意味)こつばいわんと、ふとか(=大きく)どーんとかまえんとね!」と、笑っているイメージがつよいんですが、その熊本人のよさを、獅童さんがよくわかっていて、役作りがすごく細かくて素晴らしいですね!

また、ビートたけしさんの古今亭志ん生がやはり大ヒットですね

たけしさんの俳優としてのよさって、今まで正直あんまりワタシ、よくわからなかったですが、名人・志ん生師匠のとぼけっぽりや楽しいお人柄をよく活写していて、しかもちゃーんと、「ビートたけしの芸」になっているところがすごいです。

たけしさんって、どうしてもご自身の映画の暴力的な刑事やヤクザのイメージがつよかったから、あんまり好きになれなかったけれど、この志ん生役で一気に幅がひろがったかもしれませんね(^_-)-☆

天下の巨匠でもありますが、一俳優として、とても見事でいらっしゃって、朝の風景(池波志乃さんが、ご自身の家のことながら、すばらしい!キョンキョンもまたちょっとやつれた感じがあだっぽくていいですね!)が、ほんとに生き生きしていてすばらしいですね!

そして、役所広司さんの嘉納治五郎がまたまた大ヒット

昨年の「西郷どん」の渡辺謙さんの島津斉彬もすばらしかったですけど、ワタシ、初めて役所さんってかっこいいなぁ、素敵だなぁとときめいております。「関ケ原」の家康以来の大ヒットかも。とにかく、豪快で、やさしくて、知的な明治の知識人を見事に演じておられます。

東宝にあれだけいたくせに、ワタシ、あんまりそのときは役所さんの芝居って好きになれなくて・・・。たしかに「シャルウィダンス?」はよかったけど、なんかあんまり小市民なこせこせした役より、やっぱりこの人は「徳川家康」(1983年の大河ドラマ)でブレイクしたように、豪快で圧倒的な信長役のように、カリスマ性のある役のほうが似合う、とおもってましたから、今回の嘉納治五郎役は、とっても新鮮でいいですね!

金栗四三(勘九郎さん)に大いに影響を与える人物なので、役所さんくらいのカリスマ的な人が演じるととてもいいと思います。ちなみに、役所さんの素顔はビックリするほど、謙虚でやさしくて穏やかな方です(^_-)-☆そういう意味では大好きな方でもあります。

「いだてん」は演出の方(ごめんなさい、お名前がわからないけど、チーフディレクターの方がすばらしくセンスのいい方だと思います!)が圧倒的にすばらしいので、映像の美しさも図抜けているし、まさに4K時代にぴったりの傑作になりそうな予感。宮藤官九郎さんの脚本も実に緻密だし、笑いもふんだんにあるし、テンポが圧倒的にいいですね!これは新元号を迎えたら、いきなりの大ヒットになるかも!

そして、なんといっても胸をうつのが、勘九郎さん扮する主役のいだてん、こと金栗四三(かなくり・しそう)がすがすがしくて、どこか痛々しくて、いじらしくて、でもとってもチャーミングで、びっくりするほど不器用で、まっすぐな精神の持ち主であること!勘九郎さんご自身の実直さと優しさも見事にオーヴァーラップして、すばらしい演技。まさに勘九郎さんのためにあるようなお役で、見ていて涙がこぼれてしまいそう彼の代表作にまちがいなく、なりますね!

正直、おとうさまの十八代目勘三郎さんより、わたし、勘九郎さんのほうがずっとすごい役者になりそうな気がします。あれだけ見事な筋肉美を作り上げたストイックな努力も見事だし、時代物役者としての風格もきちんとあるし、でもお父様以来の愛嬌とかろやかさもしっかりそなえているし、なんといっても芝居が誠実でへんな虚飾がないのがすばらしい

これで勘九郎さんの大ファンがますます増えそうだし、舞台にまたもどっても、ますます彼は輝くだろうし・・。抜群の運動神経を誇りつつ、芝居をガンガンひっぱって、健康に気を付けてがんばってほしいですね!

綾瀬はるかさんも非常に美しくて、明治のマドンナを快演されていますね!自転車節の愛らしさは天下一品。また、笑顔で自転車を疾走させて、列車に乗った勘九郎さんを追う場面など、涙なくしては見られない名場面が続出。彼女と勘九郎さんの心の交流も、目が離せません!

勝地涼さんもすばらしいですね!なんとなく「亡国のイージス」のイメージが強いんですが、彼は。でも、非常に幅広い演技力の持ち主で、やはり明治の知識人としての知性をきちんと感じさせているのは立派です。毎週、勘九郎さんとのコンビも要注目!

そして、ジャニーズでめったに私はほめないんですが、生田斗真くんが美しくて、力感があって、品格があってすばらしい!「源氏物語」の映画を見て、彼のファンになりましたが、非常に気高いお役をやると、彼の右に出る者はなく、感動的ですね。これからの彼の活躍も楽しみです。

あと、宮崎美子さんがさすが熊本ご出身なので、熊本の母としての力強さとやさしさを見事に演じておられて・・・やっぱりクイズ王で終わるひとではないですね、彼女は(^_-)-☆

台風の目になりそうなのが、短い出番ながら、語りも見事に務めた、森山未來さん。セカチューからもう15年たって、こんなにすごい芝居ができるひとになろうとは思いませんでした。志ん生の若き日を見事に演じておられますし、たばこの吸い殻の扱いひとつとっても、やさぐれた感じがよく出ているし、噺もまたうまいですね!

噺、といえば、松尾スズキさんの落語もまた見事!なんでもできちゃう人っているんだなと感心するばかり。

これらのキャスティングの妙をうんだ、宮藤官九郎さんの脚本のすばらしさと、演出の圧倒的なセンスの良さにただただ脱帽です!

一年間、ほんとに楽しみ!\(^o^)/\(^o^)/

近現代の大河は当たらない、とよく言われますが、「いだてん」はそのジンクスを破ってしまって、超大ヒットとなりそうです!

ぜひぜひ、一年間、隆くんのためにも、応援してあげたいなと思うかつらぎでした!

(あー、一度隆くんたちに会いに行きたい!大河の現場、差し入れにいこうかな?^^)